村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

藤原行成の書 その流行と伝称

2016-08-27 21:40:10 | 美術館・博物館
昨日の続きだが
いつもよりたくさん歩いて
疲れた
写真は平成館のロビーで買った
織部饅頭と珈琲


西洋美術館の後は東京国立博物館
観たいものがある
藤原行成の書だ
トーハクのホームページには
下記のように書いてある




本館特別第一室にて開催

2016/08/23 ~ 2016/10/02

藤原行成(ふじわらのこうぜい、972~1027)は
平安時代中期の貴族で、能書(のうしょ)として知られ、
小野道風、藤原佐理とともに「三跡」と称されています。
中国から伝わった書を
もとに発展した日本風の書である
和様(わよう)の書は、
行成の活躍した時期に完成しました。
その後、鳥羽天皇(1103~56)の時代まで、
みな行成に倣って書いていたと言われるほど、
行成の書風は流行しました。
また、行成の子孫は代々、
宮廷の書役として活躍し、
平安時代から鎌倉時代の
和様の書の中心的役割を担っていました。
後に世尊寺(せそんじ)流と
呼ばれるその一系の書流の祖としても、
行成は尊重されてきました。

今回の特集では、
まず、藤原行成の真跡(しんせき/真筆(しんぴつ)、直筆(じきひつ))をご堪能いただきます。
国宝「白氏詩巻(はくししかん)」には、
行成の子孫である藤原定信(1088~1154~?)が
これを行成の書と鑑定した跋語(ばつご)があり、
確実な、そして代表的な作品です。
また、重要文化財「書状」(個人蔵)には、
尊円親王(そんえんしんのう)が行成の書を
褒め称える添状(そえじょう)が附属しており、
行成の書が愛好されてきた歴史がうかがえます。

次に、行成の書風をよく真似ている作品をご覧いただきます。
国宝「延喜式(えんぎしき)」は、
平安時代に行成の書がいかに人気を博したかを物語るものです。
そして、「升色紙(ますしきし)」などの古筆切(こひつぎれ)は、
その流麗な仮名が
「行成の書であってほしい」という望みをこめて
行成筆と伝称されてきました。

藤原行成の書がどれほど流行し、
尊重されてきたのかを、
数々の作品からご紹介します。

担当研究員の一言

藤原行成の真跡とともに、伝藤原行成筆の古筆切をご堪能ください。/恵美千鶴子

展示作品リストへ
主な出品作品
*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
国宝 白氏詩巻 藤原行成筆 平安時代・寛仁2年(1018)
国宝 延喜式 巻三十六 平安時代・11世紀
重要文化財 書状 平安時代・寛仁4年(1020) 個人蔵
重要文化財 藤原師通願文 平安時代・寛治2年(1088) 個人蔵



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世界文化遺産 国立西洋美術館

2016-08-27 01:32:14 | 美術館・博物館
世界文化遺産になった
上野の国立西洋美術館へ
久しぶりにkeikoちゃんと出かける

開催中の展覧会
[企画展示室]
聖なるもの、俗なるもの
 メッケネムとドイツ初期銅版画
とのことであまり興味なし

今回は
西洋絵画の巨星が並ぶ
常設展で芸術鑑賞
まして
65歳以上は無料だった

昼は睡蓮にて食事
ランチコース
スープ、サラダ、パン
メイン料理
アイスクリームに飲み物
肉や魚を普段は殆ど食べない
で今日はサーロインステーキ
まあ食べられた
これで1674円
重ねて嬉しい




外は
猛烈な暑さだが
日陰を選んで
このあとは
東京国立博物館へ向った



写真はご存じピカソ
パブロ・ピカソ
1881年10月25日 - 1973年4月8日、
スペインに生まれ、
フランスで制作活動
ジョルジュ・ブラックとともに、
キュビスムの創始者として知られる。

生涯におよそ
1万3500点の油絵と素描、
10万点の版画、
3万4000点の挿絵、
300点の彫刻と陶器を制作、
最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。とウィキペディア



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