ずっと前はカリフラワーの独壇場みたいでしたが、ブロッコリーが出回るようになると、今ではカリフラワーが肩身が狭そうに半分に切られて売られています。
見た目の色で勝負しても、「緑」 対 「白」で分が悪いようだし、葉緑素の無い野菜は軽くあしらわれがち・・・? 私もそうでした。
しかし新聞の記事で目からうろこでした。
『 ブロッコリーの方がビタミンC の含有量は多いのですが、カリフラワーも淡色野菜の中ではぴか一。100グラム中のビタミンCはほうれん草やコマツナの約2倍 』だし『 ボリュームも満点。受験生の夜食にもおすすめ 』 だそうです。
スープのレシピがついていたので、さっそく作りました。おいしいのに申し訳ないくらいに簡単なレシピです。
*-∞-*-∞-* カリフラワーのスープ(4人分) *-∞-*-∞-*
① カリフラワー1個は子房に分け、玉ねぎ1個は繊維に直角に薄切り。
② 鍋に バター20グラムを溶かし、玉ねぎを炒めます。しんなりしたらカリフラワーを加えて炒 めます。
③水カップ3、固形スープの素1個 を加え、沸騰したらアクを取ります。
④蓋を少しずらせて、弱めの中火で約20分。水の量が半分ほどになったら火を止めます。
⑤鍋の中で木べらで細かくカリフラワーをつぶし、牛乳1カップと塩・コショウで味を整えます。ハーブソルトを使うと「それなり」の味になります。沸騰直前に火を止めることがポイント。上にレーズンなどを飾ると見た目もよくなります。
今の季節のカリフラワーは甘みがあります。簡単な料理ながらコクがありボリュームもあり、オートミールにも見えます。一人分113キロカロリーだからダイエットメニューにもぴったりです。
緊急用に、茹でたほうれん草を冷凍しています。これをたっぷり使ってカリフラワーに代えてみたら、まさに栄養たっぷりのスープになりました。水を減らして牛乳を増やせば、クも出ます。
ほうれん草を裏ごしして滑らかなポタージュにする必要もなく満足感があります。