村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

桜狩り 雨は降り来ぬ

2015-04-08 23:56:27 | 村雨庵 稽古 
今日は花まつり
釈迦生誕日
今日の稽古に
拈華微笑を掛けようかと思った

雨が降っている
それに凄く寒い

掛物を変えた

今日の掛物は
裏千家9代父不見斎に茶道を習ったとある
藤波季忠の桜の自画賛


藤波季忠 ふじなみ-すえただ

1739-1813 江戸時代中期-後期の公卿(くぎょう),茶人。
元文4年1月26日生まれ。
冷泉宗家の次男。
藤波和忠の養子となり,神宮祭主をつぐ。
神祇大副,正二位。9代千宗室(不見斎)に茶道をまなぶ。
絵画にもすぐれた。
文化10年2月15日死去。75歳。号は水竹主人。
《コトバンクより》

賛は



桜狩
雨は降りきぬ
同じくは
濡るとも花の
陰にかくれむ

絵は



お公家様が袖をかざして雨を避けている
色白の美しいお顔だ
その後ろには正面を向いているお付きの方
お付きの方は色白ではない
落款は
正二位季忠七十三歳画並書


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コメント
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