若者用の旅雑誌を持って歩くのはちょっと気が引けましたが、グルメとショッピングの情報が満載だったので活用しました。かなりの重さです。
首里城に行く途中にある 琉球茶房「あしびうなぅ」。年季の入った建物も味も雰囲気も「これぞ沖縄」と、どっぷりと浸ることができました。庭に向かって自然を愛でながら食事をします。気が付いたら、門まで長ーーーい行列ができていました。かなり有名なお店のようです。12時前に入って正解でした。


左: あぐー生姜焼き。 右: 島豆腐を使ったゴーヤーチャンプルー。生絞り豆腐を使うので形が崩れず、水っぽくもありません。本場のゴーヤーチャンプルーに感動です。ビールは沖縄定番のオリオンビールを。さっぱりしていてこの季節にもぴったりです。沖縄では「ゴーヤ」でなく「ゴーヤー」と伸ばす発音だそうです。


この庭で珍しかったのが軒下を這うツル性の植物。赤と緑の細長い気根を三つ編みにして「暖簾」を作っている工夫が微笑ましくて。植物名はブドウ科のキッスス・シキオイデス。熱帯アメリカ原産。
写真左の赤い気根を編みこむと 右の写真のようになります。


沖縄は牛肉もオススメと聞いていたのでサムズマウイのお店へ。目の前でパフォーマンスをしながら焼いてくれます。アメリカ人が多かったのでヘンな予感がしましたが、案の定サーロインと言えどもちょっと硬かったかな・・・。

沖縄家庭料理 「くんち家」。店内に沖縄の古い家屋を再現してあります。「オバァやオカァが作ってくれたあの味」が売り物。

左: ミミガーの和え物。豚の耳で食感もよくてさっぱりとおいしいです。
右: てびち煮つけ。豚足をとろけるほど軟らかく煮込んでいます。


左: 軟骨ソーキそば。トロトロに煮込んだソーキとさっぱりした出し汁が美味
右: コーレーグース。沖縄の調味料で 島唐辛子+泡盛+ヨモギ を2週間寝かせたものでソバに入れて食べます。超辛


行く先々で、紫芋味、サトウキビ味、パイナップル味、シークァーサー味、マンゴー味のソフトクリームとシャーベット。ぜーーんぶ食べました。
パイナップルジュースはしぼりたてで新鮮だし、珍しかったのが サトウキビのジュース。ちょっと甘ったるいけどサトウキビの味に懐かしさを覚えました。
沖縄美ら海水族館の4F、東シナ海を一望できるオーシャンビューのレストラン「イノー」のランチがナイス!沖縄の食材を生かしたランチバイキングです。国立の水族館だけあってお値段も安い1470円!なんとシニア割引があるのです。
ひめゆりの塔の近くの食堂で食べた定番のランチ。これがなかなかの美味でした。家庭料理は周辺の町がおいしいようです。沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」にソーキそばがついています。主食が2個も??? 海ブドウのプチュッとした感触もなかなか新鮮です。比嘉酒造の泡盛 「海人(うみんちゅ)」は12度でとても飲みやすかったです。

空港で食べた最後の夕食はゴーヤーとスパムの炒め物、ミミガーの炒め物。うーん、これはビルディングの味かな、家庭の味とはちょっと違っていました。沖縄では食材を使いこなした家庭の味、おばぁの味を楽しみたいものです。
店内の壁には著名人、芸能人の色紙がずらーり!忙しくて時間のない人たちはこれでも「おいしい!」と食べたに違いない・・・、時間がないのですいている店を選んだのかな・・・と、最後にいろいろ詮索してしまいました。