新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

くるみ柚餅子、完成しました!

2020年03月02日 | くらし
昨年12月くるみ柚餅子を作り、てるてる坊主状態でひと月乾燥させました。

ひと月後にそっと包みを解くと、なんとコチコチに固くなって、包丁を入れてもすーっと切れずに醜く割れてしまいました。イメージとは程遠く...。
洗濯物みたいに毎日干して取り入れて、と結構かわいがってきたのですが期待し過ぎたようです。ちゃんとレシピ通りに作ったつもりですが....。箸にも棒にもかからない柚餅子でも捨てがたくて、行き先はなんとなく冷蔵庫へ。

チルドケースの片隅で捨て置かれた柚餅子でしたが、茶碗蒸しを作りながら柚餅子を入れてみたらと思いつきました。ひょっとして硬い柚餅子でも熱と水分で柔らかくなるかも。ナイスアイディアかも。
すると今度は抵抗なく包丁が入り、ちょうどカラスミをスライスする感じです。これならいけるとばかりに茶わん蒸しと酒の肴にしました。

冷蔵庫内ではむしろ乾燥が進み、もっと固くなることを想像していたので驚きました。なぜ柔らかくなったのか理由はわかりません。嬉しい期待はずれに、捨てないでよかったーと柚餅子に感謝しました。

夫はぱっと見てカラスミかと思ったそうです。口に入れてもカラスミの様な歯ごたえで、味も日本酒にぴったりです。茶わん蒸しも柚子の皮のほろ苦さが味を引き締めました。  
味噌と砂糖とくるみと皮が一体化してやはり珍味の部類かな。あと4個残っているので楽しみ!
作ったときのレシピには「和菓子に変身」するとありましたが、う~ん😔和菓子とは呼びがたいです。

輪島の丸柚餅子は1個で2000円もします。年末の柚子の時期にはもう少し大きめの柚で作ろうと今から期待しています。
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