今日仕上がったばかりですが、Nikon 10cmED屈折望遠鏡の接眼部品です。2種類作りまして、一つは直視用でM42P0.75のTネジを設けてありますので、それぞれのカメラ用のTマウントを介して直焦点撮影に対応します。もう一つは天頂ミラーを使っての観測用ですが、こちらもTネジを設けてあります。アイピース固定用ネジはプラネジなので傷をつけません。まだこれからブラスト処理をしてからアルマイト処理に出して仕上がります。
デジカメでの直焦点撮影はこんな感じで装着します。Nikonの望遠鏡はクランプハンドルで締め付けて固定するタイプなので着脱がワンタッチで簡単です。眼視から撮影にも部品を交換するだけで済みます。この望遠鏡が発売されていた時代はフィルムカメラ全盛だったので、今とは違って撮影した画像を見るのに数日もかかりましたが、今はその場で画像を見てプリントも簡単に出来てしまうので、本当に良い時代になりました。ある意味これだけ優秀な望遠鏡は今だからこそ活きてくるのだと考えています。
眼視では天頂ミラーを付けて使用します。アイピースの向きは望遠鏡側のクランプを使って行いますが、アイピース側の固定ネジを使うより、これが簡単でしっかり固定できます。
今後もう一つアダプターを作るとしたら、拡大撮影用を考えています。純正品でもありましたが、アイピースが24.5しか使えないので、今の時代にあった物をデザインしてみます。その前に眼視で土星や木星を見て見たいですが、まだもう少し先になりそうです。この「Nikon 43-31.7Tアダプター」は、とりあえずそれぞれ2点づつ作りましたので、こんな部品を探していた方はお知らせください。
昨日は久しぶりにGOTO Mark-X用とPENTAX用のハンマートーンカラーによる塗装をしました。アリガタベースですが、現在はいくつか在庫があります。他にも同系色の塗装ができるので、部品なども特注で製作できます。必要に応じてご相談ください。
今日は非常事態宣言が解除になってから最初の日曜日ですが、今日も多くの県外ナンバーの観光で来たであろうマイカーを見かけました。良く県外ナンバーでもそこに住んでいる人もいるので、一概には言えないと言いますが、ここは観光地なので、どう見ても住んでいる人ではなさそうです。県外ナンバーでも特に目立つのはバイクツーリングのグループです。バイクは自由気ままにどこにでも行けるので、コロナで県をまたいでの移動は避けるように言われていても、自由にやりたい連中なので、そんな事はどうでもいいのでしょう。しかしこの自粛願いを守らないのは、意外にも中高年の人たちです。困った人たちです。