ポラリエ雲台ベース PCB-EQ2は、明日から販売いたします。
今朝、米国の友人と話したところ、JOCとMeadeの吸収合併話が持ち上がってからは、Meade製品の売り上げが芳しくないそうです。やはりアフターケア等の不安からでしょうか。事実、現在修理に出しているCORONADO Solar Maxも通常より修理期間が延びています。2ヶ月前に出したものがまだ仕上がっていません。ある意味今が一番大変な時期にあたり、社内がバタバタして人事異動や調整などでカスタマーサポートどころではないはずです。
Explore Scientific社のScott Robert氏は、現在メキシコへ入っていろいろ大変な作業をこなしているそうです。細かい内容については定かではありませんが、Meadeの将来にとって悪いことではないはずなので、しばらく落ちつくまでは静観するしかありません。
これからMeade製品、特に高額な新製品を購入される場合には、きちんとその辺のところを確認されてからにされたらいいでしょう。私のところにも、LX-200GPSが3台ありますが、導入精度が素晴らしいので手放せません。今後良い形で統合復活して、さらに素晴らしい製品を作ってくれることを一ユーザーとして願うところです。
タカハシTSA-102鏡筒にStarlight Feather touch Micro Foucuserの取り付けを依頼されました。いつものリピーターさんですが、今回はちょっと面倒な製作になりそうです。
下が純正のフォーカサーですが、これも実はStarlight社のマイクロフォーカサーです。これがあるならわざわざ上に変える必要はなさそうですが・・・、手で回してみるとわかりますが、今一つマッチしていない感じがします。タカハシの鋳物の接眼体も素晴らしいのですが、上のSTLFと比較してラックピニオンの幅がやや狭い感じがします。それが原因かどうか分かりませんが、触った感じが今一つしっくりきません。
STLFは、私がFS60などに取り付けている2インチタイプではなく、3インチタイプの大型になります。サイズ的にもピッタリです。回転装置も標準で付いていますが、動きが大変滑らかです。もちろんフォーカシングも素晴らしいことは言うまでもありません。
純正の接眼体には既にSTLFのマイクロフォーカサーが付いているのにもったいないと思われるかもしれませんが、こういうものは、使う方でないと分かりませんし、より使いやすくしたいという思いがあれば、こういった改造もあっていいでしょう。