Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

めちゃくちゃ寒い

2006-12-22 09:07:30 | 旅行
11時間かけてフランクフルトへ、そして乗り換えて約2時間。ようやくビルバオへ到着。
ビルバオではPちゃんママの熱烈お出迎えを受け、そのままマリベールおばちゃんのおうちへ。
結婚式以来だから約1年ぶりの再会。知らない土地だけれどいわゆる“親戚”の人たちに会うとほっとするわ。

一応無事ついたというご報告まで。
はちゃめちゃスペイン滞在記はこのあと不定期に更新予定。乞うご期待。
~明日からマドリッド~
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スペインへ。

2006-12-19 17:19:38 | アメリカ生活雑感
クリスマス休暇を利用して、Pちゃんのビザ更新と里帰りを兼ねて今日からスペインに旅立つ。
向かうはスペインの北岸、ビルバオ。ここにはおばちゃん夫婦やいとこ、おばぁちゃんも暮らしている。ドイツから両親もやってきてちょっとした“サザエさん”状態になる予定。さて、一生懸命特訓したスペイン語がどこまで役に立つかな?
天候をチェックすると、なんとめちゃくちゃ寒いではないか!というわけで、急にエスキモー状態に変身です。

みなさま、メリオークリスマス&良いお年を。
(更新は暇を見てできれば・・)
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クリスマスパーティー

2006-12-19 07:40:52 | アメリカ生活雑感
Pちゃんのボスであり、LBL(バークレーナショナルラボ)の研究者でもあるリナ女史のお宅で毎年恒例のクリスマスパーティがあり、私たちも去年同様お招きにあずかった。去年は結婚式まであと10日というときに、バークレー入りしていた私もPちゃんと一緒にご招待いただいたのだった。あれからもう一年か・・なんだかあっという間。
去年はむせかえるようなフィジシストにまみれて、なすすべもなく飲んでばかりいたけれど、今年は話題が会う人たちもいて結構楽しかった。しかもよそのうちで食事をいただくことなんて滅多にないので、それも新鮮だった。

さぁ、来年はここにいるかな?


右はホストのLina女史。

Pちゃんと仲間たち(ヨハハネスくんとジョン)


「思い切りクールに」というリクエストにお応えして
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「6世代日本」

2006-12-19 07:10:27 | アメリカ生活雑感
先月日本に帰国したとき、東京の丸善でやっと自分の本を発見した。
当然棚ざし(それも1冊)だったので、いかにも平積みのようにしてこんな写真を撮って逃げた。




ところで、同じく今年10月に尊敬する大学のS先輩が「6世代日本」という本を出した。S先輩は現役の会社員であり作家ではない。6世代が同時に現役で存在する日本社会を緻密に分析してまず彼らのことをよく知ろう、それを知らずして自分の経験とカンだけでの指導では組織を間違った方向に導いてしまう、と会社のリーダーとして危機感を覚えたそうだ。この本はその実体験から書かれた本だけに説得力がある。

戦争で英米に敗れた81歳。
戦後の経済を支えた70歳。
ビートルズが青春だった59歳。
ローンと仕事に追われる46歳。
いつの間にか結婚していない33歳。
祖父母両親に甘やかされる18歳。

“世代を支配するものに未来が来る”というキャッチコピーのとおり、彼らの世代観を正しく理解しコントロールできる人間(社会)にこそ、本当の未来が訪れる。

実際、私もこの本を読み始めてはじめて今まで知らなかった親の世代や団塊の世代の体験した「時代」を客観的に理解できるようになった。本当に面白い。私が教師だったら、つまらない教科書よりもこれをバイブルとして使うこと間違いなし、だ。この本1冊で、歴史と政経の教科書になる。

この冬、家でごろごろ何か読んでみようかなという方に是非とも読んでいただきたい1冊です。

「6世代日本」織田俊夫著 /発行:パレード

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アメリカの子育て。

2006-12-17 16:32:06 | アメリカ生活雑感
長い間ご無沙汰していた古い友人、リョウコちゃんちに遊びに行った。(正式にはおしかけた。)
彼女とは、2002年1月にアダルトスクールで知り合ってからの細く長~いお付き合い。アメリカ人のご主人と結婚して私よりも数年前に一人バークレーにやってきた彼女は、私同様アメリカのアホさかげんに辟易としつつ、それでもアメリカに根を下ろした以上、覚悟を決めていつも真剣にこれからの人生を考えていた。
彼女がサンフランシスコの大学の大学院に通いはじめてからはしばらく会うこともなかったけれど、アダルトスクールで1セメスタだけ再会したり、同じ語学スクールでクラスをとったりと、細々と親交を温めている仲。
2年前に長男のマーカスが産まれて母となった彼女は、その後根性で会計士の資格をとり、今ではサンフランシスコの監査事務所でバリバリと働いている。子育ても仕事もいつも全力投球、私よりずっと年下なのに、何倍も濃い人生を送っていて本当に頭が下がる。

今日は、今度書く記事の取材も兼ね、彼女のご近所に住む“ママ友”クミさんのお宅におじゃまして、アメリカでの子育て事情をいろいろ聞かせてもらった。クミさんもまた、3歳の長女とまだ10ヶ月の赤ちゃん(次女)をもつワーキングマザー。
託児所のこと、プレスクール(3~4歳児が通う)のこと、小学校への進学のしくみや教育格差問題などなど・・・出るわ出るわいろんな話。私にとっては聞く話全てが未知の世界。本当に勉強になった。
子供を通して親もたくましくなっていくんだなぁ。


夕飯時の忙しいときにお時間をとっていただいて、本当にありがとうございました!


マーカスはこんなに男らしくなりました。
わずか2年10ヶ月前に産まれたてのマーカスを抱いたのがきのうのことのよう。


ちょうどおうちではクリスマスツリーの飾りつけ中。
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猫夫婦。

2006-12-17 16:30:53 | cooking
昨日、東京フィッシュ・マーケットで見事な“鮭かま”を見つけてしまい、思わずお兄ちゃん「これちょうだい」と買ってしまった(英語ですけどね)。
当然ながら値段はタダ同然。他のスーパーでは当たり前のように捨てられているはず。
これを横で見ていたポールは唖然、呆然。ただでさえ魚があんまり好きじゃないのに、こんなもの買っていったいどうするんだという目で見ている。
「Do you have a cat in your house?」「Oh yes, I am!」
家に帰ってもう1匹の猫、Pちゃんに言うと「じゃ、ポールは普段何を食べるんだろう」。同感。

そして出来上がったのが“三平汁”。昆布だしに、たっぷり塩した鮭かま、大根、にんじん、しいたけを入れてお酒とお醤油で味付け。食べる直前にねぎをたっぷり。うんま~い。


こんな魚くっさいものもPちゃんは喜んで食べる。へんなガイジン・・。ひょっとしてこの人、くさや食べるかも。


調子に乗って初てんぷらもしてみた。レンコンとかぼちゃといんげん。
2日前の残り物の、大根とチキンの煮ものは味がしみておいしくなっていた。
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引越し後もろもろ

2006-12-16 06:23:57 | アメリカ生活雑感
新しいところに引っ越して良かったのは、これからは人をお招きできるということ。今までは狭くてとても招待どころではなかった。
というわけで、土曜日に引越しをしてから今日まで、延べ5人の来客があった。
一番手はいわずと知れたマサコ&ポール夫妻。ふたりは普段から何かと私たち(主には私)の遊び相手になってくれて、この日も車がない私を気遣ってお買い物に連れて行ってくれた。おかげで前からほしかったDish Drain(食器の水切りかご)をゲット。本当に助かる。

そして昨日は、少しだけご近所になったエミリアが車でちらっと様子を見に来てくれた。ついでに椅子が必要でしょうから、とわざわざガレージにあった古いドイツ製の椅子を持ってきてくれた。なんでもご主人・ハーブのお母さまから大昔にいただいた由緒正しいものらしい。
Pちゃんは椅子がないとやっていけないヨーロピアン。靴を履くにも、脱いだ服をかけるにもまず“椅子。”なのでこれはとても助かった。
今朝焼いたばかりという4種類のクッキーもいただく。
みなさま、本当にありがとうございました

ところで、新しいキッチンは大きくて収納が多くてとても使いやすい。おかげで料理の効率も良くなり創作意欲もむくむくと沸いてきた。
きのうは、またまたマサコさんに“東京フィッシュ・マーケット”に連れて行ってもらう機会があったので、ここぞとばかりにキラキラしたおいしそうないわしと、今しか出ないという新米を6キロ買いこんだ。ああ、これで当分は食っていける。

家に帰って、Pちゃんに「いわし大丈夫?」と聞いたら「何を言う!ボクが産まれた町(スペイン)は、サーディンの町とも呼ばれてんだよ!」と言って、いわしの歌を歌ってくれた(なんやそれ)。
で、作った久々のヒット作が「いわしのトマト煮」。いやぁ~うまかった。まじで。


オリーブ油でかるく揚げたいわしを、トマトと残り物のお野菜で10分ほど煮ただけ。
本当はここにオリーブを入れるともっとおいしいらしい。


我が家の常備米、“健康胚芽米”6.8Kgは18.5ドル(約2000円)





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Pちゃんまじギレ事件。

2006-12-13 05:48:57 | ダーリンはドイツ人
12/10 (Sun)

朝から大喧嘩。理由はほんのつまらないこと。
新しいアパートのドアには二つの鍵があるのだが、ひとつは機能していないから触らないでとオーナーに言われていたのに、Pちゃんが興味本位で触ってしまい、ふたりでさくっと外出しようとして外に出たとたんロックされてしまったのだ。
こうなったらオーナーに連絡して開けてもらうしかない。オーナーは隣町のオークランドに住んでいるので、すぐにはどうにもならないこと必至。ただでさえ忙しいのになんでダメって言われてることやるんだよ~まったくよ~!!と半ばむかつき半ば呆れて思わずPちゃんを責めてしまったのだ。
普段はくしゅんとなるPちゃんも、このときばかりは思わぬ反撃に出てきた。
「ふたつキーがあったらふたつとも触ってみて確かめるのが普通だろう?それを一つしか使うなって言うほうがおかしい。しかもこんなことになるんだったら、初めから両方のキーを渡すべきじゃないか。それをおかしいとおもわないときみはいふのか?彼ではなくボクを責めるのか!?シンジラレナ~イ!!」

一度怒り出したらラテンの血は止められない。
道を歩きながらもPちゃんの怒りはつのるばかり。結局「今一緒にご飯を食べる気になれません。今日は勝手にして」と道で捨てられてしまった。
いいも~んだ。私だって一人でいくらでもやることあるもん・・と、私はスタバで朝のコーヒーを飲み、そのあと前アパートに行って大掃除をすることにした。床をごしごし、お風呂をごしごし、キッチンをごしごし磨きながら、いつ頃鍵が開くかなぁ、と考えていた。
どっちにせよ、冷蔵庫の中にまだいろんなものを残していたのでこれらを持って帰らなきゃいけない。こういうときのShare Car。急いで近くのコピーセンターでインターネットを借りて車の空きをチェック。ついでにメールをチェックをするとPちゃんから「3時半にオーナーが鍵を開けてくれる。ボクは事務所で仕事中」というメールが入っていた。そこで、急いで3時15分から4時45までの1.5時間、車を借りることにして冷蔵庫のものを車に詰めこんで新しいアパートへ向かった。食物を無事に冷蔵庫に収め、残った時間を利用してお次は食料の買出しへ。
そうはいっても今日が新居での初ディナー。ここはひとつ、初「カタプラーナ」をやることにして、鯛、頭つきのエビ、野菜をバークレーボウルでしこたま買い込み、ついでにおいしい白ワインもゲット。

8時過ぎ、Pちゃんが帰ってきた。いろいろあったけど、今は無事にこうして新しい家でディナーを楽しめることに感謝しつつ、ふたりでゆっくりとワインを開け、初カタプラーナを堪能したのだった。


最後はおいしいものでしめくくり、っと。
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2006。最後の引越しプロジェクト

2006-12-13 05:21:56 | アメリカ生活雑感
12/9(Sat)

前夜の大雨でお天気が心配だったけれど、今日は雨もやんで絶好の引越し日和。
ほとんどパッキングを終えているとはいえ、過去の引越しの経験から今日はハードな一日になりそうと、夕べからふたりともちょっと憂鬱な気分だった。
こんな私たちに朗報は、現アパートの大屋さん・ジェイソンが私たちの引越しのために引越しサービスをプレゼントしてくれるというのだ。Pちゃんがここに引越ししてきたのが2年半前。今では彼がこのアパートで一番の古株になってしまった。その間にはもう、ランドリールーム事件騒音事件など、筆舌に尽くしがたい数限りない被害をこうむってきたPちゃんへのせめてもの餞ということらしい。最後に気分よく送り出してくれるところなど、憎いほどの商売上手だ。

12時半。
引越し業者「EZ-Moving」(イージームービング)からふたりのノリのいいガイがやってきた。私たちの荷物をみて「な~んだ、カンタンさ」とこともなげに言う。今日は一日力仕事になると覚悟を決めていたPちゃんはちょっと拍子抜け。ふたりのガイが乗ってきたのは、なんと家族が丸ごと引越しできるような4トントラック!そのなかに、あっという間に私たちの荷物が積み込まれていく。


作業前


1時間後

1時半。ほぼ全ての荷積みが終了。は、早すぎるぜ!
Pちゃんと私がトラックの座席に乗り、お兄ちゃんのひとりを荷物室に押し込んで、車で5分ほどの新居に到着。


ルンルン移動中(Bancroft)


これからがまたまたあっという間。荷物が次々と新しい部屋に運び込まれる。

このあと、残してきたクローゼットのものをピックアップするのに4トントラックでもう一往復し、午後3時半に全ての引越しが終了。そのあまりのあっけなさにPちゃんは「Wow!Wow!この引越しはボクの人生で一番すばらしい!」と大興奮、大絶賛。あまりにあっけなくことが進んだので、なんだかふたりのガイとも名残惜しい。引っ越したばかりなのに「また今度も頼むね!」と一緒に記念撮影。


とっても気持ちの良いガイ、オースチン(左)とダン。


こんなトラックできてくれたけど、使ったのは3分の1くらいのスペース。

引越しが終わってしばらくすると、いきなりの大雨。(間一髪、ラッキーだった。)
すっかりおなかがへっていた私たちは、引越しそばならぬ引越しラーメンを食べに行ことにした。向かったのはバークレーにある“菱和ラーメン”。


味はいまいちだけれど、背に腹は変えられない。

家に戻って再びふたりで黙々とものも言わずに荷物整理に没頭する。おかげで数時間後にはすっかりと片付いてしまった。今日は、最悪の場合寝る場所さえキープできればいいやと思っていたのにこれは予想外の展開。
しかも、この付近は本当に静か。雨の音しか聞こえない。まるで田舎の別荘にやってきたような気分だ。


引越し当日のリビングとキッチン。

ダンボールはあるものの、ほとんどセッティング完了。

このムービングはきっと、今まで我慢してきた私たちへのクリスマスプレゼントだね。
ありがとう!

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引越前夜。

2006-12-09 14:37:51 | アメリカ生活雑感
いよいよ明日は引越し。
思えば先週の同じ日に今の物件を初めて見に行ったのだった。よもやこんなに即効で決めて引っ越すことになろうとは夢にも思わなかった。
これも、週末はどうしても新しいところで静かに眠りたいというPちゃんのたっての希望から。
家はダンボールだらけだが、もともとふたりとも極力荷物は少なめにしていたので、これしきの引越しは楽勝!

今日は一足先にケーブル会社が接続に来てくれるというので、新居でお掃除しながら待つことにした。夕方2時間ほどお掃除をしながら、ああここで新しい生活が始まるんだなぁ、とちょっとウキウキした。

それではご要望にお応えして、ちらっと中をごらんいただきます。


これがキッチン。
上の棚は前の住人がお洒落なものに付け替えたらしい。
広いし冷蔵庫も大きいし(アメリカでは冷蔵庫は物件についているのが普通)、作業しやすそう。



な~んにもないけど、living(左)とbedroom。
初めてのカーペット。床でごろごろできるので個人的にはフローリングより好き。

さぁ、これが明日からどうなるかはまたのお楽しみ!!
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