流れては妹背の山の中に落つる
吉野の川のよしや世の中
『古今集』読み人知らず
今日は謡の稽古
「弱法師ヨロボシ」をはじめる
今日のお稽古の中に
「妹背イモセの山の中に落つる。
吉野の川のよしや世と思いも果てぬ心かな」
と言う詞章があるは
古今集の上記の読み人知らずの
和歌を引いたもの。
何事もままならぬ世と諦めきれぬ心よ、の意。
と謡本に説明があった。
謡の予約には時間が早かったので、
ヨックモックで一人で昼食。
写真の
キッシュのランチをたのみ食べ始めたが、
食べ方が早い。
この調子だと
予約時間までには、
たくさん時間があまりそう。
塩気のある左下の小鉢。
サラダのドレッシングも味が濃いめ。
ワインに合いそうだと
思わず手を挙げて
グラスワインを頼んでしまった。
今まで一人でワインを飲んだ事はない、
初めてのことだ。
春の湖に足をひたひたするが如く。
美味しかった。
なんて変な感想。
ずっとお酒を口にしてないせいか、
すぐ酔っ払ってぽーっとしてきた。
顔も火照ってきたし、
マスクは最小限度しか外せない。
しわ沢山。シミいっぱい。
その上たるみもブルドッグなみ。
マスクは決して外すまい。