古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

宮島 1

2004-12-05 | 旅行
29日は、宮島を観光しました。
 日本三景のうち他の二つは既に見ていますが、何故か、宮島だけは、機会を逃して
今まで見ていませんでした。編集長のご好意で、今回、観光出来たことを深謝しま
す。
 宮島というと、例の波が足元を洗う赤い鳥居と神社。それしか印象がなかったので
すが、こんなに沢山の神社やお寺の建物が林立しているとは知りませんでした。鹿の
放し飼いも、”あなご飯”も知らなかった(もみじ饅頭は知ってましたが)。

 さて、”あなご飯”から話を始めましょう。
 昼飯の時ですが、偶々おKEIさんの手が小生の手に触れました。「まア、冷たい
手をしてますね」と、言われたものですから「どれどれ」と、皆さんに握手をされる
光栄に浴しました。
 確かに、断然私の手が冷たいことが判明しました。冷たいと言っても、体温は略同
じですから、皮膚の表面温度が低いのです。
 つまり、体脂肪の多い方は、脂肪の断熱作用で、熱が逃げないので温かい。私は脂
肪が少ないので、体熱がどんどん体外に逃げていく。表面温度が低くなるようです。
 言い換えると、どれだけ食べても、取り入れたエネルギーは熱として放出されるの
で、太らないというか、太れないんです。
 見方によっては随分不経済な体質です。
 以前、編集長から「NOZUEさんの元気の素は?」とメールで聞かれ、「元気で
走ったり泳いだりするわけでなく、筋肉で運動するのだから、元気は関係ない」と失
礼な送信をしてしまいました。
 「元気」の意味を「精神的な状態」にとったので、そうしたメールになったのです
が、「元気」が「身体的な状態」つまり、「長時間運動を継続できる身体の状態」の
意味なら、まさにこの体質です。
 即ち、運動をすると熱を発生する。この熱を外部に逃がして体温を下げられれば運
動を継続できる。
逆に、熱を外に出せないと、たちまちヒートアップしてしまって、運動は継続できな
い。
 今年の9月、競泳プールでレッスンを受けたことがあります。普通、温水プールは
30℃です。それに比し、競泳プールは27℃です。27℃ですと、私の場合、泳い
でいるときは大丈夫ですが、止まると寒くて震えがきます。順に泳いで見せてコーチ
のコメントを貰うのですが、その順番を水中で待っていたら、ガタガタ震えてきまし
た。コーチに笑われてしまいましたが、「体脂肪が少ないから」と苦笑い。体脂肪が
少ないのも良し悪しです。

 話がそれましたが、あなご飯。旨かった!(続)