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てらまち・ねっと



 ちょっと急変、という事態のようなので少し見てみた。それは、イギリスの総選挙。イギリスのメイ首相が強気に出て4月に突然の解散総選挙を決めた。その投票が8日。
 昨年、国民が選んだ「EU離脱」を強力に進めるための地盤固めとしての選挙で、当然ながら与党圧勝とみられていた。それが、先週は野党「差を縮める」、ここに来て「急迫」だという。

 ということで、以下を記録しておく。見出しを見れば状況が分かる。
●テロ対策、争点に急浮上=野党猛追、与党過半数割れも-8日に英総選挙/時事 2017/06/06
●あす英・総選挙 「圧勝」一転「接戦」に/fnn 06/08
● 英総選挙、保守党は過半数に21議席足りない見込み=ユーガブ/ロイター 6月5日
●英労働党が総選挙敗北を準備か、70議席失う可能性も覚悟-関係者/ブルームバーグ 6月7日
●勝利へ「慎重な楽観」=勢いづく労働党-英総選挙の激戦区ルポ/時事 6/04
●若者層投票率がカギ=与野党党首、最後の遊説=8日、英総選挙/時事 6/07

 なお、昨日の田植えは順調に済んだ。今朝の気温は16度。とはいえ小雨なのでウォーキングはお休み。
また、管理者のgooブログから通知された昨日6月7日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数5.844 訪問者数1,460」だった。

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●テロ対策、争点に急浮上=野党猛追、与党過半数割れも-8日に英総選挙
    時事 2017/06/06-19:17
 【ロンドン時事】英国の下院選(定数650)が8日に実施される。直前の3日にロンドン中心部で7人が死亡するテロが発生。英国ではこの2カ月半で3度目のテロで、欧州連合(EU)離脱問題に加え、テロ対策が急きょ焦点に浮上した。総選挙実施が決まった4月時点では、与党・保守党の圧勝が予想されていたが、最大野党・労働党の激しい追い上げが続いており、選挙結果は予断を許さない状況となっている。

 調査会社ユーガブによると、支持率は保守党が42%なのに対し、労働党は38%で4ポイント差。同社は6日時点の評価として、保守党が304議席で過半数を割り込み、どの党も過半数を取れない「ハングパーラメント(宙づり議会)」になると判定した。

 一方、同業のICM社は、保守党の支持率が45%で、33%の労働党に対し12ポイントの大幅リードを奪っているとの調査結果を発表。調査会社により見方が割れている。

●あす英・総選挙 「圧勝」一転「接戦」に
      fnn 06/08 01:32
 イギリスでは、日本時間の8日、世界が注目し、日本経済にも影響しかねないビッグイベントが控えている。
イギリスのメイ首相は「将来への確信と安全を担保する唯一の方法が、この選挙を行うことだ」と述べた。

2017年4月、突如、メイ首相が、議会下院の解散を宣言し、2020年に予定されていた総選挙を、およそ3年前倒しで実施すると発表。
メイ首相は「保守党に投票した場合のみ、強く安定したリーダーシップが保障される。EU(ヨーロッパ連合)離脱に最大の利益を得ることができる」と述べた。

EU離脱に向け、国民の信任を得るのが狙い。
当初は、圧勝が予想されていたが、街では、メイ首相に対するデモが。
参加者が持つプラカードには、「うそつき」、「彼女は信用できない」と書かれている。

今や、選挙情勢は接戦に。
イギリスでは、ここ3カ月で3回のテロが発生。
野党は、メイ首相が前政権時代に、およそ2万人の警察官の人員と予算の削減を行った当事者だったことを、厳しく追及。
テロ対策が、選挙の争点として急浮上した。

最大野党・労働党のコービン党首は「市民の安全に金をかけなくてどうする? 警察や警備に必要な環境を整えるべきです。2万人もの警察官の削減じゃなくてだ」と述べた。

コービン党首率いる最大野党・労働党は、新たに警察官を1万人増強することを公約に掲げている。
総選挙実施の発表時、16ポイント以上の差が開いていた保守党と労働党の支持率。
8週間かけて、その差は7ポイント近くまで縮まっている。
この選挙は、日本経済への影響が懸念されている。

思い起こされるのが、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票で、離脱派が勝利を収めた1年前。
第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏は「(去年6月の)イギリスのEU離脱が、株価を大きく下げると、1,000円株価が下がると、そういうことが起こったんですね。今回も政治発で、株価が大きく下落すると、そういうリスクも一応頭に入れておかないといけないかもしれないですね。(今回の選挙で)労働党が大勝すると、これはメイ首相が求心力を失うということになりますから、ポンドが暴落すると。円高リスクにさらされて、企業の収益力が悪化する」と話した。

注目のイギリス総選挙は、日本時間の8日午後3時から投票が始まる。

● 英総選挙、保守党は過半数に21議席足りない見込み=ユーガブ
       ロイター 2017年 06月 5日 19:03
[ロンドン 5日 ロイター] - ユーガブが5日に公表した世論調査によると、6月8日に実施される英総選挙(下院、定数650)では、メイ首相率いる保守党が305議席を獲得すると見込まれている。ただ、過半数には21議席足りない見通し。

メイ首相が4月に総選挙前倒しの意向を示した時、保守党は330議席確保していた。

ユーガブが3日に公表した調査では、保守党の議席数予想は、308議席だった。

野党労働党は、268議席確保する見通しで、3日時点の予想(261議席)から増加した。

英調査機関ロード・アシュクロフトは先週、保守党は過半数確保するとの見通しを示していた。

●英労働党が総選挙敗北を準備か、70議席失う可能性も覚悟-関係者
          ブルームバーグ 2017年6月7日 01:44
 英総選挙の世論調査結果は与党・保守党を野党・労働党が激しく追い上げているが、それは忘れるべきかもしれない。労働党関係者や候補者は内々で、数十議席を失う場合に備えている。

  調査会社ユーガブのモデルによると、6日発表時点で労働党は下院(定数650議席)総選挙で230-300議席を得る見通し。最低でも現在の229議席から伸びる勢いだ。

  だが全国を飛び回り、各地の情勢を本部に持ち帰る労働党関係者は異なる予測を立てているようだ。匿名を条件にした党関係者は、議席を維持できる見込みのない選挙区が党内で非公式にリストアップされ、その数が30以上に上ったと述べた。

  労働党のコービン党首は選挙戦が始まってから失策続きのメイ首相との差を縮めてはいるものの、同党首が依然選挙運動の足かせになっているとの声も同党関係者の間で聞かれる。党関係者の1人は、選挙で70議席を失い、獲得議席数が160にとどまる可能性も大いにあると語った。

●勝利へ「慎重な楽観」=勢いづく労働党-英総選挙の激戦区ルポ
   時事 2017/06/04-14:57
 【ロンドン時事】8日投票の英総選挙で、メイ首相の与党・保守党に対し、急進左派のコービン党首率いる最大野党・労働党が支持率で急激な追い上げを見せている。労働党の急追で保守党が議席を減らし、過半数割れするとの見方も浮上。労働党の女性候補が保守党の議席を奪取する勢いを示すロンドン郊外の激戦区を訪れ、選挙情勢を探った。
【図解】英総選挙・英政党支持率の推移

 ロンドン南部のクロイドン・セントラル選挙区。2015年の前回選挙時、保守党のギャビン・バーウェル氏が勝利したが、次点の労働党サラ・ジョーンズ氏との得票差はわずか165だった。労働党は「首都の最激戦区」である同区を選挙運動の重点地域に指定し、ジョーンズ氏を再び候補に立てた。最近の選挙区別調査では、ジョーンズ氏の小差での勝利が予測され、関係者の間で期待が高まっている。

 労働党の急伸ぶりについて、トム・ヒューズ事務局長は「世論は変わりやすく、慎重さを持ちながら楽観している」とした上で、大学授業料無料化などを掲げたマニフェスト(政権公約)が好意的に受け止められたことが大きいと分析。「人々は自分たちにより近い政治家を求めている。(投票日まで)勢いを持続させたい」と意気込んだ。

 地元有権者からはさまざまな声が聞かれた。40代のパトリシア・ヘイジャスティスさんは「現政権は若者のことを全く考えていない。高い大学授業料を払っても職がなく、将来への希望が持てない」と政府を批判。「ジェレミー(コービン労働党首)はすべての人のために働こうとしている」と力説した。

 一方、保守党を支持する69歳の女性は「メイ首相は強い人で、移民問題や欧州連合(EU)離脱で国を良い方向に導いてくれる。コービン氏は指導者としてふさわしくない」と語った。

●若者層投票率がカギ=与野党党首、最後の遊説=8日、英総選挙
      時事 2017/06/07-21:30
 【ロンドン時事】英国の欧州連合(EU)離脱の行方が懸かる下院(定数650)選の投票が8日行われる。与党・保守党が当初の大幅リードを失いつつも依然優勢だが、最大野党・労働党が選挙戦後半で猛追している。労働党支持が圧倒的多数の若者層の投票率が勝敗のカギを握りそうだ。9日朝(日本時間同日午後)にも大勢が判明する見通し。

 選挙戦でメイ首相は、EUとの交渉で「最善の合意を得られる強く安定したリーダーシップ」を旗印に押し切る構えだったが、5月中旬に発表したマニフェスト(政権公約)にあった高齢者介護政策が不評で支持率を下げた。一方、労働党は急進左派コービン党首の支持が予想外の広がりを見せた。

 また、この2カ月半に国内で3度発生したテロ事件を受けた対策も終盤で大きな争点となった。キャメロン前政権で治安責任者の内相だったメイ首相は、テロ続発の責任を労働党から追及され、防戦を余儀なくされた。

 英メディアによると、メイ首相は7日、南部サウサンプトンを訪れ、「EU離脱がもたらす利益を英国の隅々まで届ける」と強調。コービン党首は北部スコットランドのグラスゴーで「首相らは警官2万人を削減したが、われわれはすぐに1万人増やす」と訴えた。

 最新の各種世論調査は、保守党の支持率のリードが1ポイントから10ポイント以上まで相当なばらつきがある。獲得議席についても、保守党が解散前の330議席から20議席以上伸ばすという予測がある一方、326議席の過半数を割り込むとの見方もあり、勝敗の行方は不透明感が強い。

 ある調査によれば、24歳以下の若者では73%が労働党支持。逆に65歳以上の高齢者だと保守党支持が64%と、年齢によって支持政党が鮮明に分かれる。通常、若者層は高齢者層に比べかなり投票率が低いが、今回、若者層がどの程度投票所に足を運ぶかが結果を左右しそうだ。

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