goo blog サービス終了のお知らせ 

新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

沖縄の旅③ 美ら海へ

2013年02月22日 | 国内旅行記

美ら(ちゅら)とは「美しい」「きれい」「清らか」という意味です。定期観光バスに乗り、美ら海を目指して沖縄自動車道を2時間走ってまず古宇利島(こうりしま)へ。サンゴ礁の海は、青のグラデーションを陽光にさらして透き通り、「美ら」という表現がピッタリの、まさにイメージ通りの海でした。

Img_1341

離島・古宇利島に架けられた古宇利大橋は約2キロ、8年前に開通しています。屋我地島(やがじしま)を抜けてこの橋にさしかかった途端、パッと青く開けた視界に歓声が上がりました。

Img_1345_4Img_1344_2


本部(もとぶ)半島の今帰仁村(なきじんそん)へ。ここに世界遺産の 今帰仁城跡 があります。14世紀ごろ沖縄の北部を支配した北山王は、この今帰仁城(なきじんぐすく)を拠点に中国と貿易をしていました。緻密に堅牢に積み上げられた石の城壁がその勢力をしのばせます。日本にはこのような城を取り巻く城壁は見かけません。
下は、少しいびつになりましたが合成写真です。

Img_1339_5

Img_1348_5Img_1349


次に向かったのが 海洋博公園。沖縄国際海洋博覧会を記念して、その跡地に昭和51年に設置された国営公園です。

 

公園はテーマを持つ3つのエリアに分かれていますが、その中でも  沖縄美ら海水族館 は圧巻です。巨大水槽のアクリルパネルの厚さは60センチ! 高さ8.2m、 幅22.5m。記憶にある水族館のイメージを覆す、まるで海中の宮殿です。海の中で一緒に泳いでいるような錯覚さえおこします。

Img_1395_4

Img_1398Img_1404

Img_1376_4Img_1388

Img_1386Img_1372_2


3時間のフリータイムでしたが、それでも時間を気にしながら回りました。ここは、一日かけてゆっくり家族で訪れるべきところだと思います。

コメント (5)

沖縄の旅② 郷土料理

2013年02月22日 | 国内旅行記

若者用の旅雑誌を持って歩くのはちょっと気が引けましたが、グルメとショッピングの情報が満載だったので活用しました。かなりの重さです。

首里城に行く途中にある 琉球茶房「あしびうなぅ」。年季の入った建物も味も雰囲気も「これぞ沖縄」と、どっぷりと浸ることができました。庭に向かって自然を愛でながら食事をします。気が付いたら、門まで長ーーーい行列ができていました。かなり有名なお店のようです。12時前に入って正解でした。

Img_1267Img_1252


左: あぐー生姜焼き。  右: 島豆腐を使ったゴーヤーチャンプルー。生絞り豆腐を使うので形が崩れず、水っぽくもありません。本場のゴーヤーチャンプルーに感動です。ビールは沖縄定番のオリオンビールを。さっぱりしていてこの季節にもぴったりです。沖縄では「ゴーヤ」でなく「ゴーヤー」と伸ばす発音だそうです。

Img_1260Img_1259


この庭で珍しかったのが軒下を這うツル性の植物。赤と緑の細長い気根を三つ編みにして「暖簾」を作っている工夫が微笑ましくて。植物名はブドウ科のキッスス・シキオイデス。熱帯アメリカ原産。
写真左の赤い気根を編みこむと 右の写真のようになります。

Img_1265Img_1263


沖縄は牛肉もオススメと聞いていたのでサムズマウイのお店へ。目の前でパフォーマンスをしながら焼いてくれますアメリカ人が多かったのでヘンな予感がしましたが、案の定サーロインと言えどもちょっと硬かったかな・・・。

Img_1330


沖縄家庭料理 「くんち家」。店内に沖縄の古い家屋を再現してあります。「オバァやオカァが作ってくれたあの味」が売り物。

Img_1429


左: ミミガーの和え物。豚の耳で食感もよくてさっぱりとおいしいです。
右: てびち煮つけ。豚足をとろけるほど軟らかく煮込んでいます。

Img_1423Img_1424


左: 軟骨ソーキそば。トロトロに煮込んだソーキとさっぱりした出し汁が美味
右: コーレーグース。沖縄の調味料で 島唐辛子+泡盛+ヨモギ を2週間寝かせたものでソバに入れて食べます。超辛

Img_1425_2Img_1426


行く先々で、紫芋味、サトウキビ味、パイナップル味、シークァーサー味、マンゴー味のソフトクリームとシャーベット。ぜーーんぶ食べました。

パイナップルジュースはしぼりたてで新鮮だし、珍しかったのが サトウキビのジュース。ちょっと甘ったるいけどサトウキビの味に懐かしさを覚えました。


沖縄美ら海水族館の4F、東シナ海を一望できるオーシャンビューのレストラン「イノー」のランチがナイス!沖縄の食材を生かしたランチバイキングです。国立の水族館だけあってお値段も安い1470円!なんとシニア割引があるのです。


ひめゆりの塔の近くの食堂で食べた定番のランチ。これがなかなかの美味でした。家庭料理は周辺の町がおいしいようです。沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」にソーキそばがついています。主食が2個も??? 海ブドウのプチュッとした感触もなかなか新鮮です。比嘉酒造の泡盛 「海人(うみんちゅ)」は12度でとても飲みやすかったです。

Img_1444


空港で食べた最後の夕食はゴーヤーとスパムの炒め物、ミミガーの炒め物。うーん、これはビルディングの味かな、家庭の味とはちょっと違っていました。沖縄では食材を使いこなした家庭の味、おばぁの味を楽しみたいものです。
店内の壁には著名人、芸能人の色紙がずらーり!忙しくて時間のない人たちはこれでも「おいしい!」と食べたに違いない・・・、時間がないのですいている店を選んだのかな・・・と、最後にいろいろ詮索してしまいました。

コメント (4)