村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

君がため

2012-03-23 23:36:15 | 茶の事
木曜稽古の時
点前の挨拶のあと利休百首と
ひいろんさんとotakeさんは百人一首から
一首とりあげその歌の意味と作者の解説を読む
二人の本の筆者が違うので勉強になるのだ

昨日の木曜稽古で読んだのは
(百人一首15番)光孝天皇

君がため 
春の野に出でて 
若菜摘む
我が衣手に 
雪は降りつつ
  

光孝天皇は平安初期の58代天皇
幼少から聡明で
仁和の帝・小松の帝とも呼ばれ
光源氏のモデルだともいわれたようだ


二人とも本を読むのが実に上手である
ボランティアで本の読み聞かせというか
朗読の様な事をしているからか
聞いていて気分が良く
いつまでも聞いていたくなる
百人一首の講義を聞く
短い時間だが
私のため
私にとっての
贅沢な時間である



茶の湯・茶道ランキング

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする