先ほど自宅庭にてポラリエでお気軽撮影した画像です。機材はちょっとお気軽ではないかもしれませんが、20年前のNew FD200mm/1.8LにEOS M+Astronomik CLSフィルターで撮影しています。露出時間は3分です。赤道儀はいつものVixen ポラリエにポラリエ雲台ベースType-EQ、簡易赤緯軸ユニットです。これに微動マウントとして、TK-ALZM 微動経緯台を使って極軸合わせをしています。
EOS Mは、全く改造も何もしていないノーマル仕様で、CCD直前にCLSフィルターを装着しています。いろいろEOS系カメラにCLSフィルターを使っていますが、Hα領域の写り方は非常に良いと感じています。論より証拠で、この画像が全てを物語っています。無改造カメラではまずこんな写り方はしないでしょう。
CLSフィルターに限らずですが、撮影時RAWで行い、Digital Photo Professional=DPPでカラーバランスを若干調整し、ノイズ調整などもしながらPhoto Shop CS5に持っていき、一般的な画像処理をしています。画像処理の上級者さんなどはステライメージなども併用してさらに素晴らしい画像へ持っていけるはずです。
このM45プレアデスも上と同じ条件で撮影しています。レンズは開放1.8ですが、2.8に絞って使っています。f4.0まで絞ると素晴らしい星像になります。ミニシュミットカメラと言ってもいいでしょう。焦点距離が200mmですが、EOS Mで使用しているので実質320mmです。これで3分はもう普通に使っています。条件が良いと5分までは十分いけます。
屋外の気温がかなり下がってきていますので、明日朝はまた激寒でしょう。今晩は空の透明度も最高によく、且つ新月ですので、星の撮影には最適でしょう。気温も下がっているので低ノイズで良い写真が撮れるでしょう。