村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

火鎮ヒシズメ

2011-06-09 23:53:59 | 茶事 茶会 
茶会へ行く

会員ではないので本来は午後なのだが、知り合いが薄茶席を持たれ午前中に入った

受付を済ますと
番号を呼ばれるまで待つ
その間
ハイビスカスの飲み物とアイスクリームを頂く

掛け物は御三卿のひとり
田安三玄斉の自画賛
三玄斎は玄々斎のお弟子
お能の氷室の小道具
薄氷の画

賛は
かしこきは
君の
氷水ヒズもて
火鎮ヒヲシズメ

古染付に釣鐘鉄線とりょうぶ

古今集の写本がかざってある
江戸時代のだが

番号を呼ばれる
20名にて濃茶席の待合へ
軸は光悦の色紙
寛永の三筆のその文字は太く細く自在に動く
光悦とその名を聞くだけで胸の中に溢れる思いがある

菓子が出るが
見覚えがある
おととい赤坂の塩野で見たばかりのお菓子だ
唐傘の形をしている
面白いモチロン美味し

今年の二月からお庭を通り奥のお部屋を使うようになったとか
初めて入るお席は興味津々で嬉しい


茶会が早く済み時間がまだ少しある
招待券がある根津美術館へタクシーで移動し
着いたら展示を観る前に庭のお洒落なお店でケーキセットを注文
まず一休みし
その後にサッと展示を拝見した

骨董通りを歩き
もりたで夏帯を買った
今朝和ダンスを開けたとき、夏帯が欲しいと思ったばかり
願えば叶うか
叶わせかのか

表参道でお茶
最後まで一緒は
想望庵様と
早苗chan
マンゴーのパフェと珈琲
マンゴーのは三人で分けてちょうど良い
量も値段も
2500円だから


一日は早い

好事無しに如かず

特別な事はなくとも
分に合った
ささやかな茶を続けて行けばそれで良い



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