小海の星フェスまで後6週間ほどですが、着々と準備が進んでおります。星ナビ10月号にも広告が載っていたかと思いますが、内容も規模も前回、前々回以上の素晴らしいものになりつつあります。講習会も14講座あり、他にも屋外での体験型プログラムやコンサート、ウォーキングイベントもあり天文ファン以外の方々にも楽しんでいただける内容です。
今年は飲食が素晴らしく充実しています。これまでの飲食ブースの他に大型のキッチンカーが6台入ります。夜はホットな地酒やホットワイン、ホットドリンク類も充実しています。去年は、食事が乏しかったので、それを充実させるための準備手配をしてきました。
ところで画像とタイトルですが、今年はビクセンが自慢のアストロカーではなく、アストロキャンピングカーを出してくれます。残念ながらアストロカーではなさそうですが、派手な ペインティングで注目度間違いなしです。ただ周辺にキッチンカーが沢山駐車しているので、お客さんが間違えて「ラーメンください!」と係員に注文しそうです。どうせなら、ビクセンの社長さんが「宙ラーメン」を出したら喜ばれそうです。当日はこのキャンピングカーと一緒にインスタ映えする写真を撮ったらいいでしょう。
実は今日気がついたのですが、ビクセンのAPP-130TL三脚を開封したら、以前には無かったSX赤道儀用の方位調整ピンのネジ穴がありました。この三脚がで始めた頃にはAP用とSX用のネジ穴がベース部分にあったのですが、それがいつの間にかAP用だけになり、SX赤道儀では使えなくなっていました。それで仕方なくSX赤道儀で使いたい人のために追加加工をして使えるようにしたのですが、その加工をしようと見たら、既にSX赤道儀で使えるようになっていました。
見れば直ぐに分かりますが、SX用とAP用のネジ穴があります。また以前とは違ってベース面が全面フラットになっています。以前はAP用に合わせて少し中央部が盛り上がっており、その為にSX赤道儀を乗せても浮いた状態になっていました。今はしっかりフィットして使えるようになっています。
メーカーでは、SX赤道儀用としては作っていないので、強度的な不安もあり、敢えて使えないように作っていたが、ユーザーからの要望が多かったので、初期型のように両方使えるようにしたのだと考えています。このAPP-130TL三脚は望遠鏡の三脚としてはとっても軽くて扱いやすいので、AP赤道儀だけで使うにはもったいないと考えるユーザーは多いはずです。SX赤道儀で使う際の不安は、脚の伸縮を固定するクランプレバーにあるのですが、余程大きな機材を乗せて使わなければ気にする必要はありませんし、究極の使い方は脚を伸ばさずに延長筒を併用してピラーの様な使い方をすることです。しかし実際には脚を伸ばして使っても問題はないと考えています。
明日は、特注製作品をアルマイト処理へ出したのが戻ってくるので、出せるものから順次発送していきます。長らくお待たせしておりますが、今少しお待ちください。