11日の日本の中部から北海道にかけて見られた低緯度オーロラは、長野県の小海町でも見られたそうです。画像はKAGAYAさんによって撮られた青森からのオーロラですが、小海町で撮られたのは、天文ファンも良く来る「レストハウスふるさと」です。標高1700mでのことですが、私も出るかもしれないと思って行こうかとも思いましたが、あの場所は北側に佐久平の光害があるので、モロにその影響があって、仮に出たとしても大したことないと考えたので、敢えて行きませんでした。しかし、もし近場で行くとしたら、立山黒部アルペンルートの室堂あたりで撮りたかったです。撮った人がいたかどうか分かりませんが、もし晴れていて誰も撮っていなかったとしたら、とっても勿体無いです。
オーロラの画像でも沢山ありましたが、KAGAYAさんのが最も絵になって、流石にプロの写真家での目線と構図で決めたと思いました。ただ写すだけなら記録写真ですが、彼の場合はその後のことまで考えて撮っているので、今回は北海道へ行かなかったのは去年撮っているので、敢えて本州最北端で撮ったということなんでしょう。その日はガトーキングダム小海でスターウオッチングの最中だったので、もしかしたら場内で撮影していたら撮れたかもしれません。ただ北側に雲があったので、そこは何とも言えないです。
5月11日の南半球でのアクティビティーレベルですが、何と,9でした。ニュージーランドならほぼ全島オーロラ観測帯に入っている感じです。通常、NZならアクティビティーレベルが4-5くらいでもオーロラが南島南部では見られるのですが、それが9となると、恐ろしいレベルです。出来ればこんなレベルの時にNZへ行きたいですが、直前でチケットを買って行かないとそんな時に出会えません。
以前、ニュージーランドへ毎年のように撮影に出掛けていた時には、このAurora Forcastを良く見ていましたが、今はほとんど見ることもありません。しかし、来年は太陽活動の極大期でもあるので、6年ぶりにニュージーランドへ行こうと計画しています。もちろんその場所は、Tekapoではありません。できれば山岳地帯から氷河が入るオーロラの風景が撮りたいので、今から綿密な計画を立ててそれに備えようと考えています。昔ならヘリコプターをチャーターしてとかも考えられたのですが、今は全てが高くなっているので、登山しつつその場所まで上がろうと考えています。今日の為替レートを見て驚きましたが、NZ$=110円にもなっています。昔なら60円台だったので、何もかも安かったイメージです。90年代には30分チャーターして10,000円くらいでしたが、今ならこの5-6倍くらいには最低でもなるでしょう。とにかく海外遠征はお金がかかるようになりました。