古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

名古屋マラソンを走る

2012-03-12 | マラソン
 11日8時前、名城公園駅から地下鉄に乗りました。「なごやドーム前行き」です。普段は、「大曽根行」と「名城線右回り」だけですが、ドームにイベントがあると、「大曽根行」はもう一つ向こうの「ドーム前行」になります。超満員でした。8時10分、ドーム前駅で降りると、駅のトイレに長蛇の列、大規模のマラソンではトイレがランナーにとって一番の問題ですから、直ぐトイレに並びます。駅を出ると、「ランナーの方はゼッケンを見せてください」とスタッフがマイクで大声を上げている。
 ゼッケンはシャツに付けてバッグの中だ。仕方ないから道端に寄り、上半身裸になってシャツを着た。ゼッケンの点検を済ませて、歩き出したら、直ぐ荷物運搬用のトラックが10台並んでいる。私はNo10のトラックを指定されていた。10台目の傍に行くと、「8時半までに預けてください」と言う。
スタートは10時頃だから、今からシャツ1枚と短パンでは、寒くてキツイと思ったが、「ドームの中にいれば暖房が効いているだろう」と着替えして荷物をトラックに載せた。
その後、ドームの入り口まで行くと「選手はドームに這入らないでください。這入ると9時半まででられません」とスタッフのマイク。
 「10時スタートなら9時半まで中にいようか」と思ったが、「中だと女子マラソンのスタートが見られない(ドーム外でスタート)」と中を諦め、駅とドームを結ぶデッキの道で、日向ぼっこしながら見ていたが、寒かった!
 1万5千人のスタートは凄い!それにしても、42kmを走ろうという女性が1万5千人も集まるなんて、日本の女性は強くなりました。因みに1.5万人は女子マラソンでは世界最大とか。
女子マラソンのスタート後、見ると、イーオンが開店している。店の中なら暖房がきいているだろう、と店に入りベンチに越を下ろして時間を待ちました。10時15分前、そろそろスタートラインに並ぼうと外に出た。小生のゼッケンは「P37970」で、頭のアルファベットの看板の位置に並べという。ところが「P」は一番後。それで分かりました。
 ゼッケン番号は、申し込みのとき「何分で走るか申告させ、その申告タイムの潤に番号をつけ、番号順にアルファベットの看板が並んでいる。私は2時間半で申告したから、最後のグループ。ハーフだけの最後ならいいのですが、10kmも同時スタートで、10km組の一番遅いグループも一緒だから、前に遅い人がいると走りにくい、おまけにハーフと10kmだと2万人のスタートになる、と思ったが、今さら仕方がない。
 10時10分スタート!だけど全然走れない。歩いてスタートラインに着いたのが10分4秒だった。走り出したが、前の人に足が当たりそうで走りにくい。しかし、雲一つない青空で風がない。名古屋は春先風が強いのだが、今日は、無風に近い。これはありがたかった。
 1kmの標識で腕の時計をみたら17分。1km7分でしか走れない。
 今池、桜山を通過、瑞穂区役所辺り、7kmで、58分だった。7kmを1時間で走られれば3倍の21kmは3時間で走れる、と完走を確信した。
 新瑞橋(あらたまばし)までくると、10km組は左折して瑞穂運動場のゴールに向かう。ハーフは右折し、妙音通を堀田に向かう。これからはハーフ組だけで走るから自分のペースで走る。10km手前、ブラザー工業本社前で折り返す。新瑞橋に戻り左折、北に向かう。道路サイドのガソリンスタンドは162~3円になっている。今池を過ぎて内山町で左折。桜通り(100m道路)を西へ。反対側は、女子のフルマラソン組がどんどん走ってくる。しかし、道路幅が広いので、選手の表情までは分からない。腕の時計を見て、これならネットで2時間半ぐらいでいけると考えながら走り続ける。
 伏見通りで「あと1km」の表示。左折して白川公園の横でフィニッシュ。女子フルマラソンの前半のコースを走ったことになります。腕の時計は2時間38分52秒。スタートロスを引いたネットタイムだと2時間29分50秒。まぁ、2時間半で走られれば上出来だと思った。この齢で最後まで走り続けられたのですから、満足です。
公園に入り、記念のタオルを貰い、ランナーズチップ(胸につけたタグ)を返却。荷物を貰い(受け取り場所もたいへんな混雑)着替えしながら、空腹を感じた。「そういえば新聞にはバナナ何万本を用意したとあったが、バナナの顔をみなかったな、速い連中が食べてしまったかな」
出口でミネラルウヲーターとバナナを一本ずつ配っていました。ずいぶん大きなバナンでした。数万本用意してもランナーも数万人ですから、1本ずつに納得!
地下鉄に乗り、名城公園に戻ると、2時でした。大通りはまだフルのランナーが、ぞろぞろ走っています。スタートからもう5時間近いから疲れているだろうな、今頃ここだと、ドームは制限時間ぎりぎりじゃないかな」
帰宅して遅い昼飯を取り、予約録画してあった女子マラソンを見ました。10数年ぶりに外国人に優勝をさらわれましたが、尾崎の第2位、中里の第3位は立派!野口選手の4年ぶりのマラソンの頑張りは凄かった。久しぶりに見応えのあるマラソンでした。
マラソン漬けの一日でした。