古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

ワンポイントレッスン

2015-07-28 | 水泳
水泳のワンポイントレッスンに通っています。北スポーツセンターで月曜は11時から、木曜と、土曜は午後3時から、5人だけ先着順です。コーチが個人別に10分間、手取り足取り指導してくれます。たった10分間ですが、教室で10人1時間の指導より参考になります。人それぞれに下手なところが違いますから、個人別に指導してくれた方が良いのです。実際、此処のレッスンは、コーチが「こうやって見てください」と泳ぎを見せて、その後動作ができるようになるまで繰り返させる。手を取り足を取り、「こういう風に動かすのだ」と言葉と動きを同時に指導する。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて。褒めてやらねば人は動かじ」という歌の通りの指導ですから、とても参考になります。
 このレッスンに通うようになったのは、バタフライが泳げなくなったからです。昨年2月の怪我の後、それまでバタフライの100mは平気で泳げたのが全然泳げない。必死で泳いでも25mがやっとです。バタフライってこんなに難しい泳ぎだったかな?と不思議に思っています。
 一般に、「あたまを使って覚えたことはわすれ易いが、身体を使って覚えたことは忘れない」と言われます。たとえば自転車の乗り方は一度覚えれば、決して忘れることはありません。水泳も同じで覚えた泳ぎを忘れるなんて考えられないのですが、どうもバタフライの泳ぎを忘れてしまったみたいです。
身体を使って覚えたといっても、その記憶は神経回路に記録されている筈ですが、その記憶している神経回路が壊れてしまえば、身体を使って覚えたことでも忘れてしまうということらしい。その記憶が頸にあったらしく、頸を怪我したら泳げなくなってしまった。実際は記憶は頸でなく、小脳にあって、その記憶を脚や手に送る神経回路が頸の怪我で損なわれたのだと思います。いずれにしても泳げない。となれば、もう一度練習して泳ぎをマスターしようと、4月ごろから北スポに通うことにしたのです。
月曜日は10時過ぎにプールに入りました。11時開始の30分前から受付ですが、30分前ではすでに5人が受付にならんでいますから、もっと早くいかないといけない。この日は1番でした。10時半に受付して、しばらくプールに入って練習していました。11時前、コーチの先生が見えてプールサイドの椅子に腰かけ、泳ぎを見ていました。11:00~11:05の休憩時間に先生の傍に行き雑談しました。
「泳ぎ見てたが、パーツはいいよ」という。
「パーツ?」、「部品、泳ぎの部品はできている」と言われる。
要するに個々の動作はいいから、「その個々の動作を組みあわせるタイミングが習得できれば楽に泳げるようになる」ということらしい。
私は「去年、今年と名古屋マスターズは休んだので、来年は是非100mバタに出場したいのでご指導ください」と挨拶しておいた。
 この日の練習は、ドルフィンキックに合わせて右腕回し、左腕回し、両手回しの順で手を動かす練習だった。
練習の最後に「うまくなったよ」と「褒めてやらねば人は動かじ」を実践してくれた。
 来年は是非なごやマスターズ100mバタに出場しようと思っています。