古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

2005なごやマスターズ水泳大会

2005-06-06 | 水泳
 6月5日は,レインボープールで名古屋マスターズ水泳大会。以下はその顛末,ご笑
覧ください。
 「2分18秒?」、100m平泳ぎを泳ぎ終えプールから上がった私は、タイムを
聞いて「ええっ」と吃驚。ワースト記録である。「そんなに遅いの、絶不調だった
な」。次、すぐにバタがあるから、平は泳ぎさえすればいいと思っていたが甘すぎ
た。ま,バタフライで頑張るしかない!
 約15分後,100mバタフライ1組3コースのスタート台に立った。位置に就い
て!の笛に合わせ指先を台の先端につけて静止。スタートの笛で飛び込んだ。4コー
スが同じ65歳組(65~69歳)だが、50m地点で5mくらい離される。ターン
!なんとか粘ってと腕を回してフィニッシュ。タイムは2分17秒89。隣の第2
コースを見ると,悠々と、まだプールの半ばを泳いでいる。75歳組(75~79
歳)の選手である。この選手は毎年、悠々と泳いで1位を獲得している。この年齢に
なると,100バタを泳ぐのは彼一人だけだから。コースロープに掴まりながら見守
る。フィニッシュを拍手して、「オツカレサマ」と声をかけた。数年後は、私も彼の
ようになっているだろう。
 65歳組は、4コースと私の二人だけ。2位入賞である。昨年は3位、今年は2位
だから、来年は1位かも?いつも最下位ながらの入賞。こう言うと笑われるかもしれ
ないが、中々最下位を抜けられない。次年追いつこうと思っている選手が次々100
バタを引退して残っているのはもっと早い選手。だから、いつも最下位である。しか
し、最下位のレベルが上がって2位にまで来たわけ。
 観覧席に上がると,プール仲間,背泳のスペッシャリストのH女史が、にこにこ笑っ
ている。傍に座り込んで話した。「デモやってたね。」と言う。
 レース前、彼女は「NOZUEさん、2人だけだからタイムに拘らず、デモ(高齢
者のバタフライのデモンストレーシヨン)のつもりで泳いで!」と言った。
 「最後までイーブン(ペース)だったから、心肺能力は充分ね。腕も綺麗に回って
いたから、肩の筋力も十分ある。後は技術があればもっと早くなる」と言う。
 「上から見ているとよーく分かるよ。キックの時、足の膝が曲がるタイミングが早
すぎるの。もっと我慢して膝曲げを遅くしないと!」
 ドルフィンキックの時、足で水を押しその反力で前進するのだが、「足で水を押す
時間をもっと長くせよ」というアドバイスである。適切なアドバイスが出来るのが彼
女の特技だ。
 午前が100mで、午後が50mのレース。午後,H女史の背泳,Mさんの平泳ぎを
見る。プールから上がってくるMさんに、観覧席最前部から「オツカレサマ」と声を
かけてから、JRで帰宅した。
 第二位の賞品は、相田みつおの詞の入った小皿5枚セット。瀟洒なデザインだが、
これは、連れあいの趣味と早速プレゼントした。参加賞が嬉しかった。旅行用の爪切
りセット。マラソンの旅行に良い。マラソンを走る時は、必ず足の爪を切ってから走
らねばならない。激走中は足に血が集まり足が大きくなる。爪を切っておかないと、
靴と繰り返しこすれて、ひどい時は爪が剥がれる。
 賞品には満足したが、タイムには不満足。バタも昨年より0.4秒遅かった。9月
のレインボーカップでもう一度チャレンジしようかな。

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