村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

秋風はやや肌寒くなりにけり

2021-09-06 23:41:27 | 短歌・俳句の事

 源実朝
秋風は
やや肌寒くなりにけり
獨ヒトリやねなむ
ながきこの夜を

今日は寒かった
半袖で予約した美容院へ行ったが
寒かった
炭酸シャンプーはより寒そうなので
止めた

その他は用事がない
いやあった
予定では謡の稽古日であったが
お休みにした

朝8時におきる予定が
なかなか起きれない
お謡に行くか休むか考えた
喉がカラカラだし
雨が降ってるのか
体がだるいし
コロナも緊急事態宣言中ゆえに
心配だし
十月の予定だった謡の発表会は
春に伸びたと
おもいだした
そのとたん気分が弛んで
休むことに 決定
すぐ二度寝して
そのあとゆっくり起きて
朝ご飯
結構しあわせ


今月予定していた
立礼の茶事が
緊急事態宣言も伸びるようだし、
取止めになった
唯一のお茶らしい行事で
前々から楽しみにしていたのだが、延期だ
まあ楽しみは先にあるから
良しとするか

本棚のこの本 買ったがみてないかも

 

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夜半の秋

2021-09-06 00:56:42 | 茶の事

甲賀衆の
しのびの賭カケや
夜半の秋 
    蕪村

今日、本を読んでいて今まで
何となく疑問に思っていたことが
解消した
それは「真塗」とは何だということ

「真塗とは」と調べると
 ◎黒色の漆で塗ること。
 また、その塗り物。
とある

輪島の漆屋さんは
真塗とは塗立の事だ
という
また輪島塗の
これがほんとの真塗だと、
まだ蝋色仕立てをしていない中棗を
みたことがある
どうやらそれで私は
迷ってしまった らしい

でも
古い棗はみんな光っているし
そんなことあるのかな

ずっと思っていたが
今日、読んでいた本に書いてあった。
本は喫茶南方録註解

「真塗は
シンヌリとて
黒漆の蝋色塗をいう、
即ち薄塗に対して
真態正格の塗り方を言う」
と書いてあった
少し古い本ではあるが
薄塗があっての真塗ね。
黒漆の蝋色塗ね。
納得。

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