村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

とめこかし

2020-02-12 23:52:45 | 村雨庵 稽古 
今日は村雨庵水曜稽古
毎年一月か二月頃に
いつもかける

筆者は
一条内基イチジョウウチモト
戦国時代後期から
江戸時代初期にかけての公卿。
関白・一条房通の次男。
官位は従一位・関白、左大臣。
一条家13代当主。
号は自浄心院・翫月ガンゲツなど。
一字名は杏。
本能寺の変が起きた時の
関白でもある。
(ウイキペディアヨリ)


新古今集の歌切れ 
二月雪落衣

二月雪落衣コロモニオツといふことを
よみ侍ハベリける

康資王母ヤススケオウノハハ
むめちらす
風もこえてや
ふきつらん
かほれる雪の
そてにみたるゝ

題しらす         
西行法師
とめこかし
むめさかりなる
わかやとを
うときも人は
おりにこそよれ

とめこかし=尋ねてきてね

百首哥たてまつりしに春哥ハルウタ
式子内親王
なかめつる
けふはむかしに
なりぬとも
のきはのむめは
われをわするな

土御門ツキミカド内大臣の家に
梅香留袖ウメノカソデニトドメルといふ事を
よみ侍けるに
藤原有家朝臣
ちりぬれは
にほひはかりをむめの花
ありとや袖に
春風のふく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする