村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春ともしるく

2020-02-27 23:22:53 | 村雨庵 稽古 
 大伴家持オオトモノヤカモチ
うち靡ナビく
春ともしるく
うぐひすは
植木の木間コマを
鳴きわたらなむ

「春ともしるく」の
「しるく」は
著シルくと書く
著しいと言う意味で
はっきりしてること
はっきりくっきり春が来た

鶯が木の間を鳴き渡っているのを見ると
待ち望んだ春が
いよいよやって来たのだ
間違いないね

自分は解釈

二月のお稽古も今日が最終
今日は村雨庵木曜稽古
濃茶はいつも
三名分を練る稽古をしているが
昨日からは各服点カクフクダテ
お一人様ずつの
濃茶を練る稽古にした
会得するまで案外難しいはず
二月は大炉に逆勝手や八炉の稽古
頭を使う点前ばかりだ


写真は
押し絵の猫とねずみ
十二年前に頂いた
ネズミ年の押し絵だ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする