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てらまち・ねっと



 だいぶ前、インターネットで特定商品の評価を書いて、それで小銭を稼ぐ人がいると聞いた。そんな話をした知人・・・
 中には、心にもないことを平気で書いて稼ぐ、という人もいるらしい、とも。
 そういう個人のヘンな話とは別に、組織的とも思える個人の「詐欺的行為」の話がネットに出ていた。

 通販サイトの「アマゾン」にはそういうレビューサイトがあり、そこに「偽の内容を投稿」して、いわば「ヤラセ」で特定商品の売り上げを伸ばさせるグループもあるらしい。
 アマゾンは組織は訴えてきたけれど、今回、まとめて個人1000人以上を訴えた。
    「アマゾンレビューに星5つをつける仕事を5ドルで受発注」
 
 ちょっと面白そうな話だったので、ネットの世界で行われていることの一つとして見ておき、ブログに記録しておく。
 「報酬付きで『★5つと入力』お願い」との記事まであった。
    ・・・じゃらんの宿やホテルのレビューでもそんなことがある???

●米Amazon、嘘のレビュー投稿者1,114名を提訴、フリーランス仕事サイト「Fiverr.com」の会員が中心/電子書籍「hon.jp」2015-10-19
●商品レビューでっち上げ、米アマゾンが1000人超を提訴/CNN 10.19
●アマゾン、1,114人の偽レビュアーを訴える/ギズモード・ジャパン 10.19
●Amazon: 嘘のレビューで レビュアー1114名の一斉提訴/Business Newsline 10.19
●日本でも、クラウドワークスとステマレビューで小銭稼いでる個人相手にAmazonが訴訟? /ブロゴス 10月19日
●アマゾン販売の電子書籍めぐり「ステマレビュー」 報酬付きで「★5つと入力」お願い/j-cast 10/15

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◆商品レビューでっち上げ/米Amazon、嘘のレビュー投稿者1,114名を提訴/日本でも、小銭稼ぐ個人に

●米Amazon、嘘のレビュー投稿者1,114名を提訴、フリーランス仕事サイト「Fiverr.com」の会員が中心
          電子書籍「hon.jp」2015-10-19 13:11:13

【編集部記事】現地報道によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)は現地時間10月16日、同社サイトに偽の商品レビュー記事を投稿したとして匿名ユーザー1,114名を相手取り、地元ワシントン州キング郡の裁判所に訴状を提出した。

 内容によると、この匿名ユーザー1,114名はフリーランス仕事サイト「Fiverr.com」の会員で、5ドル前後の報酬で”5つ星”付きレビュー記事執筆の作業代行・受注したユーザー。該当ユーザーの本名・取引内容などの開示と、弁護士費用などを含めた損害賠償を求めている。【hon.jp】

●商品レビューでっち上げ、米アマゾンが1000人超を提訴
          CNN 国際ニュース総合フィード 2015.10.19
ニューヨーク(CNNMoney) 商品レビューのでっち上げ摘発を強化している米インターネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが、偽造レビューの投稿を請け負って同社の顧客をだましたとして、ユーザー1000人あまりを提訴したことが19日までに分かった。

同社は被告の氏名を特定しないまま、米シアトルの裁判所に16日に訴えを起こした。被告は仕事発注サイトにアカウントを開設してでっち上げのレビューを投稿する仕事を5ドル(約600円)以上の価格で請け負っていたとされる。

アマゾンは今年4月にも、偽造レビューの投稿を商売にしていたとして複数のウェブサイトを提訴した。同社によれば、そうしたサイトのほとんどは閉鎖され、今回は問題のレビューを投稿していた個人を提訴することにしたという。

訴状によると、訴えられたユーザーは複数のアカウントやIPアドレスを使い分けてアマゾンによる審査を免れたり、配送記録を作るために商品が入っていない空の封筒を受け取るなどの手口で認証マークを取得したりしていたとされる。

●アマゾン、1,114人の偽レビュアーを訴える
     ギズモード・ジャパン 2015.10.19
これだけは売買させません。

今やアマゾンのレビューは絶大な力を持ち、星1つで商品の売上が大きく変わってしまうと言われます。その分、アマゾンがその質を保つのに大変気を配っているのもよく知られた事実。今年4月には、ヤラセの高評価レビューを書いていた4つのサイトを訴えていました。

そして今回、アマゾンはその訴訟の対象を個人にまで広げ、およそ1,114人をニセのレビューを書いていたとして訴えました。

主な訴訟の対象となったのは、フリーランスなどに安く仕事を発注できるクラウドソーシングサービス、Fiverr.comにて、アマゾンレビューに星5つをつける仕事を5ドルで受発注していた人たち。アマゾンは、彼らがIPアドレスの偽装など、手の込んだ詐欺行為を行なっていたと主張しています。


レビューシステム自体の根本的な問題なのかもしれませんが、未だ、Fiverrの検索窓に「amazon」と入力すると、自動的に「reviews」とサジェストされるなど、今後もイタチごっこになりそうですね。

●Amazon: 嘘のレビューで レビュアー1114名の一斉提訴
    Business Newsline 2015.10.19
Amazonが嘘のレビューを投稿されたことにより自社の評判を落とされたとして、嘘のレビューを投稿したレビュアー1114名の一斉提訴を行ったことが18日までに明らかとなった。

提訴は、16日付けでワシントン州裁判所に対して、「John Does(不詳)」を被告人として提訴が行われたものとなるが、実際には、販売会社向けに嘘のレビューサービスを提供しているFiverr.comなどのレビュー代行業者を標的にしたものとの見方が強まっている。

Amazonでは今後、法定を通じて、実際に嘘のレビューの投稿を行った被疑者や、その背景に居る業者などを特定し、嘘のレビュー根絶を図っていくことを計画している。

●日本でも、クラウドワークスとステマレビューで小銭稼いでる個人相手にAmazonが訴訟?
          ブロゴス 永江一石 2015年10月19日
・・・・・・・・・・(略)・・・
ということなので、商品もらっていいレビューを投稿した個人も
Amazonに訴えられた

はいはい。Amazonに訴えられております。小銭のためにたいへんなことに!!
信用を損ねた代償として損害賠償はいくら請求されてるんだろうか・・・怖
まあグローバル企業だから、今頃日本でも同時にステマ依頼のページキャプチャ撮ったり、裁判所から開示命令の準備してると考えた方が良いよね。懲罰的にSLAP訴訟でも起こされたら印紙代だけで即死。

もちろん楽天のレビューを書くお仕事もたくさんありますが、楽天自身で商品の到着前にレビューを書かせるようにしているくらいなのでAmazonはやめて、楽天のレビューに専念した方がいいですよ。www

というかこのままだとクラウドワークスさんとかも絶対訴えられそうなので、「Amazon レビュー」とかを禁止ワードを入れればいいのかもしれないが、レビューコーナーを止める方がいいと思う。ライターの募集とレビュワーの募集は根本的に意味が違う。レビュワーの募集自体がステマ行為ではないかと。

朝方のエントリーで「ジャイアントマスカット」って書いたんだがシャインマスカットが正しいみたい。そしてAmazonには凄い数のシャインマスカットが出てました。Amazon凄すぎる

●アマゾン販売の電子書籍めぐり「ステマレビュー」 報酬付きで「★5つと入力」お願い
           j-cast 2015/10/15
「電子書籍のカスタマーレビュー依頼」――今、こんな「仕事」がネット上で取引されている。Amazonなど電子書籍を販売する大手通販サイトの口コミ欄に、金銭を得て特定商品への賞賛レビューを投稿する作業だ。

企業が個人に仕事を発注する「クラウドソーシングサービス」を経由し、1件およそ50円の低価格で発注されている。

2015年6月からAmazonで販売が始まった電子書籍「シムシスブックス」シリーズ。IT企業「SIMSYS」(東京都杉並区)が発行し、FXやNISAから「ご近所トラブル」、「集団的自衛権問題」まで幅広いテーマを扱う。いずれも価格は500円以内で、Amazonの有料会員なら無料となる。10月15日17時までは約30商品が発売されていた。

しかし、口コミ欄のカスタマーレビューには不自然さが漂う。いずれも「★5つ」の最高評価を付けて「参考になります」「勉強になりました」と絶賛している一方、内容にほとんど触れていない。レビュワーも「シムシスブックス」だけをレビューしていたり、レビュー済み商品が1つだけだったりと、どこかおかしい。

実は、これらのレビューには裏があったようだ。大手クラウドソーシングサイト「ランサーズ」上で、こちらも15年6月頃から、「シムシスブックス」の商品ページに好意的なAmazonレビューを投稿する「仕事」が発注されていたのだ。

仕事内容を紹介するページはほぼ閲覧できなくなっているが、グーグルのキャッシュ(編注:サイトの内容を一時的に検索エンジンのデータベースに保存したもの)は今もおおかた残っている。それを見る限り、発注していたのは2つのアカウントで、対象となったタイトルは20以上に渡る。レビュー1件に対する報酬は54円とわずかながら、すでに約60件以上の契約が成立していた。仕事の内容は、指示されたタイトルの電子書籍をAmazonで購入、最高評価の「★5つ」を付けて商品ページに20文字以上のカスタマーレビューを投稿するといったものだ。
発行社の電話番号がつながらなくなった

注意書きに「見出し/レビューには誹謗中傷に当たるようなコメントや書籍のイメージを損なうようなコメントを記載しないようにお願い致します」とあり、金銭を得た上で好意的な口コミを投稿する、いわゆる「ステルスマーケティング」の可能性が高い。ステルスマーケティングはAmazon、ランサーズ、いずれの利用規約でも禁止されている。

また、別のアカウントがランサーズ以外のクラウドソーシングサイトで同じ仕事を発注していることも確認できたが、これらのアカウントが同一人物かどうかは不明だ。

「ステマ」と捉えられかねない仕事が発注されている事実を、ランサーズ側は把握しているのか。同社広報担当者はJ-CASTニュースの取材に対し10月15日、「当件については注視しています」と答えた上で、「弊社では当該アカウントの発注した案件すべてを規約違反のステルスマーケティングと判断しました」と明かした。運営が取った「アカウント制限」の制裁措置をうけ、すでに2つのアカウントは退会しているという。今後は「公開条件などを変更し、当該アカウントに関するページを一般ユーザーの目に触れないようにする」としている。

一方、SIMSYSにも取材したが、15日に電話をかけた1度目は記者が話している途中で担当者に切られた。ほどなく、2度目に連絡した際は、呼び出し音も鳴らない状態で、その後しばらくしてかけた3度目には、「ただ今電話に出ることができません」と機械音での応答があるだけだった。

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