古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

稲沢市のウオーキング

2014-11-29 | 旅行
28日は、シニアクラブのウオーキングを予定していたが、8時半ごろ窓から外を見ると、まさかの雨がふっている。今日は中止かも?と9時半、エレベータホールに行くと、いつものメンバーが集まってくる。
「どうする」
「空が明るくなってきたから大丈夫じゃない」と出掛けることにした。総員9名(男4、女5)です。今日は、稲沢市の荻須美術館と、イチョウ寺である。
 名古屋駅から名鉄線で国府宮駅へ。10時20分駅につき階段を上がり橋上の出口を出て、まずは美術館と歩き始めた。名鉄の踏切に来て「なんか変だな」下見に来たとき踏切は通らなかった!
この辺りの地理に詳しいHさん「方向が反対じゃない」、Kさんも、「何か逆方向みたいよ」
どうもそうらしいと方向を変えた。下見の時は地下の出口から出たので、出口の風景が違って勘違いをした。雨がパラパラ降ってくる。まぁこれくらいなら我慢するか。
 みな傘をさす。私だけが傘を持ってこなかった。「これ使って」とSさんが白いビニール傘をくださる。途中のコンビニでゲットしたようだ、
 市役所へ行く大通り(県道春日井・稲沢戦)に出てしばらく歩くと美術館の「小磯良平展」の看板が見えた。11時前荻須高徳美術館に着く。

http://www.city.inazawa.aichi.jp/museum/
稲沢の生んだ洋画家荻須高徳の作品を集めた美術館で、常設展(荻須作品)の他、企画展「小磯良平展」をやっていた。小磯は美術学校で荻須と同級生だったらしい。
 「この美術館は何年にできたのですか?」と受付の女性に聞くと「昭和58年です」
 受付けの右が常設展、左が企画展。まっすぐ奥に入ると、荻須のパリのアトリエを移築して展示している。小学生が団体で来ていて、学芸員の説明を聞いていた。
 1時間ほど見学してから、外に出た。美術館の西側、市役所の間には稲沢公園が広がる。

12時近かったので、公園に行き、弁当にする。雨が上がり青空も見えてきた。
奥様方から漬物やお菓子の差し入れをいただく。1時、次に行こうか、と腰を上げ。市役所の前のバス停に行く。「稲沢市役所」の看板がたっているが、何か妙だ。バッグから、インターネットでダウンロードした稲沢市役所前バス停の写真を取り出す。写真の看板は「市役所」。バスの時刻表も比べると、インタネットでは13:34だが、バス停の掲示は14:10です。バス停に待っている人に写真を見せると、「この写真は市役所の裏です」。バス停が他にもあるのかな?「行ってみよう」と市役所南側に回ると、「このバス停は11月4日から移転しました」。
 市役所の中を通り抜け、さっきのバス停に行くと、「11月4日より時刻が変更になりました」との掲示がある。結局、インターネットは、変更が更新されていなかったわけ。「仕方ない!」と市役所のロビーで時間待ちして14:10のバスに乗る。
 やってきたバスは、マイクロバスというより普通車並みの大きさで20人も乗れば満席。我々9名が乗ったら、満員。次のバス停に着くと、運転手が待っていた人に「乗合タクシーを呼びますからそれにのってください」と電話をかけていた。何しろ一日に4本しかないバスを待っていたのに満員通過されたらやりきれないので、こういうシステムになっているらしい。
20分ほど走り「森上駅」に着く。駅でウオーキング案内の地図を貰い歩き始めた。
 歩きはじめてから「あっ」と気づいた。
折角頂いた傘をバスの中に置いてきてしまった。傘はそれほどほしいわけではないが、せっかくのご厚意を無にしたのが残念です。
 最初に駅近くの正淋寺。つづいて布智神社、シイノキの巨木が見られました。
ここで、記念撮影。
その後、神社を回り込んで日光川の森上橋から川沿いに北上する。
川岸の銀杏の風景は圧巻です。

 今は稲沢市になっていますが、旧祖父江町は銀杏の産地として有名です。愛知県の銀杏生産量は日本一、全国生産量の3割、中でも祖父江町の生産量は群を抜くとか。
1kmほど歩いて、山西橋のたもとで左折すると、直ぐに祐専寺、別名イチョウ寺です。

樹齢300年の巨木がありました。車と人で混雑していました。銀杏寺に参拝した後、4時前、名鉄山崎駅から電車に乗り、一宮経由名古屋駅。5時ごろ帰宅しました。