村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

みそぎぞ夏のしるしなりける

2011-06-27 23:19:40 | お勉強
床の間には歌切れが掛っていた
筆者は下田屋宗柳
江戸前期の連歌師。
等恵にまなび,古今伝授をうけ,堺の連歌壇で活躍。
別号は蘆竹斎。

宗柳筆の小倉百人一首が四首

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
 権中納言定家(97番) 

風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける
 従二位家隆(98番) 

人もをし人も恨めしあぢきなく世を思ふ故にもの思ふ身は
 後鳥羽院(99番) 

百敷や古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり
  順徳院(100番) 


今日の研究会は高麗物
熊川茶碗、雨漏茶碗、堅手茶碗
講義を終えたS先生に大きな拍手がおきた
七月と八月は夏休み
九月までお元気で
先生




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コメント (2)
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