村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

『見努世友』と『藻塩草』

2012-03-19 23:26:01 | 美術館・博物館
昨日の茶事であちこち体が痛い
年々動きが鈍く重い
ご正客は丹波のご出身にて
花入は丹波の陶芸家 山城建司ヤマシロタテシをつかった
花は貝母と胡蝶わびすけ
青磁の五徳で花を止めた

亭主はさかちかさん
写真は茶事が終わって撮った
お客様を玄関でお見送りをし戻ると必ず
亭主は水屋や半東に茶を点てる
その余力をとっておかないとならない
亭主は体力も勿論、
最後まで亭主ているという覚悟も必要だ



待合に雪洞を灯し掛け軸は鈴木松僊の立ち雛
雛の軸 2010.3.3に写真あり

本席は風早実種 2011.3.16に写真を乗せてある
右上の検索に
風早 このブログ内で検索すると写真が出て来る


今日は月曜日
出光美術館での特別講座に申し込みをしてある
10時半から始まるので松風庵さまと10時に待ち合わせ
そうそう寝坊もしてられない

古筆手鑑-国宝 『見努世友』と『藻塩草』特別講座
「古筆手鑑を楽しむ」
-様々な手鑑の見所と楽しみ方

『藻塩草』は
古筆家が自家の鑑定の基準に1847年に十代了伴が制作したものゆえ
手鑑なれど極札は付いていない
明治29年に十三代了信が井上侯爵家へ譲り渡したとある
その譲り状も出ていた
手鑑には貼る順番がだいたい決まっており
『見努世友』表には勅筆、親王、公卿、歌道家、武家、女性
裏には 経切、歌・書の名人、世尊寺家、門跡、僧
『藻塩草』表には勅筆、親王、公卿、歌道家(神官)
裏には 経切、歌・書の名人、世尊寺家、門跡、僧、武家、女性
ふたつは兄弟手鑑と言われるだけあり
武家と女性だけ配列が違う
講師の先生は裏の方を開いてあります
人気の平安時代の古筆があるからと
裏の方が良いのだと
講義を聞きもう一度ぐるりと拝見にまわる

古筆は三年くらい勉強をしているのだが・・・

難しい


茶の湯・茶道ランキング


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする