Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

おかげさまで、10周年。

2015-12-31 01:05:49 | アメリカ生活雑感
なんと、12月29日で結婚10周年を迎えました。
あっという間で、実感わかず。
バークレーで新生活が始まって、2007年にシカゴへ。今ではすっかりふたりともシカゴの人。
Pちゃんが大好きな研究者としての仕事を失っていまだにどん底状態ではあるけれど、健康でいられることだけが救い。
どんなにお金持ちになったとしても、どこか体を悪くしたらおしまいだもん。

2015年、私は一生懸命仕事したし、旅にも行ったし、新しいことへもいろいろ挑戦できた。
仕事を通じて新しい出会いもあったし、将来につながる人脈もできた。
Pちゃんは、MeetUpなどでどんどん外に出て人に会うようになったし、それがきっかけで少しずつではあるけれど明るさを取り戻しつつある。

お互いにとって、明るい陽射しが見えた年だった。
そんなこんなで、今日は嫌なことすべてを忘れて10周年をお祝いしに夕方からシカゴへ。

まるで観光客のように、ハンコックタワー95階の「シグナチャー・ルーム」でディナー。
他にもいいレストランは一杯あるけれど、ちょっとおのぼりさん気分で今日はシカゴを上空から見下ろしてみたかったのだ。


昨日の「冬の嵐」もおさまって、今日のシカゴは空気が澄み渡ってきれいだった。

 


お次に向かったのは、老舗のジャズクラブ「Jazz Showcase」。
私一人ではしょっちゅう足を運んでいるのだけれど、二人で来るのは本当に久しぶり。
私の大好きなトランペッター、Roy Hargroveのバンドが、恒例の年末年始ライブをやっているので、どうしても一緒に来たかった。

入り口で長い列に並んでいると、友人でこのクラブのオーナーの(息子さんの)奥さんがたまたま通りがかった。
偶然にも今日は彼女の誕生日。おめでとうと声をかけると、彼女は私たちを中に招待してくれた。
ラッキー 



大好きなRoyを久しぶりに聴く。超素晴らしかった。

   
ここでも観光客みたいにうれしそうに写真撮りまくり・・・


元々超人見知りでファンと話すことも写真に納まるのも嫌うRoyに無理に頼んで一緒に記念撮影。ごめんねー。
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こんな記事を書きました。

2015-12-29 00:52:18 | アメリカ生活雑感


「タツ青木」と聞いて思い浮かぶ像は、人によって全く違う。映像作家、ジャズベーシスト、大学の先生、三味線のお師匠さん、太鼓道場長、アジアン・アートNPO代表、シカゴ・アジアン・アメリカン・ジャズフェスティバルの発起人、ディレクター、演出家・・・と実に幅広い。が、どんなに多くの顔を持とうとも、「タツ青木の根っこ」はひとつ。その根っこを確かめたい一心で、アジアン・ジャズ・フェスティバル公演や年末恒例の「太鼓レガシー」のリハーサルなど、超多忙を極めるタツさんを、年末のとある日に稽古場に訪ねた。・・・


「ボクの中にある、ゆずれない美徳感: Unnegotiable Aesthetic In Me」
~タツ青木氏(ベーシスト・アーティスト)インタビュー

http://usshimbun.com/interview/interview-Tatsu%20Aoki.html
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2015 おうちクリスマス

2015-12-28 17:31:55 | アメリカ生活雑感
12月24日。
春のような陽気ただよう、クリスマスイブ。
今日はいつもどおりのんびり、ゆったり、いえでまったり。

まずは、GOROのクリスマスから。




大好きなグリーニーをもらって、うれしくってハイッタチ


はしゃいだら疲れてうとうと。

<Dinner編>
今年のクリスマスのテーマは、「シーフード」と「スペイン」。

 
おいしそうなイベリコ豚が手に入ったので、オリーブとチーズと一緒にオードブル。


メインは、シーフードパエリヤ。


クリスマスリース風、ポテトサラダ。


ホットワインも忘れずに。


<番外編>
GOROへのプレゼント第2弾は、「Paw Print Ornament」(足型オーナメント)

 粘土を伸ばして

 足型をスタンプ。約4日間乾かして・・・

 できあがり。

 

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メリークリスマス From Chicago

2015-12-25 19:58:45 | アメリカ生活雑感
今年も去年と同じく暖冬の雪のない12月。
なんだか雰囲気の出ないまま、ホワイトクリスマスではないクリスマスを迎えた。
なまぬるいクリスマスというのもいまいちだけど、ゆっくりGOROと散歩が楽しめるので体にもよくてうれしい。
せめて雰囲気だけでもクリスマス気分をどうぞ。。。





















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2015 シカゴクリスマスツアー

2015-12-22 19:45:11 | アメリカ生活雑感
今年もあと1か月弱。
2015年、いろいろお世話になったお友達に感謝の気持ちを込めて、今年も「シカゴ・クリスマスツアー」を企画した。

シカゴはクリスマスが全米で一番早くやってくる街。
11月半ばから街はクリスマス一色になる。
そんなシカゴの知られざるクリスマスシーンを堪能しようというツアー。


12月11日金曜日。参加者4名
気持ち悪いくらい暖かな日。ぶらぶらするにはもってこいのお天気になった。


スタートはマグニフィセントマイルにある老舗の「ドレイクホテル」
ここのクリスマス・デコレーションは、つとに有名。
この日もアフタヌーンティーを楽しむ奥様方で大賑わいだった。



ミシガン通りをちょっと下って、10月にOpenしたユニクロへ遊びついでに立ち寄ったあと、
ドイツのクリスマス、クリストキンドルマーケットへ。




今年はちゃんとマグカップをゲット。
去年はまさかの品切れだった。


そして去年目の前を素通りされた苦い経験のある、「サンタ電車」。
今年は綿密な計画の元、時刻表とにらめっこしながらクラーク駅でサンタ電車到着を待つ。




無事に乗車!サンタと記念撮影。


中はこんな感じ。

やっと乗れてほっとしたー。



Macy'sのクリスマス・ウィンドウを見つつ、ミレニアムパークへあるき・・・


今年からここに移動した巨大クリスマスツリー前で


ビーンの前で毎金曜日に行われているクリスマス聖歌隊の歌を聞く。
暖かい日だったこともあって、ものすごい数の人たちが集まっていた。
寒いのも嫌だけど、なんだかこの時期に雪がないのはちょっと寂しい。


ついでにサンタさんとも記念撮影。サンタも大忙し?


ここから見るシカゴの街はまばゆいばかりに美しい。


約半日のプログラムをすべて無事終了し、今晩の食事はシカゴの「牛角」へ。
去年は予約なしだったので入れず苦い思いをしたのでリベンジ。もちろん予約あり!







みなさん、今年も素敵なおうちにご招待してくれて本当にありがとう!
2016年も郊外に住む者同士、どうぞよろしくね。

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シカゴが騒然となった、サンクスギビング。

2015-12-02 18:30:10 | アメリカ生活雑感

どうしてこんなことがそう頻繁に起こるのだろう。もう書くのも嫌になっていた。
でもこれが「日常」になってしまうことのほうがもっと恐ろしいので、書いておかなければならない。

シカゴは今、騒然としている。
エマニュエル市長のクビがかかるほどの、大スキャンダルが世間を大きく揺るがしている。

昨年10月20日、シカゴ南部で17歳の黒人少年ラクアン・マクドナルド(Laquan McDonald)が通報で駆け付けた白人警官に撃たれて死亡した。
アメリカでは、警官の制服に小型カメラが取り付けられ職務中の一部始終録画しなければならない決まりになっているのだが、この事件後、遺族側からの申し立てを受けて裁判所はこのビデオの提出を要求していた。
そして事件から1年以上も経った今、この時の映像が初めて公開された。
そこに写っていたのは、ナイフを持ってふらふらと道を歩いていたマクドナルドに、4人の警官が取り囲み、その中のひとりジェイソン・バンダイク(37)が無抵抗のマクドナルドに銃弾を浴びせている様子だった。
マクドナルドははじめの数発ですでに重傷を負い、地面に伏していた。そこにとどめを刺すかのように、その後10発以上の銃弾を浴びせて死なせた様子はまるで「殺しのリンチ」のようだった。

その映像が11月24日に公開されるや、市民の間で怒りが爆発してシカゴは騒然となった。
「自己防衛による職権の適用」という理屈は通用せず、バンダイクは殺人罪で起訴された。
しかし、昨今アメリカで続いている(実はもっと前から日常的に起こっていたのだろうが、ビデオが公開されるようになってやっとそれが明らかになった)この「白人警官による無抵抗黒人への差別的発砲事件」への抗議は日増しに膨れ上がっていった。
時まさにサンクスギビングのホリデーが始まろうという、一年で一番平穏で浮かれた時期。

サンクスギビング前日の25日には、ミシガン通りで大きなデモが発生。
翌26日は、ミシガン通りのショッピング街、マグニフィセントマイルで大きなデモ行進が行われ、デモ隊がセールで賑わう「ブラックフライデー」を目当ての買い物客をショップ前で締め出した。
大きな売り上げを見越していたショップ側もこれにはどうすることもできず、Apple Shopは混乱・暴動を恐れて商品を店頭から全て引き上げた。
結局、この「サンクスギビング・デモ」により、今年のブラックフライデーの売り上げは15%減となった。


(C) AP

事件の余波は続いている。
昨日はついに、シカゴ警察の責任者であるGarry McCarthy警視がこの「責任」をとって退任した。
市民からは警察の「隠ぺい」体質に対する責任を求めて、シカゴ市長のエマニュエルに対して退任を要求する声も高まっている。
この事件で起訴された警官ジェイソン・バンダイクには、過去にも市民から明らかな「職権乱用」に対する抗議が18件も寄せられていたが、警察はこれに適切な処分をくださず、彼を職務につかせ続けていた。

また、今回の“殺人”でシカゴ警察が遺族に支払う賠償金は5ミリオンドル(約6億円)。このお金はどこから出ているのかというと、我々市民からの血税だ。
警官が無実の市民を撃ち殺し、その賠償金を市民が払うとは、どう考えてもおかしいじゃないか。

さらに理解に苦しむのが、その大金を受けとって“口止め”をされていた家族だ。
うがった見方をすれば、極貧の黒人家族に急に6億円の金が入ったのだから大人しく言いなりになっていたという事か?
自分の息子が射殺されて、黙って6億もらってだんまりをしていた母親に対しても非難の声が起こり始めている。
最近明らかになったところでは、マクドナルド少年は、母親から見放され養子家族の家を転々としていたという。
何のために生まれてきたのだろうと思うと、胸が張り裂ける思いだ。


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