7月の最後の日曜日にホテルニューオオタニオオサカのメインダイニング 「サクラ」のランチに。
サクラのシェフは言わずとしれたドミニク・コルビ先生。
かのフランスの名店「トゥールダルジャン」の副料理長を務めて、MOFの資格を持つフレンチ界の巨匠です。コルビ先生とはまんでい会でご一緒させて頂いていて,その縁で今回も特別ランチをご馳走になりました。
参加メンバーは木積筍の生産者の王子さんご夫妻や長居の西野さん、コナモンの会長熊谷さんやPAPUAさん、情熱うどんの讃州さんや私の友人など、多彩なメンバーとなりました。
料理の詳しい内容はこちらから。
フレンチの色使いや香辛料のアクセント、ソースの旨みの濃さはほんと特筆するのもがありますね。その中でも食感の違いのおもしろさは和食にも十分取り入れることが出来る要素ですね。
料理もさることながら、わざわざコルビ先生が料理の説明をしてくれたり、いろいろな質問に答えてくれたりとほんと贅沢な食事会になりました。
「日本料理の魅力は、食材の味をストレートに感じることが出来る事。フレンチは時折それが分からなくなってしまう料理になってしまうことがある。」
「とにかく他の料理をたくさん食べる事。そして、まねをしないこと。」
「和の食材を活かすシンプルな調理法に、エスプリを注入する。」というコルビ先生からのかなりハイレベルな注文を頂きましたので、これから少し意識して料理に臨んでいきたいです。
来月、コルビ先生は日本で作られた食材だけをつかってフレンチのフェアを行うそうです。日本の食材を別の角度から見ることが出来る貴重な機会ですので、早速同じメンバーで予約しました。今からとても楽しみです。
昔の自分はテレビの料理の鉄人を夢中になって見ていて、それに登場した憧れのコルビ先生とこういう話が出来る、現在の自分。自分自身は何が成長したか実感なんて全然ありませんが、今まで努力の積み重ねがこういうご褒美になって自分に帰ってきたのかもしれませんね。そして、この出会いは更に自分が成長するための気づきを与えてくれはりますなー。