古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

長崎歴史文化博物館収蔵品展

2011-09-25 | 美術館と美術展
「長崎歴史文化博物館収蔵品展」が、高浜市のかわら美術館で9月25日まで行われていました。24日は絶好のお出かけ日和でしたので、行ってみました。
 この美術館、衣浦大橋近くの小さな美術館ですが、時々面白い企画の展示をやるのです。3年前は、「ねむの木の子どもたち展」その前の年は「原爆の図」の展示があり、見に来ました。
http://blog.goo.ne.jp/snozue/d/20080828

 11時半過ぎに到着。入場チケットは¥600。
出かける前に、「長崎の博物館の収蔵品を見に行く」と話したら、「原爆の資料でもあるの?」と、若い姪に聞かれましたが、江戸時代、長崎はアジヤのみでなく西洋にも開かれた国際都市でしたから、当時の文化を伝える品々が残されています。
http://www.takahama-kawara-museum.com/exhibition/detail.php?id=150
 2階~3階が会場で、プロローグは、18世紀の世界地図と日本地図の展示。当時から、かなり正確に国の形がわかっていたんだ、と思いました。
 2階は、出島貿易を通じて入ってきた海外の絵や工芸品の展示。
 出島阿蘭陀屋敷の景やイギリス製ウィスキー瓶、ギヤマン杯などの工芸品がありました。勿論、中国から入ったものもあります。 磁器や陶器、端渓硯石などもありました。面白いと思ったのは、かわら美術館だけあって、長崎の古い瓦が数点展示されていたことです。
 3階は、やきものを中心に海外の影響を受けた異国趣味あふれる日本の工芸品です。長崎の亀山焼、対馬の対州焼、平戸焼、など。
こうしたものにご関心ある方は、長崎旅行の際に、お立ち寄りください。
ご参考までに、本家の長崎の博物館のホームページを紹介します。
http://www.nmhc.jp/
 1時間ほどかけて見学しましたが、見終えると時分時でおなかが空きました。おいしいものでも頂こうとレストランを聞くと、フランス料理の店が館内にありました。
 這入ると、結構にぎやかでした(展示室よりもにぎやか)ので、評判の良い店らしい。
 腹ごしらえを済ませ、帰途につこうとフロントの前を通ると、パンフレット類が目につき、「長崎の心、竜馬の心」と題するA4判の分厚なパンフが目に留まりました。
1部頂いてきましたが、長崎周辺の観光案内はバッチリ、のものでした。その中からネット情報。
http://www.nagasaki-tabinet.com/