25日は住宅のシニアクラブのウオーキングで鶴舞に行きました。その報告です。ご笑覧ください。
鶴舞公会堂には時折来ることがあるが、公園を仔細に見て回るのは50年ぶりです。
鶴舞の語源は、「つるま」すなわち「水の流れるところ」という意味の言葉から「つるま公園」と名付けられたのが「鶴舞」の当て字が宛てられるようになり、駅名も「つるまい」になったそうです。
http://www7.ocn.ne.jp/~urban/
9:30集合、地下鉄で鶴舞公園駅、10時過ぎには散策を始めた。つつじが真っ盛り。「つつじ」と「さつき」はどう違う?と聞くと、メンバーのデイスカッシヨンの結論は「咲く時期はつつじの方が早い。葉の大きさが違う。さつきの方が小さい」ということでした。
公園の中に、銅像の台座がある。愛知県出身の首相加藤高明の銅像が建っていたのだが、昭和19年、戦時中の金属類供出で、取り去られた後、再建されず台座だけ残っている。銅像が台座だけ残っているのは珍しいのではないか。
幹事さんが、どんどん歩いていくので、ついて行ったら、八幡山古墳という円形の緑地に出た。こんな古墳がこの地にあったとは、名古屋に来て50年を越す私も知らなかった。このあたりは御器所台地と呼ばれるが、昔から人が住みついていたらしく、所々に古墳があるようだ。古墳を一周し公園に戻り、緑化センターの前で弁当を拡げた。久し振りにゆっくりした時間を過ごしました。昨日までの雨は上がり晴天、池の亀が甲羅干しをしている。
2時前、公会堂に入り、地下のすこぶるクラシックな食堂に入り、珈琲でおしゃべり。「サア帰ろうか」と玄関に来たら、「世界人権宣言――講演会と映画会」のポスターが表示されている。「入ってみようか」と大ホールに入ったら、池田香代子さんが講演をしていた。池田香代子さんとは「世界がもし100人の村だったら」という本を翻訳した人です。終了の10分ぐらい前だったので、結論だけ聞くことが出来た。
「国会図書館のホームページにアクセスすると、「憲法」のページがあって憲法の一次資料(制定に関る)を見ることが出来ます」。
「憲法は国(の為政者)を拘束するもので、国民を縛るものではないのです。」
「もちろん「国民の義務」という言葉が憲法にありますが、3ヶ所だけです。子女に教育を受けさせる義務(26条)、勤労の権利と義務(27条)、納税の義務(30条)だけです。このうち納税の義務も、国民は国の主人公であり、従って、国を運営する費用は当然国民が持つという意味で、義務というよりむしろ権利で、この意味では、もっと国の税金の使い方に物申すべきなのです」。
「最近、日本の治安が悪くなったと言われますが、世界的にみたら、一番犯罪の少ない国であり、歴史的にみても犯罪は少ない。たとえば、”3丁目の夕日”の時代、犯罪による死亡者は年6千人台でしたが、今は千人台です」。
これは、講演者の述べたことでなく、私の仮説ですが、犯罪件数は国民の経済格差が少ない時少ないが、大きくなると増える。日本は今までは格差が少なく犯罪の少ない国であったが、経済格差が増えるに従って、犯罪件数も増えるでしょう。
終わって外に出てから、皆さんの言われたこと。「最後の一番良いところだけ聞けたね」、「無料で勉強させてもらった」、「講演会の配布資料の封筒を持って歩くと勉強家に見えるな」。
上前津駅まで町並みを見ながら歩き、地下鉄で帰宅、午後4時でした。
鶴舞公会堂には時折来ることがあるが、公園を仔細に見て回るのは50年ぶりです。
鶴舞の語源は、「つるま」すなわち「水の流れるところ」という意味の言葉から「つるま公園」と名付けられたのが「鶴舞」の当て字が宛てられるようになり、駅名も「つるまい」になったそうです。
http://www7.ocn.ne.jp/~urban/
9:30集合、地下鉄で鶴舞公園駅、10時過ぎには散策を始めた。つつじが真っ盛り。「つつじ」と「さつき」はどう違う?と聞くと、メンバーのデイスカッシヨンの結論は「咲く時期はつつじの方が早い。葉の大きさが違う。さつきの方が小さい」ということでした。
公園の中に、銅像の台座がある。愛知県出身の首相加藤高明の銅像が建っていたのだが、昭和19年、戦時中の金属類供出で、取り去られた後、再建されず台座だけ残っている。銅像が台座だけ残っているのは珍しいのではないか。
幹事さんが、どんどん歩いていくので、ついて行ったら、八幡山古墳という円形の緑地に出た。こんな古墳がこの地にあったとは、名古屋に来て50年を越す私も知らなかった。このあたりは御器所台地と呼ばれるが、昔から人が住みついていたらしく、所々に古墳があるようだ。古墳を一周し公園に戻り、緑化センターの前で弁当を拡げた。久し振りにゆっくりした時間を過ごしました。昨日までの雨は上がり晴天、池の亀が甲羅干しをしている。
2時前、公会堂に入り、地下のすこぶるクラシックな食堂に入り、珈琲でおしゃべり。「サア帰ろうか」と玄関に来たら、「世界人権宣言――講演会と映画会」のポスターが表示されている。「入ってみようか」と大ホールに入ったら、池田香代子さんが講演をしていた。池田香代子さんとは「世界がもし100人の村だったら」という本を翻訳した人です。終了の10分ぐらい前だったので、結論だけ聞くことが出来た。
「国会図書館のホームページにアクセスすると、「憲法」のページがあって憲法の一次資料(制定に関る)を見ることが出来ます」。
「憲法は国(の為政者)を拘束するもので、国民を縛るものではないのです。」
「もちろん「国民の義務」という言葉が憲法にありますが、3ヶ所だけです。子女に教育を受けさせる義務(26条)、勤労の権利と義務(27条)、納税の義務(30条)だけです。このうち納税の義務も、国民は国の主人公であり、従って、国を運営する費用は当然国民が持つという意味で、義務というよりむしろ権利で、この意味では、もっと国の税金の使い方に物申すべきなのです」。
「最近、日本の治安が悪くなったと言われますが、世界的にみたら、一番犯罪の少ない国であり、歴史的にみても犯罪は少ない。たとえば、”3丁目の夕日”の時代、犯罪による死亡者は年6千人台でしたが、今は千人台です」。
これは、講演者の述べたことでなく、私の仮説ですが、犯罪件数は国民の経済格差が少ない時少ないが、大きくなると増える。日本は今までは格差が少なく犯罪の少ない国であったが、経済格差が増えるに従って、犯罪件数も増えるでしょう。
終わって外に出てから、皆さんの言われたこと。「最後の一番良いところだけ聞けたね」、「無料で勉強させてもらった」、「講演会の配布資料の封筒を持って歩くと勉強家に見えるな」。
上前津駅まで町並みを見ながら歩き、地下鉄で帰宅、午後4時でした。