古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

メニエール病

2017-04-12 | Weblog・人生・その他

 
4月11日朝6時に目覚めた。起きようと思い、上を見ると、天井が回っている。
「?」
起き上がると急に吐き気を催した。
トイレに行き、戻したが、何も戻すものがないから、胃液を吐き出した。
歩くと、めまいがしてふらふらし壁にぶつかる。ベッドに戻り、寝るとめまいは治まるようだ。
これは典型的なメニエール病の症状です。
4年ぐらい前に、この症状が出たことがある。病院にいかなくては、と思うが、まともに歩けないから、症状が小康状態になるまで寝ているしかない。
11時頃、少し楽ななったので、向かいの若先生の病院に出掛けた。
すぐ診察室に入れられたが、先生の前でもどしてしまった。
「4年前の症状がでました」先生は直ぐカルテを確認して、「4年前の4月11日です。丁度4年ですね。」、「ここまでどうやって来ました」。
「転倒しないように気をつけてゆっくりゆっくり歩いてきました。」
「この病気は本人は凄く苦しいけど、命には別条ない病気です。飲み薬をだします。注射もしましょう。注射の時に血液検査の検体をとらしてください」」。
「血液検査なら先日西部医療せんたーで検査しました」とデータを見せると、
「これは3月29日のデータです。今朝現在に変わりはないか見る必要があります」。
納得!
「安静にして寝ていれば治る病気ですが、もし明日になっても、発作が治まらなければ、注射をしますからもう一度来院してください」。「わかりました」
「早く治すためには、根を詰める仕事を」やらないことです。たとえばパソコンを打つ作業とか、本を読む作業は、やらない方が治りが速いです」。
パソコンを止めて読書を止めると、自分のすることは水泳だけだが、まさかこの状態で泳ぐことは出来ない!
処置室に移り注射をする前に看護師の前でまた戻してしまった。隣に薬局がある。勘定をすませ薬局まで歩くと、また気分が悪くなり、薬剤師の前で吐いてしまう。まったく醜態である。
というわけで、午後はベッドに横たわりきりでした。本当に安静にするってこういうことだと思いました。
夕食におかゆをつれあいに作ってもらったが、食べた後また吐いてしまう。

 12日朝、目覚めると大分良くなったが、やはり眩暈は残っている。
「もう一度注射してもらう方が良い」と、11時頃向かいの病院に行った。
診察室に入ると、もう昨日の血液検査のダータが拡げられていた。
「血糖値が少し高いですが、他は全く異常ありません。
血糖値も、がんがん戻しているようなときには、身体という者はうまくできていて、血糖値を増やして体の機能を活性化するので、この程度の高さは正常です。」
「昨日先生は、根を詰める作業をしないように、と言われましたが、日頃根を詰める作業をしているとこの病気をおこしやすいですか?」と聞くと、「それがわからないのです。根を詰める作業をする職人がなるかというとそうでもない。
要するに三半規管の不調が原因であることはわかっていても、何が原因で三半規管の不調が生じるかはわかっていないのです。」
と、三半規管の不調を抑える注射を打ってくれた。
 注射の所為か気分がよくなったので、午後自転車を転がして銀行に行ってきた。午後、ずっと気分は良かった。
 これなら大丈夫とpCでメールを打ち増した。
これで明日プールで泳いでみて泳げるようなら、全快です。
高齢になると、いろいろ妙な病気が出ます。
桜は全開ですが、あと何回全開の桜をみられるか。
そう思っていたら、TVのニュースがペギー葉山の訃報を伝えていた。享年83とか。


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