村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

白鷺は涼しい

2011-06-06 23:40:55 | 香道のこと
葦の影にすっくと立つ白鷺の姿は
凛々しい
その真直ぐ視線を向けた面ざしは恐いくらいだ

一瞬をとらえた緊張感のきびしさか
見ているだけでも 
涼しい

作者は 川端玉章
天保13年京都高倉で生まれ大正2年東京にて亡くなる1842~1913
丸山派を中島来章に学び慶応2年江戸にて高橋由一に洋画を習った
明治42年川端画学校を設立
精緻な花鳥山水図を得意とした


午後には香の講義を受ける
すこし古事記などから日本の神様のお話しを伺う
難しい神様のお名前はさっぱり読めないが先生のお話しは面白かった
 
夜は又いつもの香道のお稽古
以前は畳の部屋であったが、最近は会議室のようなところが教室
毛氈を敷き座ってするのだが私めは座れずテーブルで立礼
出来あがった香炉に銀葉をのせ
香を焚く
今日はマナバンを焚いた
互いに聞きあうのが楽しみである



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コメント
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