村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

藤原実定サネサダ

2016-08-08 23:28:54 | お勉強
武野紹鴎は、
定家の「小倉色紙」を
初めて茶席に掛けたが
藤原定家の
『詠歌大概』が
わび茶の理念と合致することに
紹鴎が感銘したゆえに だとのこと 

その歌は81番
ほととぎす 
鳴きつる方を 
眺むれば   
ただ有明の 
月ぞ残れる

後徳大寺左大臣ゴトクダイジサダイジン  
本名は藤原実定サネサダ
1139~1191
藤原定家のいとこ

百人一首の
百首をスラスラと言えるほど覚えられたら
それを歌った百人をはっきりと知り得たら
良いのだがと昔から
思ってはいるが
思っているだけ


月に一度の研究会
お菓子はいつもサカチカさんが
作ってくれるのだが
今月は森金さんの作品
薄桃色のういろう製の菊
中は黄身餡である
お菓子はそれともう一種
半月型の葛入リ羹

お勉強は頭を使う
甘いものは欠かせないが
過剰になりがち
注意 注意


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コメント
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