Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

引っ越し祝いランチ

2012-05-31 17:18:08 | アメリカ生活雑感
近所に引っ越しを完了した、日本人主婦仲間のRちゃんの新居に“House Warming Lunch Pary”にお呼ばれ。
気の合う仲間みんながワイワイ集まって、いつものように超おいしい持ち寄り料理をつつきつつ
昼間からワインまで開けちゃって、あんなことこんなこと、日本語で弾丸のようなおしゃべりをしてきた。
学区によっては子供たちの夏休みに突入したところもあって、それに合わせて帰国する人もいるため
大勢が集まってのランチはこれを最後にしばしお預け。

豪邸の立ち並ぶ閑静な住宅街にあるRちゃんの新居は、開口部の多い、それはそれは気持ちのいいステキな空間だった。
引っ越しから1か月もたっていないというのに、新居の豪邸はすっきりと片付いててびっくり。
Rちゃん、引っ越し疲れで大変なところ素敵なランチタイムをどうもありがとう!
また今度は夜の部をよろしくお願いします





ベースメントも含めて3層のおうち。とにかく部屋が多くて迷いそうになるほど。



おいなりさん、から揚げ、きんぴらごぼう、おそば、
ちらし寿司、揚げワンタン、わかさぎ南蛮漬け、フルーツ盛り合わせ・・・・


そしてデザートはいつもながら手作りのケーキ。
どこのケーキ屋さんよりもおいしい。
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マイノリティが過半数を占める日。

2012-05-28 15:08:56 | アメリカ生活雑感
注)アメリカン・アイドル優勝者のネタバレあり





“American Idol”のシーズン11が先週終了。
最近は、何の魅力もない「ちょっと歌が上手いガキのショー」になっていたので、
私の一押しのフィリップ・フィリップスが無事にWinnerとなった今年はちょっと気分がいい。
翌日の新聞によると、これでAmerican Idolのwinnerは5年連続「白人の男性」となったそうだ。
そういえば、ここしばらく黒人がベスト4に残ったという記憶がない。
今年は久々にルイジアナ出身の黒人、ジョーシュアがベスト3に入る健闘を見せ、その圧倒的な歌唱力からもひょっとしたら・・と思わせたが、ガッテンそうはいかなかった。

所詮、American Idolの視聴者&投票者は、圧倒的に白人。それも若い女性ときているから
ちょっとチャーミングな白人男性が出てくると、歌唱力はともかく必ず上位を占めることになる。
やはりマイノリティが「アイドル」になることは、滅多なことでは許されない世の中なんである。
過去にはシーズン2のルーベン、シーズン3のファンティジアと黒人winnerが続いたこともあったが、視聴者の若年齢化が急速に進みすぎた結果だろう。
それに、黒人歌手に求めるものが時代と共に変わってきているという見方もある。

「American Idolにみる、黒人歌手のマンネリ」


マイノリティといえば、シーズン8のファイナルでもちょっとした「物議」があった。
最後に残ったクリスとアダム、どちらも白人男性。
ステージパフォーマンス、歌唱力、何をとってもアダムのほうが圧倒的に上だったのだが、勝ったのはクリスという大波乱だった。
要因はただひとつ、アダムは“ゲイ”だったのだ。
「アメリカンアイドルがどうしても崩せなかった壁。」

アメリカでマイノリティが日の目を見るのは、並大抵のことではない。
2008年に黒人大統領が誕生した今でも、その反動で白人による黒人排除の波が以前にもまして激しく動いているのがわかる。
口ではリベラルを唱えながらも、実際にマイノリティが上に立つと居心地が悪いらしい。
人種差別は決してなくならないのだ。
シカゴ近郊を車で走ってみると、人種で町がくっきり分かれていることを肌で感じることができる。
白人の住んでいた町に一世帯でも黒人家族が引っ越してくるとそこはもう「濁った町」になる。いわゆる「(血の)一滴の法則」だ。
白人たちは黒人が与える“いろいろな影響”に恐れて町を出て行き、もとの町は黒人たちのものとなる。
今でもそんな「黒白の境界線」がくっきりと存在している。これがアメリカという国なのだ。


先日新聞で面白い記事を読んだ。
センサスの調べによると、2011年にアメリカで産まれた子供に占めるマイノリティ(非白人)の割合が、初めて50%を超えたという。
今まで多数派だった白人は、これから徐々に数の上では非白人に対抗できなくなっていくのだ。
彼らが成人したころのアメリカはどうなっていくのだろう。国として今のような形を保っていられるだろうか?




Congratulations, Phillip!






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大迷惑のNATOサミット

2012-05-27 13:26:45 | アメリカ生活雑感


先週末行われたNATOサミットのおかげで、シカゴ市内はパニック。
交通規制のうえに電車にバックパックを持ち込むことさえ許されず、一般市民は大迷惑。
大規模なプロテストも行われて、町は騒然としていた(らしい)。
こういうときは、郊外の自宅にとじこもってせっせと庭仕事でもしているのが一番。
花壇にお花を植え、野菜の苗をベジタブルガーデンに移し、今年の夏の収穫を待つ。
この瞬間が1年で一番好き。

まだまだ困難な状況は続いているけれど、「この花が咲くころには大丈夫」「この野菜を口にすることにはすべてが丸く収まっていますように」と願をかけている。
前だけを向いてがむしゃらに過ごしてきたここ数か月。
その勢いが実ったのか、すべてはいい方向に向かいつつある。
やはり持つべきものは頼りになる人脈だと、つくづく思うこのごろ。
主婦の私とて無駄に時間を過ごしてきたわけじゃないけんね。
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事故から約5か月、やっと終息。

2012-05-15 12:04:43 | アメリカ生活雑感
思えば昨年12月、フリーウェイで愛車プリウスにおかまをほられてから、我が家の悪夢が始まった。
これまでの経緯は↓


おかまほられた

事故から1か月・・・

事故-- その後(もう2か月!)


つまり要約すると、
1)あちらの保険会社(M)は、はなからお金を払う気などない詐欺まがいの会社だった。
2)約束を何度もほごにしてらちが明かないので、修理代はこちらの保険会社で処理。
3)修理代から差し引かれた立て替え分1000ドルと、車が使えない間のレンタカー代、合わせて約2200ドルをうちが被ったまま。

という状態が事故後4か月たっても続いていた。

Pちゃんはこの件に関してすっかりやる気をなくし(考えるだけでパニックになるらしい)、もうしゃべるのもいやという状態だった。
でも私はこういう商売をしている会社(&相手)を何が何でも許すわけにはいかなかったので、彼に内緒で行動を起こした。
元保険会社に勤めていた友人のJ嬢に相談して、保険会社がよく使うという“必殺・取り立ての内容証明のひな型”を送ってもらい、
過去のレシート類を見つつ、今までこちらが立て替えた金額の明細と、期日中に何の連絡もない場合はイリノイの保険庁にこの件をレポートすると同時に、相手(加害者)を無保険運転で州警察に報告する旨を明記した内容証明を作成、加害者と相手の保険会社双方に送付した(4月27日)。支払期日は5月4日。
さて、これでどうでるか?

5月4日がすぎても、もちろん何の連絡もない。
よし、こうなったら堂々と行動を起こさせてもらえるわね。
そして5月7日、これが最後とMに電話を入れてみた。いきなり担当者のロクサーヌが出たので
「内容証明は届いているか?」と尋ねたところ「そんなものは見ていない」と白をきる。
郵便局から「相手がサインをして受け取った」という報告を受けていたので、聞いてあきれる。
「あなたはここに記した金額を支払う必要があるのは知っていますね?」
そうすると彼女は取り乱してこうぬかした。
「あなたには関係ないでしょ!」 
キレた。
「何言うてんねん!?私は車のオーナーやで?関係ないわけないやろがー!!!!」
そして、電話は切られた。宣戦布告だ。

これまでの経緯をPちゃんに話すと、今度はPちゃんがキレた。即電話。
「よく聞きなさい。君には二つのオプションしかないんだ。この請求を無視してこれから商売ができなくなって、その上加害者からも免許はく奪の責任で訴えられるか、ここでおとなしくたった2000ドルを払って終わりにするか。よく考えなさい」
お、なかなかロジカルに言うじゃないか、Pちゃん!その調子。

少しひるんだロクサーヌ、「上司(そんなものはいない)に相談して明日電話します」

さて、電話は来るのか??私はもちろん、「絶対こない」に賭けた。
そして翌日・・・


★ ★

外出から帰ってくると、Pちゃんがニコニコしている。
なんと、ロクサーヌから電話がかかってきて「いつでもチェックを取りに来てほしい」とのこと。
アメリカはいまだに何をするにも小切手。相手のの銀行口座に振り込むなんてことができないことが多い。
そのため、チェックを送った、送らないでトラブルになることも多い。
それもあって、Pちゃんは「チェックは絶対に郵便で送るな、こちらから取りに行くから」と念を押していたのだった。

翌日。
何か危険なことがあってはいけないので、二人で相手の事務所までチェックを取りに行った。
メキシカンしか住んでいない怪しげな町・・・私は車に乗ったまま、いつでも発車できるようにしてPちゃんが帰ってくるのをドキドキしながら待っていた。
まるで映画のシーンのようだった。
そして約20分後。無事にチェックを受け取ったPちゃんが帰ってきた。

一件落着!!


と思いきや。。。うちに戻ってさっそく近所の銀行に立ち寄ってチェックを入金しようとしたそのとき、Pちゃんは気づいた。
「あ、事務所に財布忘れた・・・」
チェックはしっかりバッグに入れていたのに、免許証をだしたときに財布を落としてしまったらしい・・・。


この、おたんこなす!



この人、必ずと言っていいほど一度で事が完結したためしがないのだった。。

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久々のゲスト

2012-05-14 12:49:32 | アメリカ生活雑感
Pちゃんの仕事仲間のベネディト(イタリア)が、来週にここを去って新しい仕事先のあるNYに行ってしまうことになった。
私たちは彼のことが大好きで、よく一緒にイベントにでかけたり遊んだりしていた仲。
研究施設がクローズになるという暗いニュースのあとも、自らも大変なのに私やPちゃんのことを気遣っては
電話をくれたりランチを誘ってくれたりした、とてもハートの温かい奴。

ベネディトがNYに行ってしまうと知って、私はどうしても彼を我が家に招いて送別会をしたかったのだけれど
ずっと心を閉ざして誰にも会おうとしないPちゃんにこれをどうやって切り出そうかと考えているうちに出発1週間前に迫ってしまった。
そこに、格好のチャンス。
長い間もめていた自動車事故による保険金問題が先週無事に終息、未支払だった約2000ドルが戻ってきた。
ここでホッとして上機嫌になったPちゃんに、「ベネディトをディナーに誘ってもいい?」と切り出したところ、あっさりとOK。
あ~、よかった!

かくしてベネディトの送別ディナーを金曜日にうちでやることになった。
我が家にゲストが来てくれるのなんて、去年の9月以来の快挙。本当にうれしい!
今まで心の支えになってくれた彼のために、できる限りのおもてなしをしなきゃとウキウキ。




<今日の献立>
スパイシー・インディアン・カレー
スパニッシュ・トルティヤ(じゃがいもオムレツ))
野菜の天ぷら(レンコン、アスパラガス、シイタケ)
エビマヨ
鶏のから揚げ
サラダ


彼は好き嫌いなくなんでも食べる人だと知ってたので、いろんな味を味わってもらおうと
インターナショナルなメニューにしてみた。3人でほぼ完食。
余った分は、一人暮らしの彼のためにお土産にもたせてあげた。





枝豆をおつまみに、ビール、ワイン、お酒が進む。
飲んでしゃべって笑って、AM3時まで宴会は続いた。



・・しかーし!これが翌日、私にとんだ〝あだ”となることは、このとき誰も知る由もなかった・・・・。
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ドッグ・パークの屈辱。

2012-05-11 15:20:05 | アメリカ生活雑感
最近雨ばっかり降って、GOROをまともに走らせていなかったので、
久々に良く晴れたある日、約1週間ぶりにDog ParkにGOROを連れて遊びに行った。

いつものようにお気に入りの犬を見つけて元気に後を追いかけまわしてはしゃぎまわるGORO。
トレイルを1周したあと、私はベンチに腰をおろして一休み。GOROも私の足元で一息ついていた。

と、そのときだった。
GOROより一回り大きな黒い雑種犬がGOROに近づいてきたかと思うと、いきなり2匹が激しいケンカを始めた。
どっちが先に何を仕掛けたのかはわからないが、明らかにじゃれ合うというレベルではない深刻さだったので
私はあわてて2匹の首輪をつかんで引き離す。
相手の犬の女性オーナーもあわててやってきて、その犬を向こうに連れて行った。

お互い怪我はなさそうだし、しばらく引き離して様子を見ることにした。
と、ここまではまぁよくある話。
このあとこのオーナーはそそくさと彼女犬にリーシュをつけて、公園を出て行ってしまった。
犬のケンカにおじけづいたのかな、と思って彼女をふと見ると、駐車場である女性と話し込んでいる。
その女性というのは、このDog Parkの“影のボス”。
毎日決まってここにきては、だらだらとおしゃべりしている。そのうえ最悪にも喫煙者だ。
しかも、彼女から聞こえてくるのは人や犬の陰口ばかり。犬のエキスパートのような口ぶりに私ははっきりいって彼女を好きになれず、挨拶はするものの彼女のグループの中には絶対に入らないようにしていた。

ふたりで何を話し込んでいるんだろう?と気になってみていたらなんと、この犬のオーナーは私の車の写真を撮り始めた。

「なにやっとーねん!」

人の車の写真を何の断りもなく撮るとは失礼千万。
私の車を教えたのはきっとあの女ボスだ。いったい私が何をしたって言うんだよ!?

私はボスに近づいてこう聞いた。
「あなたが彼女に私の車を撮れって言ったの?」
すると彼女は
「あの人の犬は血を流しているそうよ」と言う。返事になっていないが、これで私はすべてを察した。
ならば余計に腹が立つ。
怪我をしているなら、なんで直接私に言わないのさ?そのために私たちはお金を払って身分証&許可証をもらっているんだから。

車で去ろうとした彼女を必死で呼び止めたら、その女性オーナーが大きな体をゆっさゆさと揺らしながらやってきた。
「今聞いたんだけど、あなたの犬は怪我をしているの?それなら私にまず言ってください」
彼女は私に目を合わそうとせず、私が差し出した許可証を写真に収め、無言で去って行った。
なんだよ、コノヤロー。

そのあと、無性に腹が立ってきた。
あの女ボスは「逃げられるといけないから車を写真に撮っておきなさい」とでも入れ知恵したのだろう。
私とGOROがここの常連であることを知っていながら、なんでそんなことを言ったのかさっぱりわからない。
「けがをしているのならあの人に直接話しなさい」というべきじゃないのか?
だいたいこのボス、以前にも「柴犬はそもそも性格が凶暴なのよ」と人に話していたことがあってカチンときたことがある。
相手の犬が鼻血を出したなんで何も知らない私は、まるで悪者。ほかの人たちの目が針のむしろのように感じられて、いたたまれずに公園をあとにした。

家に戻っても怒りが収まらず、Pちゃんにすべてをぶちまけた。
そこに、報告を受けた公園のポリスから電話がかかってきた。
「よくある犬のケンカのことなので、どっちがどう仕掛けたかはわかりません。でも相手の人は私に何も言わずに去ろうとしたのを私が止めてこの電話番号を教えたんですよ」
ポリスも「はぁ、わかりました」と言ってこの件は一応双方の言い分をレポートにまとめておしまい、になった。


★ ★

翌日、テリーとビルにこの事件を息巻いて報告。
「何が許せんて、その場にいる私に一言もかけずに悪者扱いされたことよ。逃げも隠れもせんちゅうのに」
それに、「柴犬は凶暴や」とかぬかしやがったその女ボスにも腹が立つ。

同じ柴犬オーナーでもあるふたりはこの話に憤慨したのは言うまでもない。
「柴犬が凶暴だって?じゃぁどうしてこんなに今柴犬が飼い犬として人気なのよ!!」

よし、今度はお向かいの柴犬サリーも誘って、柴犬3匹でDog Parkに乗り込んで「柴犬はみなお友達ラリー」やってやる。


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バイク免許

2012-05-06 22:43:17 | アメリカ生活雑感
物心ついたときからずっとやりたいと思いつつ、やり遂げていないことがずっと心にひっかかていた。
それは、バイクの免許を取ること。
日本にいたときは、教習所に通う時間もなく、それよりもバイクに乗る時間も余裕も場所もなく、自然と優先順位が下がっていたけれど、
去年、ハーレーのツーリングに参加させてもらったときにこの情熱に再び火が灯った。
そのときにバイク野郎から教えてもらった情報によると、イリノイでは3日間でバイクの免許がとれるコースがあるというのでさっそく申し込もうとしたけれど、年内の予約はすでに一杯。

そして待つこと数か月、3月初旬にようやく2012年度のコース申込みがオープン。
ところが、申込み時間きっちりにオンライン接続したにもかかわらず、回線がすでに激混み状態で申込み画面に行きつかず、ようやくつながったときにはすでに2か月先(今週末)となってしまった。


かくして5月4日から3日間のバイク免許講習が始まった。
場所は以前通っていたこともある、うちから15分くらいのところにある大学のキャンパス。
金曜日は午後6時から10時まで。土曜と日曜は、午前10時から午後7時までというハードスケジュールだ。
一日目は、班分けとペーパーワーク、そしてテキスト講習とビデオ講習をみっちりと。
二日目は、午前中は前日に続いて教室での講習、そして午後からは外に出て実際にバイクに乗っての講習と続く。
講師陣はみな、ベテランのライダーかつ熟練のインストラクターで、かつ気さくで明るくこちらもすっかりリラックス。


実技では、エンジンのかけ方から始まり、クラッチチェンジ、足こぎ、などを延々と練習。何度も繰り返すうちに自然と筋肉が覚えていくのがわかる。
バイクで一番難しいのが低速での運転だとインストラクターも言っていたが、のろのろ走るときほどバランスがとりにくくこのあたりが一番緊張した。
その次に、足こぎからLowでのラン。このあたりからだんだん楽しくなってきた。
それからは徐々にスピードをあげて、直線、大きなカーブ、ターン、急ブレーキ・・・と練習していった。
途中で休憩をはさみつつも、連続6時間の運転はかなりこたえた。
何が疲れたって、クラッチを握る左手の親指の付け根と、長時間またがっていたせいでお尻がもうパンパンだ。


それでもやっぱりバイクは楽し~い!!
先生からも「乗りこなしが上手い」とお褒めの言葉をいただき、「Super Girl」(←おばはんやけど)と呼ばれてうれしかった



講習用のバイク。YAMAHA、HONDAから好きなタイプを自分で選ぶ。
私が選んだのは一番前のHONDAの中型。


受講者は圧倒的に男性が多く、女性は私を入れて4人。うち一人は途中で怖くなって脱落。
20代から上は60代くらいまでの幅広い年齢層。


★★

そして最終日3日目の日曜日。
疲れもすっかりとれ、午前中に行われた筆記試験も全員合格(・・というか、絶対合格になるしくみ)で
いざお楽しみ午後の実技講習と思いきや、天にわかにかき曇り雷がゴロゴロ鳴り始めた。
規則では雷が聞こえたら20分は講習を中断して天候の回復を待たねばならぬ。
仕方なく待つこと20分、やっと少し晴れてきたと思ったらまた雷が鳴り稲妻が走る。
講師陣が集まって下した決断は「荒天による中止」。この続きは来週の土曜日の特別講習に持ち越されることになった。
あーあ、せっかくもうちょっとで終了というところだったのに。残念。
この間にカンが鈍らないようにしないと。
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仕事の切れ目が命の切れ目?

2012-05-01 17:11:25 | アメリカ生活雑感
アメリカは、先進国で唯一「国民健康保険制度」がない。
キリスト教がベースの国のくせに、病気の隣人の分を自分たちが負担するのは絶対嫌だ、自分で払えないやつは死んでしまえ、皆保険はソーシャリズムだ、という考えが驚くほど根強い。

じゃぁみんなどうしているかというと、年間100億近い給料をもらっているCEOを長とする利益追求型保険会社の、これまたバカ高い保険を買って身を守るしかない。
企業に雇用されていたら企業がそのほとんどを負担してくれるが、個人経営者や無職の人たちはそれらを全額自己負担しなければならない。
普通の保険でも家族分で月に10万円以上もする。
当然、保険に入っていない(入れない)人たちが多く、その人たちはもしもの自己や病気にあうとたちまち財産全てを失ってしまうことになる。
今アメリカで家を売りに出している4人に1人が、「医療費が支払えないための差し押さえ」だというから聞いてあきれる。

仕事の切れ目わずか数週間の間、保険に入らずにいたある研究者が交通事故にあってヘリコプターで病院送りになり、命はとりとめたがその後請求された額は5000万円だったとか。
これは冗談ではなく、実話である。

しかし、あきれてばかりいられない。うちもこれが目の前の現実となりつつあるからだ。
アメリカでは仕事の切れ目が命の切れ目。
仕事と次の仕事の間にもし病気にでもなったら、しゃれにならない。
つまり、保険がきくうちにすべての健康チェックをすませておかねばならない。

というわけで、先週からはせっせと医者がよい。
眼医者に行って視力の再検査をし、婦人科検診をすませ、今日は歯医者で歯のクリーニングまでしてきた。

オバマさんがどんなに頑張って国民皆保険を導入しようとしても、保険会社が大きな政治的力(金)をもっていてそれに買収された薄汚れた政治家どもがこぞって反対し一向に先に進まない。
本当に国民を守る気はあるのか、と言いたくなる国だ。

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