村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

夏の構え

2011-06-25 23:08:38 | 紫廼茶話会
今日は七事式の稽古に出かける

且坐
茶通箱花月
濃茶付貴人清次花月

掛物は江戸中期の俳諧師
三浦樗良ミウラチョラの短冊
深山木のたふるる音や閑古鳥 

道具畳には簾の風炉先
八角鬼面 付の時代の風炉
長野烈作の筒釜
淡々斉好み溜精棚にガレの水指
炭斗は円能斎好みの蛍篭
香合は一位の団扇
茶碗は雨漏茶碗を使った
水無月の茶である

溜精棚は溜精軒の下地窓から摸した
裏千家の溜精軒は
風炉先の下地窓が柄杓の柄を使ってあり「杓の柄窓」と言う
寒雲亭と大水屋との間にある六畳である
玄々斎の好みで、逆勝手出炉、 除夜釜だけの使用するのであるが

ガレは御存じエミール・ガレ
アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家である
花や植物などのモチーフが
茶に合う

いずれも
夏の構えだ


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コメント
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