ちょっと順番が逆ですが、シンガポール航空の機内で食べた夕食です。肉類が苦手なので本来なら特別食を事前に注文するのですが、今回は忘れていたので機内でCAに「肉の無い食事があったら欲しい」とお願いしたらこのプレートを持ってきてくれました。機内にあるものをかき集めてきた感じで山盛りできました。
この対応で航空会社の質が良く分かります。これと同じことをニュージーランド航空に言ったら一言「sorry !!」で笑って終わりだと思います。それが良いか悪いかは別問題として、それが普通の航空会社の対応だとは思います。しかし、あまりの違いに驚きます。
今回入国時に一つまた驚いたことがありました。入国審査でいつものように長蛇の列に並ぶのかと思っていたら、途中でTSAの係員に「同じパスポートで一度以上入国したことがあるか?」と聞かれて、あると答えると、空港のチケッティング機みたいな機械が並んでいる方向へ行ってくださいと言われて機械の前に来ると、係員が来て「これで入国審査をするので、画面の表示に従ってやってください」ということで、自分で入国審査をしました。機械には日本語表示機能があるので、画面をタッチして最初に選択すれば、後はすべて日本語で行われます。
内容的には、カスタムディクレーションカードを手書きで申告していたものを機械でやるだけのことですが、とても簡単で直ぐに終わります。パスポートをスキャンしたり、写真を撮ったり、指紋スキャンさえ無事にできれば、後は画面をタッチしていくだけで簡単です。
ただ問題なのは、その後です。いつもなら入国審査が終わるとバゲージクライムへ行って荷物を引き取ってから税関申告を通って終わりなのですが、機械で簡単に終わった後がまた長蛇の列に何度も並ばせられます。一見便利になったロスの空港ですが、実態は全く逆でした。この辺はアメリカ的です。他の空港でも同じシステムを導入されていればいいですが、たぶんロスなどの大都市の空港だけだと思います。来年の北米日食でロスへ入る方は注意してください。
DFWは少し楽でしょうけど、似たようなものでしょうね、参考になりました。