古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

大怪我をした日から1年

2015-02-23 | 水泳
 2月22日は、昨年頸の大怪我をした日から丁度1年です。
怪我した当日は、こんなに長引く大怪我だとはおもっていませんでしたが、もしかしたら私の人生観に影響するほどの怪我でした。
 日常生活には何の支障もありません。
 通っている整形外科医によると、「この年でこの怪我をして、車椅子暮らしになっても不思議でないのに、日常生活は支障ないのだからむしろ幸運だ」と言いましたが、納得できません。水泳が出来ないのです。
頭で覚えたことは忘れるが、「身体を使ってマスターしたことは、絶対に忘れない」と言われますが、実際、私もそれは信じていましたが、身体の動きを記憶する神経回路が壊れた場合、身体の動かし方を忘れてしまうのです。
以前は、クロールu、平泳ぎ、バック、バタフライ、いずれも100m、200mは泳げました。それが、25m泳ぐと息が上がる。それ以上になると、腰が下がって沈んでしまうのです。
脚の間にプルブイを挟んで泳ぐと浮力が稼げるので、長く泳げるのですが・・・最近は、プルブイの助けを借りないと一日1000m泳げません。
最初は持久力、すなわち心肺機能が落ちた?と疑い、昨年7月、名古屋市のスポーツ維持相談を受診しました。ところが心肺機能はむしろ良くなっている。「練習すればもとに戻る」と言われましたが、その後練習を重ねても泳げるようになりません。今年の1月名古屋市の「スポーツ障害診断」を受診しました。
「頸の怪我はなおっているのでは?」と言われました。「怪我が治るということは、怪我で壊れた細胞が再生して新しい細胞に入れ替わるということだが、入れ替わった細胞が元の細胞と同じ働きができるとか限らない」と、言います。
「では、練習さえすれば、元に戻る」と練習を工夫することにしました。
「足のキックが弱くなって、浮力不足で腰が沈む?」
東プールで時折出逢う飯田さん(55歳区分クロールの日本記録保持者)は「筋トレをやったら」と助言してくれた・そこで、今年から月に10回ほどジムに行き、太ももの筋トレをやることにした。
また泳ぎ方を基礎からチェックしようと、北スポーツセンタ-に通うことにしました。月曜11時からと土曜3時から先着順で5名、「水泳ワンポイントレッスン」をしてくれるのです。
臼田さんというコーチが。10分間泳ぎを診てアドバイスしてくれるのです。1月から教えてもらっているのですが、とても良くポイントをついたアドバイスを頂けます。
「クロールのキックは、左足がほとんど動いていません。右脚だけでキックしている。打つというよりは、脚をしならせるつもりで動かしてください」
「バタフライは、水中をうねるように進む泳ぎです。そのうねりができていません。うねり方を練習してください」等々。
さて、泳ぎが元に戻るかどうか、今日も北スポーツセンターに出掛けます。「今日行くところがある」、「今日用がある」、キョウヨウとキョウイクは、健康と長生きのコツだそうですね。