以前からやりたいと考えていた「タカハシ FS-60CB」と「Starlight Instruments Feather Touch Focuser」のジョイントです。さらに、純正0.72Xレデューサーを取り付けて写真用にします。これをやるといつものようにファインダーが取り付けできません。必要ならまたリングと作るなりしないといけません。
まだ仮装着の状態ですが、新たに製作するパーツは2点必要です。鏡筒とフォーカサーのジョイントアダプターとレデューサーを2インチ仕様にするアダプターです。それほど面倒な製作ではありませんので、近い内に作ります。このシステムは、月末~の渡米遠征で持っていって実際に使用します。できればまたポラリエで使いたいところですが・・・、今回は他のポータブル赤道儀を持っていくかもしれません。CLSフィルターも合わせて使うというテストがありますので、露出時間を5分程度にまで延ばしたいからです。スカイメモRがあるので、これを持っていくか、Losmandy StarLapseにするかもしれません。
ただ、このStarLapseがどの程度の追尾精度を有しているか未検証なので、渡米するまでにスカイメモも含めてテストしてみます。
このFS-60CBをさらに使いやすくする改造が「BORG仕様にする」というものです。鏡筒からM57に落とすアダプターを作ります。また同じくレデューサーをBORG仕様にするパーツも作ります。これでもやはり2点のパーツが必要です。先のスターライトのフォーカサーでは、ジョイントアダプター部分に回転機能を持たせているので、写真用純正仕様に付いている回転装置は不要です。
スターライトのフェザータッチは、私が書くまでもなく非常に優秀で、世界中のハイアマチュアには絶賛され愛用されています。その滑らかなストロークは、もはやフォーカシングをしていることさえ忘れるほどのものです。指で優しく触れるだけで滑るように動いてくれます。今回の改造の意義は、”優秀なタカハシの光学系を使いやすく、且つ生かしきるための最高の組み合わせにする”というものです。いずれにせよ、また出来上がりましたらお披露目いたします。