古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

熱海・箱根の旅

2007-06-09 | 旅行
 6月1~2日はD社OB会のバス旅行に参加しました。
 約30名が元本社前でバスに乗り込み、名古屋高速・東名経由上郷SA。
ここで犬山から来るもう一台に合流。沼津ICで国道に下り、三島駅で関東から来たOBを拾う。
 沼津道の駅で昼食。ここからグルメの旅が始まった。
 行き先は箱根・熱海という代わり映えのしない旅行だが、その分大いに美食を楽しんでもらおうと、幹事は企画したようだ。昼飯から次々とご馳走を並べて、食べきれない。

 食事後十国峠に向かう。ケーブルカーで富士・芦ノ湖・駿河湾を一望におさめる筈だったが、ケーブルカーが動いていない。「車輌点検中で運行休止」の表示が出ている。エキスポランドのジェットコースターの事故の影響がここまで及んでいた。
 「十国峠の白い花」という島倉千代子の歌を思い出す。小生の好きな歌だが、他
のヒット曲に押されたのか、彼女の歌としては、あまり流行らなかった。

 熱海温泉には16時ごろ到着。OB会の総会だったが、珍しくH社長が新幹線で駆けつけて挨拶した。会社ともう縁の切れた退職者を、ここまで面倒見る会社はないと思う。
 夕食の懇親会。久しぶりに顔を合わせる人が口々に「まだマラソンやってる?」と聞く。「今年は1月から5月まで毎月1回マラソン大会に出場した」と答えると、みんな呆れたような表情。
 先輩のOさんに「大学も今年の3月卒業した」というと、「それって何か役に立ってるの?」と聞くので、「人間は身体(筋肉細胞)を使ってないと、身体の老化が早い。だから、マラソンや水泳をやっている。同様に、頭を使ってないと脳(神経細胞)も老化が早い」。「と言ってますが、まァ道楽ですね」と言ったら笑っていた。
 イヤー良く食べた。次々と出る料理を、すべて片付けるのはたいへんだった。
 太平洋戦争中に子どもだった世代は「出された料理を残すのはモッタイナイ!」と教えられて育った。

 翌日は、9時に出発。箱根神社に参詣。芦ノ湖を眺めながら「21年前(49歳)の時、芦ノ湖一周マラソンを走ったナ」と思い出した。一周20Kmだが、当時、湖の東側の道は岨道(そばみち)と言ってよいような道で、木の根がごつごつ路面に顔を出すような道だった。
 御殿場で昼食。これまたご馳走攻めで、岐阜からきたKさん「胃袋が吃驚してるよ!」
 その後、三島駅に関東組を送って、帰路。沼津で海産物ショッピングセンターで土産物物色した後、東名で名古屋に帰りました。