おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Mammoth Lakesから

2019-09-27 12:38:24 | 北米カリフォルニア


Mammoth Lakesに滞在中です。今日で3泊目に入りますが、来てから毎日ほぼ快晴です。日本の今の天気は最悪と言える状態で毎日曇りか雨みたいな天気のようです。それを考えると信じられない天気です。カリフォルニアへ来てから曇りは一度もありません。毎日抜けるような大空が広がっています。そのお陰で幾分寝不足気味です。

初日の夜に撮影したマリーレイクで撮影したものです。一応撮りましたが、まぁ、撮っただけの写真です。光害が皆無ですし、余計な街灯もありませんので、車のエンジンを止めて外へ出ると漆黒の闇が広がっているだけです。手を伸ばしても自分の手は全く見えません。しかししばらく暗闇に慣れてくると周りが明るく感じます。日本は観光地などで人が住んでいない場所にも街灯が沢山設置されています。何故日本はそうでアメリカが違うのかは国民性の問題など一概には言えないところがありますが、その傍環境庁が主導で日本の星空環境についての調査をしていますが、やっている事があべこべのような気がします。



こちらはホースシューレイク近くの立ち枯れした森の中で撮影しています。フィッシュアイレンズを使っています。まぁ、これもそこへ行けば誰でも撮れる写真です。こんなに良い環境なのに誰も撮影に来ていないのが不思議ですが、アメリカは広くてこんな素晴らしい場所はいくらでもありますし、日本ほど星景色を撮る事に情熱を傾ける人が多くはないのかもしれません。しかし昨夜はアメリカ人夫婦が先客で撮影に来ていましたが、車で駐車場へ入っていくと、”そこは私が撮影している方向なので他へ止めてくれ”と当たり前のように言ってきました。おまけに赤色LEDまで手に持った状態で全く照らしていないのに、"ライトを切ってくれ”と言われました。普通に考えればそんなの映るはずが無いのですが、全くの素人で何も知らない人なのだろうと思いました。その夫婦はそれから10分ほどしてから立ち去っていきました。ちょっと驚きの人たちでした。



今日はこれから少しウォーキングへ行ってからホテルに戻ってのんびりして、夜半過ぎにヨセミテNPへ撮影に入ろうかと考えています。早朝に戻ってきてから朝食を食べてLone Pineへ向かいます。ここで最後の一晩を過ごしてからロスの空港へ4時間かけてドライブをして帰ります。



ヨセミテは熊の生息エリアなので、食料品は一切車には積んでは行けません。万が一遭遇した場合には車の中でじっとしているしかありません。今まで何度か行っていますが、一度も遭遇したことはありません。撮影の時は車のラジオをかけて窓を開けた状態にしています。人の気配を感じれば無闇に近寄っては来ないはずですが、安心はできません。



昨夜撮影していた滝ですが、滝と天の川を一緒に撮影しましたが、フィッシュアイでないと撮れない構図でした。今回ポラリエは持ってきていませんが、カメラが星を追尾してくれていたので問題なく撮影ができました。ポラリエでもポーラメーターを使うことで、北極星が見えない場所でも追尾撮影が可能です。極軸望遠鏡を使うのは、望遠での撮影が必要となる時で、それ以外の広角レンズなどでは無くても問題ありません。

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