Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

無国籍サンクスギビング・ディナー ~パーティー編

2009-11-28 14:51:51 | アメリカ生活雑感


午後5時をまわったところで現れたのが、お客様第1号のロベルト(スペイン)。
彼はスペインの大学院生で、PhDに向けて学位論文を仕上げるためにここに滞在して3年。
ずっと研究所内にある施設(ヴィレッジ)で暮らしている。
以前一度、所内にある専用ラウンジで会ったことがあるが、とてももの静かでシャイなスペイン人らしからぬ性格の持ち主。癒し系。
私はこの人とヨーロッパの歴史(主に王族)話をするのが好き。
日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの生誕地は彼の出身地でもあるらしく、「ハビエ~ル(ザビエルのこと)を知っているの?」ととてもうれしそうだった。


続いてやってきたのがサティー(インド)。
この人はロベルトと正反対でしゃべるために生まれてきたような人。
日本の大学(佐賀大、筑波大)で学んだ経験もあり、大の日本贔屓。「・・・だっちゃ」という変な栃木弁で笑わせてくれる。
話も面白くパーティーのムードメーカーとして適任の人。
インド人の妻(同じく物理研究者)と二人の子どもは現在インドで暮らしており、サティーは単身赴任中。

ペルーのペドロは仕事(当番)のため残念ながら欠席。

★ ★

さて、まずはPちゃん作の前菜とビールで軽くくつろいだあと、ターキーも焼きあがりいよいよディナーの開始。


ええ感じに焼きあがり、迫力で鎮座ましますターキー。


切るといえば、やっぱりこの人の出番。
出来のほうは、こまめにスープをかけた甲斐あって中までしっとりとジューシー。
グレービーソースがいらないくらい。初めてにしては大成功。
中に余計な詰め物をしなかったのがよかった。



サティー(左)とロベルト。
スペインでは「ハイ・チーズ」のかわりに「パタタ~ス(おいも)」という。


そのおいもがたっぷり入った、サプライズのトルティヤにびっくり。
大喜びのロベルト。味も大好評
“母の味”にうるさくこだわっていたPちゃんにも好評。
 さすがスペイン人直伝のレシピだけある。ありがとう、ブラック!



なにやら難しい顔して物理の話を繰り広げる人々・・・。
そのうち話は研究所内で話題のちょっと変わった人物に移り、3人でバカうけ。
どこの職場にもいるんだよな、格好の酒の肴になる人って。


なにがすごかったって、このサティーというインド人のおっさん(といっても年下だが)。
5時半に現れてから終了までの約9時間、ほとんど彼がひとりでしゃべっていた。
聞いてもいないのにいきなり自分の経歴をしゃべり始め、それがまた相当面白かったんだが、
「妻との出会い」にたどり着くまでに2時間かかった。



食事のあとはまたソファーに場所を移して酔い覚ましのティータイム。
・・・といいつつ、1時を回ったころに今度はポルトワインに手が出るのだった。
ご自慢の「宇宙の写真集」を二人に見せてご機嫌のPちゃん。



午前2時をまわり、GOROもさすがに爆眠。
「人間はようしゃべる生き物やなぁ・・・

★ ★

結局お開きは午前3時をまわっていましたとさ。

そのあとPちゃんはギアが入ってしまい、1時間かけて後片付けをしたそうだ。
翌日はぐったりしてずっと寝込んでいましたとさ。



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無国籍サンクスギビング・ディナー ~準備編

2009-11-28 05:40:18 | アメリカ生活雑感
一夜かけて、ようやく今日のメインディッシュ、5キロのターキーが無事に解凍。

あらかじめ別袋に入れておなかの中に入っていた臓物を取り出して(これはあとからソースに使う)セージを詰め込み、
全体に塩・こしょう、オリーブオイルをぬりぬりしてオーブンパンに入れる。



水を750cc、そこに香味としてセロリ(本当はタイムとかローリエがいいんだけれど今朝、買いに行ってもらったらどこも売り切れていたらしい)をたんまりいれて熱したオーブンへ。



あとは3時間半。(1パウンド15分で計算)



30分ごとに巨大なスポイトで汁を肉全体に回しかける。こうするとパサパサしないらしい。

今日のその他のメニューは、ゲストの国籍に合わせたサプライズメニュー
・スペインオムレツ(トルティーヤ)
・カレー(タイ風)+ナン
の2品と、サンクスギビング定番の
・グリーンビーンズのキャセロール
・にんじんのグラッセ
・ブルーチーズ&サーモン&オリーブのサラダ

に決定。
初めて挑戦するメニューが多いとばたばたして気持ち的に余裕がなくなるので、ターキーとトルティヤ以外はいつも作りなれているものにした。
トルティヤは、友人のブラックがスペイン人の友だちから伝授してもらったレシピを参考にさせてもらうことに。

さて、本日のアパタイザーの担当はPちゃん。
なにやらごそごそと一生懸命作っていると思ったら・・・

チーズとプロシュート(燻製の薄切りハム)とグレープのミニ串刺しというとってもヨーロピアンな一品。
この組み合わせ、なかなかどうしていけるんである。




完成~!

(※カレーとナン除く)
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ホリデーシーズン

2009-11-26 15:48:30 | アメリカ生活雑感
明日は「アメリカのお正月」、サンクスギビングデー。
去年お向かいさんにお呼ばれしたのが昨日のことのようで、1年の早さに思わずぞっとするこのごろ。

さて、今年はなんとPちゃんが職場のお友達を3人連れてくることになった。
スペイン人、インド人、ペルー人という見事に大陸を違えた3人。
皆、今は一人暮らしの身なので、我が家で盛大に“無国籍サンクスギビング”をやろうと盛り上がっている。(←私だけ)

明日に備えて、11パウンド(約5キロ)の巨大ターキー(七面鳥)を購入。ただいま解凍中。
この様子はまた後日・・・・

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St. CharlesでJazzを。

2009-11-23 04:02:51 | music/festival
先週リニューアルバウに招待してくれたトリニが、とあるBarでジャズライブをやるというのでPちゃんとふたりで見に行った。
場所はうちから車で20分ほどの隣町、St. Charles(セント・チャールズ)。
ついこの間お友達とランチをした、とてもヨーロピアンな風情が漂う瀟洒な街だ。


“The House Bar”。100年は経っていようかという古い建物。
1階は若者で熱気むんむんのスポーツバー。2階はまったりとした大人の空間。

トリニは趣味でJazzを歌っていて、たまに仲間とこうやってライブをさせてもらっているそう。
今夜は、ギター、ベース、ドラム、そしてボーカルという編成。そこにたまにサックスが飛び入りしてくれる形だ。
ボサノバやサンバのノリを中心としたかなり難しい選曲だったが、ボサ好きのPちゃんは大喜び。


★ ★

私にとってむしろ面白かったのは、トリニのだんなのジェフ。
この間のリバウのときには、いかにも妻想いの夫的コメントをしておば様方を泣かせていたこの人、実はとんでもないキャラだった。
私たちがBarに行ったときにはすでにかなり酔っ払っていたようで、私たちのソファーにで~んと座るないなや、Pちゃんの顔に10センチほど超接近しながら大きな声でおしゃべりを始めた。

「オレは正真正銘のヒッピーだったんだぜ。髪もこ~んな(肩下)も長くてよ。若いときはサンフランシスコでぶいぶいいわせ、ヘイトアシュベリーあたりを徘徊し、酒と女とドラッグの毎日さ。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ」

なんでこんなおっさんが仏教徒になったのかをどうしても知りたかった私は、
「そのヒッピーがいつから仏教徒になったんですか?」と聞いてみた。
「当時のガールフレンドさ。彼女が仏教テンプルに通っていて、はじめはなんだこんなもんと思ってたんだがあるとき“南無妙法蓮華経”を唱えたらなんだか雷に打たれたようになったんだよ」
それから仏教徒にコンバート。
「両親はなんて?もちろんクリスチャンでしょう?」
「もちろん大反対さ。なんてったって“クリスチャンのリパブリカン(共和党派)”だからね。ふぉっ、ふぉっ。」

その後ビジネスでシカゴにやってきた彼は、同じ仏教テンプルに通う当時15歳のトリニに会い一目ぼれ。数年後に結婚。
そして次々に4人の子どもをもうける、というか産ませる。(・・・おおトリニよ、若くしてそんな人生を送っていたのか)
このあとは聞いてもいないのに青春時代の「勲章」話や夫婦の性生活まで延々としゃべり続けたらしく、横に座っていたPちゃんは相当ぐったりしていた。

世の中にはいろんな夫婦がいるなぁ。



そんなこんなでまったり飲んでいると、トリニがやってきて「何か歌ってよ」という。
彼女が持っていた譜面の中で今夜のノリに合ったものということで、『コルコバード』(ボサ)を歌わせてもらった。
最近はもっぱらポルトガル語バージョンで歌っていたので、久々に英語バージョンを歌うと歌詞がすっぽり抜け落ちてしまって超慌てたけれど。ま、いっか。

ライブは延々12時過ぎまで続き、ふたりで店を後にしたのは1時過ぎ。
とんだ平日の夜遊びとなってしまったが、久々に歌えたし楽しかったし、次回の約束も取り付けたしで収穫あり。よしとすることにしよう。
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笑えた、泣けた.。“リニューアル・バウ セレモニー”。

2009-11-17 03:56:53 | アメリカ生活雑感
この夏のJazzキャンプで知り合ったトリニから突然の電話。
彼女は50代前半。3人の子育てもほとんど終了し、趣味のJazzボーカルキャンプにここ9年間も参加しているという、いわゆる有閑マダムだ。
その彼女から、「今年結婚30周年を迎えるにあたって、リニューアル・バウをやるので来て欲しい」とのこと。

リニューアル・バウ」というのは、すでに夫婦であるカップルが結婚10年目、20年目・・という節目の年に再び愛を誓い合う儀式“Vow Ceremony”のことで、いわゆる“再結婚式”。アメリカではきわめて一般的だというけれど、今まで実際に見たことがなかった。
これは話のネタに一度見ておかなければ。

案内によると、儀式が行われるのはうちから車で5分くらいのところにある「お寺」。
お寺で結婚式???

なんだかわけのわからんままでかけてみると、そこは“Myogyoji Temple”という名の正真正銘のお寺さん。



中に入ってみると、構造はまるで教会のよう。ただ、正面に「南無妙法蓮華経」と書かれた大きな額が飾ってあるだけの違い。
(おお、日蓮宗ね。)
お線香の匂いがぷ~んと鼻をついてくる。
(結婚式で線香・・)
極めつけは、参列者が熱心にお経を唱えている風景。
「南無妙法蓮華経・・・南無妙法蓮華経・・・南無妙法蓮華経・・・」
(今日は結婚式ですよね?お葬式じゃないですよね?)

 

そうこうするうちに、新郎新婦(?)の登場。
まず新郎が娘と一緒に、あとから新婦が父親と一緒にウェディングマーチに合わせて会場に現れると、参列者から温かい拍手が送られる。


父親と登場する新婦、トリニ。

このあとは、失礼ながらまるでお葬式そのもの。
袈裟をまとったお坊さんが現れ、正面に向かって木魚こそ叩かないものの朗々とお経を唱え始めた。
参列者も英語でルビをふった読経の本を手に、声を出してお経を唱える。


この違和感は私にしかわからないだろう・・・・


「あのさ、結婚式は神社でやるもの。お寺でやるのはお葬式なんですけど」とPちゃんに耳打ちするも、彼は知る由もない。ただ珍しそうにあたりを見渡している。

長い読経が終わると、今度は「三々九度」の儀式。

お坊さんが三々九度を執り行う風景を見るのは、たぶんこれが最初で最後だろう。
そういう意味ではとても貴重なものをみせてもらった気がする。
来たかいがあったというものだ。




三々九度が終わると、指輪の交換。そして、お互いが「誓いの言葉」を述べ合う。
最初に新郎のジェフが開口一番、
「トリニ。君はなんて美しいんだ・・・」と言ったときには、いたたまれずにいすから転げ落ちそうになった。が、そのあと、いかに彼女が素晴らしい妻であり母であったかその努力を称え、「これからの残りの人生、良き夫であり続けることをここに誓う」と語りかけたときは会場中のおばさまが一斉にハンカチで目を覆う。
これにはちょっと、じ~んときてしまった。



誓いのあとは、参列者からのお祝いの言葉。その多くは夫婦の古くからの友人たちだ。

そして、約40分で式は終了。
あとはロビーでシャンパンとケーキが振舞われた。
1979年当時の結婚式のアルバムや写真も置かれていたが、髪の毛がなくなって太ったご主人と比べてトリニは当時とちっとも変わっていなかった。



先月結婚したばかりの長男夫妻も一緒に家族が勢ぞろい。。
見ていてほのぼのするなぁ、こういうの。


50を過ぎてなお抜群のプロポーションを誇るトリニ(左)。
私は彼女のことをひそかに「欧陽菲菲」と呼んでいる。と言っても誰も知らないだろうけど。


神も仏もごっちゃまぜになった、日本人には理解しがたい「リニューアル・バウ」。
でもまぁ、みそもくそも一緒なアメリカらしいといえばらしい。

※お詫びと訂正
このセレモニーは、多少アメリカ的脚色が加わっているものの、日本でも一般に執り行われている仏前結婚式と何ら変わったところはないとのことです。仏前結婚式を決して茶化す意図はありませんが、気を悪くされた方には心よりお詫びいたします。ごめんなさい。
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師匠のコンサート。

2009-11-13 03:00:55 | アメリカ生活雑感
2ヶ月ほど前から、約10年ぶりにまたJazzピアノを習い始めた。
本当はもっと早く再開したかったのだけれど、誰にどうコンタクトをとればいいのか情報がつかめないまま、ずっとのろのろとしていた。

子どもの頃、将来の夢はJazzピアニストになることだった。
ピアノが大好きだったけれど、譜面どおりにしか弾くことを許されないクラシックが自分に合っていないとわかってから妙につまらなくなってしまった。
もっと自由に感じるままに弾きたかった。
そんなとき、Jazzという譜面に束縛されない音楽を知った。
でも、クラブ活動に受験・・と10代の多忙な日々のなかにこの夢はうずもれていった。

30を過ぎてお金と時間の余裕ができたとき、その夢をやっと掘りおこしにいった。
自由奔放だと思っていたJazzの、その奥深さを知りますますはまっていった矢先、今度は東京に2度目の転勤・・・。
いつしかまた、ピアノから遠ざかってしまっていた。


そしてまたまた月日は流れ。
この夏、地元のJazz人脈を広げるために受けてみたヴォーカル・キャンプ
この主催者であるJazzヴォーカリスト、ジャニスにさっそく「誰かいいピアノの先生いませんか?」と相談したところ、彼女が紹介してくれたのがフランク先生。
実はキャンプのオーディションのときに歌伴をしてくれたのがこのフランクだった。
彼は現在、ジャニスと同じく隣町の“ノース・セントラル・カレッジ”でJazz講師を勤めている。

実はこのお方、シカゴ・シンフォニー、カウント・ベイシーやデューク・エリントン楽団をはじめ、ビリー・ジョエルなどのPOP歌手との競演や、過去にはあのルチアーノ・パバロッティのシカゴ公演での伴奏をつとめたこともある、知る人ぞ知るシカゴでも超一流のピアニスト。
彼の自宅がうちから比較的近いこともあって、月に2回レッスンを受けることになったのが9月のこと。
いかにもイタリアン(の血をひく)だけあって、おおらかで温かいお人柄。
私が何を目指しているのかを話すと、たちまちすべてを察してくれてさっそくそれに見合ったレッスンを始めてくれた。
テクニックを植えつけるのではなく、音楽をやる上で大切なこと(精神論も)をきちんと語ってくれ、くじけそうになる私を励ましつつ、どんな質問にも即座にわかりやすく答えてくれる、理想的な先生だ。

彼にめぐりあえて、再び私の中のピアノ熱に火がついた。
何年先になろうが、決してくじけずに目標に向かって一歩一歩がんばっていこうと思う。



Frank Caruso

★★

今日はそのフランク先生のコンサート。
同じJazz Camp仲間だったエミリアと彼女のご主人と待ち合わせ、早い夕食を共にしたあと大学付属のコンサトー・ホールへ。
ここは、あのJazzキャンプの最終日に私たちが“卒業コンサート”をした懐かしい場所だ。

今日の編成は、ピアノ・ドラム・ベースというシンプルなトリオ。
そして曲目は主にビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソンのナンバーから。
あの太い指からは想像できない、目にもとまらぬ速さのなめらかな旋律、不思議でかつ深く心地よい独特のJazzコードがコンサート会場を包みこみ、曲がおわるために観客がため息をつく。


こんな素晴らしい講師にピアノを教わることができる、ここの大学の生徒たちは本当に幸せ者だ。

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GORO's Diary (Vol.12) Certification(Puppy クラス卒業)

2009-11-08 01:40:51 | GORO
I will announce my new name to you.
My new formal name is "GORO EL CHULO"
"CHULO" means cute, good-looking, neat, lovely, and pretty in Spanish.
I love this name!!

Meanwhile, I graduated Puppy Training Class after ten weeks.
Actually, this class is too easy for me. I already knew everything...
Anyway, I'm proud of getting this certification. Yes, I did!

****

GOROをAmerican Pet Registryに再登録、オーナーを私たちの名前に変更し、前の名前になっていたGOROの新しい名前も登録し直した。

発表します。GOROの新しい正式名称は、

“GORO EL CHULO"

CHULOはスペイン語で、かわいい、いかした、愛らしい、という意味。
あえて訳せば“かわいいゴローちゃん”という名前。



さて、9月から通っていたPuppy Class(仔犬トレーニング)のほうも無事終了。
会を重ねるごとにGOROは賢くなっていき、他の犬たちはどんどんとドロップアウト。
最後はGOROひとりの卒業式になってしまった。ちょっとさびしい。
お座りもお手も待てもできていたGOROには、かなり物足りないクラスだったけれど、上のクラスに行くともっと実用的で難度が高いらしいので前向きに考え中。


お世話になったインストラクターのデビーと。


こんな卒業証書をもらって、ごきげん。



★★ お願い ★★

柴犬レスキュー協会が主催する、2010年のカレンダー表紙コンテストに、GOROがエントリー中。
どうか、GOROに清き1票をお願いします!

http://www.savingshibas.com/cover_contest.html
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ありがとう、赤鬼。

2009-11-06 00:51:17 | アメリカ生活雑感
ううむ。昨日は松井にすっかりやられてしまった。
日本では松井一色だろうが、私は今年のワールド・シリーズ、フィリーズを応援していた。
昔からカネに物言わしてえらそうな球団が嫌い。
よって、巨人嫌い。ヤンキース大嫌い。
星陵→巨人→ヤンキース、とエリート路線をたどった松井に対してもさめている。
それに比べてイチローは真のサムライ。イチローを悪く言う人は、絶対に許せない。

フィリーズを応援していた理由のひとつが、チャーリー・マニエル監督。
そう、知る人ぞ知るあの「赤鬼」マニエルだ。
小さい頃からパ・リーグファンの私は、ファンクラブに入っていた阪急(ブレーブス)と同じく近鉄というベタな球団が大好きだった。
西本監督率いる、それこそ荒武者そろいの球団だった。
ガッツマン・平野、“草魂”・鈴木啓示、怪投・村田兆治、おっさん・小川、名手・吹石、快足・大石大二郎、ガラスの心臓・佐々木恭介・・・(ああ懐かしい。名前がすらすら出てくる)

その中に、切れると手がつけられない“赤鬼”4番・マニエルがいた。
怖いけれど親しみやすいキャラが、大阪の荒くれファンにも人気だった。
ヤクルトからトレードでやってきた最初のシーズン、ロッテとの試合で顔面にデッドボールを食らい、あごを粉々に砕かれた。
このシーズンは絶望と思いきや、マニエルはなんと特注のヘッドギアをつけて強行出場した。このときの絵面は、子供心に忘れようにも忘れられない。





そのマニエル監督と同時期に同じ近鉄で戦った同士が梨田捕手(現・日本ハム監督)だ。
キャッチャーにしておくのがもったいないほど甘いマスク。
柔和な性格に、さらに柔和なバッティング法。
一世を風靡した近鉄ブァッハローズのこのふたりが、日本とアメリカで頂点を目指して戦っているのかと思うとちょっと胸が熱くなったりした。

マニエルに優勝は届かなかったけれど、梨田には是非日本一を勝ち取ってほしい!
巨人なんかに負けるな!!

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ハロウィーンの長い夜。

2009-11-04 10:51:00 | アメリカ生活雑感
子どもたちの襲撃が終了したら、今度は大人の時間。
今晩は、Pちゃんが職場で仲良くしているふたりの仲間を晩御飯にご招待していた。
バークレーにいるころはあまり親しい友人もできず、すさんでいて誰かを家に連れてくることなどなかったPちゃんだけれど、
やっぱり狭いながらも自分の心地よい住まいをもったことと、何よりも今の職場では心を許せる友達がたくさんできたみたいで、
こうやって度々好きな人たちを晩御飯に招待してはうちに連れてくるようになった。
よかったよかった。(・・と、しみじみ息子を持つ母の心境)

★ ★



今日のお客様は、ケンとネイト。
ケン(日本人)はこの8月からテキサスの田舎にある大学に移って時々教鞭をとりながら研究を続けている。
ネイトは研究所の部屋がPちゃんのお向かいで、ときどき息抜きにおしゃべりする仲。大のオバマファン。
ふたりとも穏やかで楽しい人たち。

  

今日の献立は、日本食が恋しいというケンを意識して
おでん、特製鶏のからあげ、イカ飯、お好み焼きそば。
大失敗だったのがイカ飯。「レンジで簡単にできる」というのを先日テレビで見て
今回初めて作ってみたのだが、このイカが相当分厚くなんだか生っぽかった。
ケンの母は北海道出身で、ケンはイカ飯が大の好物だったというから恥ずかしい限り・・・
必ずリベンジするぞ!!!




 
11時をまわって、ワインも3本開きすっかり出来上がった人たち。
ず~っとソファーでおとなしく寝ていたGOROをみんなで襲撃。
GOROちゃん、ごめんよ。

午前1時過ぎ、狂乱の宴は終了。

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Halloweenいろいろ。

2009-11-04 06:03:25 | アメリカ生活雑感
先週末はハロウィーン。で、なんやかやとイベントの多い週末だった。

29日(金曜日)
Pちゃんの職場(研究所)のハロウィーンパーティー。
あいにく私たちは仮装の用意はしていかなかったけれど、今年はみんな気合が入っていて面白かった。11時過ぎまで飲んだり踊ったり。
Pちゃん飲みすぎのため、帰りは運転交代。ったく。


 
バンド演奏も入って、変な人たちで熱気むんむん

 
コスチュームコンテスト。手作りの「ルービックキューブくん」が私のお気に入り。
左でポーズをとっているのは「トム・クルーズ」だそうです。


アクセル・ローズも地味に飲んでいた。


こちらは「フィジシスト(物理学者)」に扮したスパニッシュ&イタリアンたち・・・(例外一人)


そして、Halloween当日



初めての「Trick or Treat」経験を前に緊張するPちゃん。



4時まえから子どもたちがどんどんどんどんとやってきて、Pちゃん大忙し。
サービス精神旺盛なPちゃんは、ひとりひとりに声をかけるので時間がかかる・・・




マリオブラザーズ(左)アルカポネの手下(右)


ラフなオバマ大統領もやってきた。

本日のナンバーワン!
    ↓↓↓


ちょ~かわいい!マイケル・ジャクソン。
「ムーンウオークやって!」とPちゃんがお願いすると、家の前でやってくれてその辺りの人たちからやんやの喝采。


犬になってやってきたお向かいのヘンリー坊や。
去年はまだ歩けなかったのに、今年は「Trick or Treat」とちゃんと言って驚いた。



キャロリンちのカイラ(右)とブロンディ(左)
今年は妙に肌寒いハロウィーンだったので、着ぐるみが正解。

ルールに従って、午後7時にはきっちりとおしまい。
こういうところはアメリカらしい。
全部で50~60人は来ただろうか。Pちゃん、お疲れ様。

このあとPちゃんの職場仲間ふたりを我が家のディナーにご招待。
というわけで、続く・・・
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