村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

いにしえの恋人

2010-11-04 23:27:27 | 茶事 茶会 
予報は晴れだというのに何となく曇っている今日は
好日会の茶会である
稽古で御一緒の方が薄茶席をもたれたので六名で伺う
紫兎先生と想望庵様とながたん姫とつかちゃんと田やさん
道場へは毎月ゼミで行き慣れているのだが
待ち合わせの場所で摺れ違ってしまった
紫先生は早くお越しで受付へすでにお待ち、
他は外で待っていたりして失礼してしまった
知ってはいても
待ち合わせの場所は細かく指定しないと
次は気をつけよう
茶会は華やかで楽しい
道具は勿論すこぶる良い
濃茶席は御存じ大橋茶寮御主人
八田円斎作の仁清写しの藤の茶壷
軸は玄々斉の通仙
水指は南蛮簾
茶入は吹上文琳
宗旦の茶杓
光悦の赤楽
薄茶席も
お家元の軸に
庸軒の竹花入
仁清の水指
茶杓は玄々斉で銘を披暦
茶碗は永楽と
満足だ

良い道具ならば
ちら見でも
また遠くからでも
拝見出来て嬉しい
時代の道具には何かが宿っているのだろうか
いにしえの恋人に会うかのように心が動く

写真は昨日の茶会の帰りに飲んだ珈琲
いにしえの恋人に会えるとの予言だったか
まさか


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コメント
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