新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

第15回「青天を衝け」・・・ 朝廷 < 幕府 < 一橋 < 平岡

2021年05月25日 | テレビ番組
栄一はその意欲と気質と能力を平岡円四郎に見い出され、喜作と共に慶喜に仕えることになりました。一橋家臣の誕生で初めての俸給も手にします。

情報を得るべく入り込んだ薩摩藩では西郷隆盛との出会いもありました。

栄一と豚のすき焼きを囲みながら、西郷の『平岡殿も一を聞いて十を知る男じゃ』
『先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる』
『人間は往々にして非業の最期を遂げてしまうのじゃ』の切ない言葉が来週に続きます。
これだけの伏線が出てくれば、来週は「恩人暗殺」の予告の通り辛い場面が待っているはずです。

大久保一蔵(利通)いわく『天下の権は朝廷に有るべくして有らず幕府にあり、幕府に有るべくして有らず一橋に有り、一橋に有るべくして有らず平岡に有り』と。今度の一蔵はちょっとこわい・・・。

栄一は農民出身でありながら円四郎の指示をよく理解し、着実に遂行し、更に慶喜配下に兵隊の必要を感じ兵を募ることを進言し、そのために江戸出張を命ぜられます。

平岡円四郎は本の中のイメージと違ってべらんめぇ調で少し戸惑いを覚えましたが、懐の深いなかなか魅力的な人物であるところは変わりません。

慶喜に禁裏御守衛総督の役目をさらわれ島津久光の反目も始まりますが、久光は薩摩に帰り次なる出番を待ちます。
華丸さんの西郷はイメージにピッタリで、内面性もうまく出ていると思います。
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