村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

たんぽぽのわすれ花

2020-02-01 23:28:54 | 茶の事
たんぽぽのわすれ花あり路の霜 蕪村

明治時代に
外来種の西洋タンポポが入ってきたが
在来種の日本タンポポは
鼓草ツヅミグサとも

蕪村の俳句にもこうして登場
英語ではダンデライオン
漢字では蒲公英タンポポ


今日は大炉を開く予定
本勝手の炉を塞ぐ
後炭所望に使った焙烙ホウロクを終う

炉の大きさは
昔は色々あり
決まっておらず
利休の頃より一尺四寸となり
大炉は宗旦が
一尺八寸四方と定めた
と言われる

大炉は
玄々斎が
1849嘉永二年に
知恩院門跡尊超法親王(華頂宮)を
迎えて献茶の折
茶室咄々斎の暖のために
隣の六畳間に大炉を切られ、
薄茶もここで行われた
とネットにあった

以前 先生から
この六畳を待合にし
暖房の為大炉にした
のだと聞いた

「大炉は一尺八寸四方
四畳半左切が本法なり
但し、六畳の席よろし」
二月に限り開き
炉縁は北山杉木地丸太、
炉壇は聚楽土に
墨を混ぜた鼠土で
灰色に仕上げます


写真は母貝バイモ
もう芽を出している
それもけっこう伸びて
暖冬なのだ
コメント
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