新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「光る君へ」 若き公達たち

2024年05月15日 | テレビ番組
道長は右大臣になりました。何かと気疲れの多いことが続きます。
「関白」は陣定(じんのさだめ=公卿の会議)に出られません。道長は公卿たちの意見をしっかり聞くためにも右大臣・内覧のままでいたいと天皇にも明言します。
「今までの関白とは異なる道を歩みたい」という道長の思いを、天皇はしっかり受け止め好ましく思ったようです。この頃の道長は、まだしっかりクリーンでした。

ある日、除目をめぐって若き4人の公達はそれぞれの思いを述べます。
公仁(町田啓太)は、北家のパワーバランスが道長に移ったことで出世レースを降り「漢詩や和歌の世界で生きる。参議のままでいい」と達観しています。
藤原斉信(金田哲)は現在の蔵人頭から参議に上げて欲しいと頼みますが、道長のもう一人の妻・明子の兄の源俊賢(本田大輔)を参議にと考えています。道隆の死によって、道長の方にすり寄ってきましたが、その能力は道長も認めるところでした。
公任は、藤原行成(渡辺大知)の書の能力で女性から公家の裏情報を得て道長の政治に生かすことを進言します。行成は後に蔵人頭に抜擢されます。
こうして道長のブレーンが固められていきます。この四人は、後に「一条朝四納言」として道長に仕えることが、NHKのキャストにも紹介されています。
ちなみに、道長の時代は左大臣、右大臣、内大臣、大納言、権大納言、中納言、権中納言、参議など約20人ほどとか。

この日の放送の一番の明るい話題。ある日、突然にまひろの父・為時が叙爵されました。10年も捨て置かれたのに、なんと「従五位下」です!
五位になったから、これで「貴族」の仲間入りです。国司になる権利も得ました。これが来週の伏線になるはずです。

「藤原」「源」と同じ姓がたくさん出てきます。官位も複雑ですが、少しでもわかるとドラマがより楽しくなります。
  
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種をばら蒔いていたので、ニゲラの花があちこちで開花しました。

怪獣みたいな名前だし、細裂した葉は刺々しくて心に馴染みません。でもブルーのグラデーションは気に入っています。 




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