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昨夜は、最高の天気でしたので「ZTF彗星」を午前2時くらいから撮影しました。外気温はマイナス13度と激寒でしたが、それもあって空の透明度は最高でした。撮影は、PENTAX MS-4赤道儀GOTO仕様にセレストロンRASA"8"を乗せてEOS M6で撮りました。カメラは改造していますが、彗星の撮影ではあまり効果はありません。RASAはF2.0なので、露出は30秒でOKです。移動の早い彗星には好都合です。赤道儀のコントロールは、SkySafariで行っているのですが、近くの星でアライメントをしてZTF彗星を導入します。ほぼ一発で写野に入っています。ただし、気温が低すぎてグリスが硬化して途中でモーターの脱調する事があるので、その場合はフリーで軸を何度か動かしてから再度導入すると上手くいきます。できれば一度OHをした方が良さそうですが、その費用が8万円もかかるので、とりあえず使えるうちはこのまま使おうと考えています。
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一方でポラリエUには、SIGMA 105mm/ 1.4レンズで撮ってみました。流石にRASAとは違って写り方が小さいです。しかし尾がしっかり写っています。ZTF彗星は、双眼鏡では直ぐに見つかるほど明るくなっているのですが、プレビュー感度の高いEOS Rで見てもなかなか分からないので、双眼鏡で大体の位置を掴んでおいてからカメラをその方向へ向けてシャッターを切ると緑の綺麗な彗星が写ります。ステラナビゲーターを車に積んでおいて星図を確認しながら撮影できれば割と簡単に見つかります。ステラナビゲーターは、Lite版があるので、お持ちでない方は一つ持っておいた方がいいでしょう。彗星の撮影以外にも星景写真を撮る場合の構図決めに役立ちます。
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105mmで撮ったイメージから中心部を取り出した画像ですが、彗星の尾がしっかり写っています。ZTF彗星は、日々明るさとその姿が変化しているので、これから少しの間は晴れていれば毎日でも撮りたいです。あとは地球最接近の際にどんなイメージとして見えるのかが気になります。その頃は周極星となっているので、一晩中見られます。しかし、ここんところ寝不足気味です。そしてこの寒さなので冬の星空撮影は過酷としか言いようがありません。できれば撮影の時には赤道儀の設置などをしなくても直ぐに撮影ができるような観測ベースが欲しいものです。
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今日は、去年から修理に出していたLUNTのブロッキングフィルターが戻ってきました。今日検品をしてみましたが、無事に修理できていました。他にも頼んでいたSolar Max関連の商品が届きました。それも検品をしましたが、とりあえず大丈夫そうでした。
今日は、タイムラプス写真家の「成澤広幸」氏が来店しました。実は金曜日にも来ていました。当店に来たのは数年ぶりですが、しばらくぶりで色々な話に盛り上がりました。この土日で数名の方々が来られましたが、久しぶりの事です。成澤氏とは海外遠征の話をしましたが、私も4年ぶりにニュージーランドへ行くかどうか悩んでいます。4月のインドネシアーオーストラリア日食も魅力的ですが、山歩きをしたい人間にとってはそれほど魅力はありません。やはり自分の庭のようなNZへ行きたいです。星の撮影が無ければ思い切って夏の12月に行きたいところです。もし今年中に行くとしたら6月になるとは思いますが、多分行かないでしょう。コロナの事と異常な円安で海外へ行く気力が一気に失せてしまいました。