![Img_0268s Img_0268s](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/21/50fe40e19f4b4ff38482f25fbd5832e6.jpg)
久しぶりに撮影をしました。昇ってきた夏の銀河とサソリ座をEOS 6D+EF24mm/1.4Lレンズにて撮りました。もちろんAstronomik CLSフィルターは装着しています。これを装着しないと地平線付近の空を撮るのは厳しいからです。フィルターを付けなければ30秒で真っ白くなります。ここまで写るのもこの最強の光害カットフィルターがあればこそです。
![Img_0272s Img_0272s](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/2b/f14c0d26ae3ed871ca0df972eb05db51.jpg)
銀河の中に入り組んだ暗黒帯がくっきりと見えています。ニュージーランドで今の時期に銀河を撮ると、こんな感じに写ります。もちろん光害の影響など皆無の中でのことです。このGWで多くの方々が南天遠征をしていると思いますが、天頂をまっ二つに横切る銀河の壮大な姿を撮るにはこの時期しかありません。しかし日本では射手座の銀河の地平高度が上がりませんので、必然的に地上の光害の中で撮るしかないです。しかしこのフィルターを上手に用いることで、素晴らしい絵作りができるようになります。
フルサイズEOS用のCLSフィルターは、ミラーアップボックス内にフィルターを装着する関係で、ファインダーが使えません。従って構図決めはライブビューを使うことになりますが、それを使っても一等星がかろうじて見える程度なので、ちょっと苦しいです。EOS Mのように3等星くらいまで見えているととても楽です。何らかのビューファインダーを考えてみようと思っているところです。