村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶陶の道・出光へ東博は平家納経・石山切が次々・・・

2010-11-26 23:34:16 | 美術館・博物館
ホントは料理教室の日
逗子夫人と里庵様とお稽古にみえるはずが
私めの一方的な都合で取りやめた
もったいないから、済美と美術館でも行かないかと昨日誘い
着物を着て新橋に11時集合
初めは済美をちょっと覗こうと思ったが
先生の都合や三人で入れないかとか
手土産はどうしようか等
あれこれ考えると、挫けてしまった
ええぃ 取りやめだ 
結局行かずに
お昼を食べる事にした
時間は11時少し過ぎ、センタービルの42階で食事をして
のんびり、ゆっくり何と言う事ないおしゃべりした
三人だから出光美術館へタクシーで行こう
現在の展覧会は12月23日まで
茶陶の道 -天目と呉州赤絵

安宅コレクションの油滴天目はもちろん良かった
伝来は
秀次-西本願寺-北三井家-若狭酒井家-安宅コレクション

現在は大阪市東洋陶磁美術館所蔵で国宝「油滴天目」12月5日までの特別出品だ
天目台が三つ、仕覆が二つ、箱も並び 嬉しい
他に天目と一緒に天目台がいくつも出た
茶入や茶壷 唐物が並ぶ 唐物の釉薬を確認
呉州は歩きながら眺めるだけで十分

次は東博へ行くのだから
里庵様が東博はパスだという
まだまだエネルギー十分の
二人で上野 東京国立博物館へ
お顔も気持ちも美しい逗子夫人の写真

まず本館のロッカーに手荷物を皆いれて平成館へ
今 光明皇后1250年御遠忌記念
東大寺大仏 天平の至宝を12月12日まで開催
すっごく好きというわけではないが 
仏教美術も見ておかないと 基本だから
国宝の賢愚経 巻第十五(大聖武)を
眼裏に留めたまま
天平の古裂、最後に
重文の五劫思惟阿弥陀如来坐像
案外空いている 駆け足で見る それが疲れない方法だ
さらっと見て本館へ回る
たまたま通った本館16室には
田中親美の平家納経が
次つぎとガラスケースに並ぶ
その美麗さに動けず
三段の平家納経経箱もある
11月28日までだ
そして
2階の3室には石山切れが六幅も並ぶ
平家納経とこの石山切れ
またいつもの4室の茶の美術

これらを見たので
心から満足して5時に東博を出る

興奮したので疲れはないが
足袋をはいている足は痛い
出光で帰った里庵さま 別の日に行かれよ

やはり私は東博が一番好きだ



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コメント
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