村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

段取真剣後始末

2016-08-03 02:28:32 | 茶の事
月に一度の茶の稽古
始めに先生は花を活けられ
ことばの斉唱
黙祷
利休百首
その後季節の茶趣や
行事のお話しをされる

毎週二日間の私の教室は
風炉をふたつ
灰を整え
茶室の掃除をし
種火をつけて
軸を掛け
花をいれる
種火を風炉に入れ
釜を掛ける
最後に畳を拭き
香を焚く
ここまで
時間は1時間半

お弟子が来れば
畳を拭き
手を清めてから
床の軸
花入をご覧
挨拶をして
水屋へ

炭手前の支度
茶入に濃茶
薄茶器に薄茶
棚に水指と薄器を荘リ
薬缶と片口に水を入れ
茶巾を添える
建水
茶碗を仕込んむ
菓子の用意

挨拶をして
炭手前を始める

次からのお弟子は菓子や
茶器に茶を用意して
点前を稽古する
その日の最後は
お弟子が片付ける
釜を清め
その湯で使った陶器類を湯通し
茶巾を洗って干す
茶筅をブラシで掃除
茶筅直しに入れる
水瓶 茶巾盥 茶碗洗いの
桶を清めて空にする
簀の子を外し
流しを清め
簀の子を立てて乾かす
風炉の火を取り
茶器の茶を茶溜にもどす
菓子はきちんとしておく
花は花溜に入れ水を落としておくと
稽古の始末は終わり

誰でも点前する時間を
まずは重要に思うが
その他の水屋仕事
支度や片付けを
迷いなくすることが
より重要


段取り
真剣
後始末




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