Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

ものすごいお祝い

2006-02-28 12:04:14 | ニッポン生活編



コレは何でしょう?


これは、手ぬぐい。仲間うち(剣道部)では「面下(めんした)」「面タオル」とも呼ばれています。
夕べ、大学時代の剣道部同期仲間がお祝い&送別会をしてくれ、そのときにお祝いとしていただいたのがこれ。

「100枚作っといたから、アメリカでご近所さんに配れや」「アメリカの剣道仲間にもご挨拶代わりにあげれば」
といって渡された。
いやぁ、びっくり。そして大爆笑。
何でも同期生一同で結婚祝いを何にするかを話し合った結果、一発でこの案が決まったそうだ。しかも、わざわざ発注して作ってくれたという。
大阪の同期のひとりがデザイン案をいくつか考えてくれて、そのメールが白昼みんなの間を飛び交っていたそうだ。(仕事せーよ!)そして全員一致で決まったのがこのデザイン。

「夫婦舟」(めおとぶね)
そしてその下には「出会いのあいは愛である」。実はコレ、同じく同期のIくんの学生時代からの“座右の銘”で、卒業後もそのありがたい教えにみなが深く感銘を受けていたので、そのお言葉を頂戴したという次第。

いやぁ~~~~!これはびっくりしたけどめちゃうれしい。
みんな、ありがとう。



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「たのもう、アメリカ!」

2006-02-27 17:04:31 | 「たのもう、アメリカ。」

2年越しのプロジェクトである、自著・エッセイ出版がようやく終盤を迎えた。
この本のタイトルは「たのもう、アメリカ」。
ひょんなきっかけからこの本の装丁デザインをお願いすることになったグラフィックデザイナーのS嬢を、先日我が家うちに招いてミニ鍋パーティー&打ち上げをした。

実は、彼女に仕事をお願いしたときはお互い知らぬ者同士。しかも当時彼女は、仕事をいったん中断してフランス(パリ)に留学したばかり。なんとなく運命的な共通点を感じていた。仕事はすべて電話とメールでやりとりし、昨年、彼女が帰国したときにはじめて会っていきなり意気投合、朝まで飲み明かしたのだった。
彼女は私よりひとまわりも若いけれど、私たちに共通していたのは「これからの生きどころ」を探していたことだった。といえばなんかものすごく大げさだけれど、今までやってきたことをよく思い返してみたうえで、「これから何を自分の“得意技”としてやっていくか」というテーマは同じだった。
しかも彼女は、パリで知り合った外国人の彼との将来にもまじめに考えるところがあり(それで私にいろいろ聞きたかったのかもしれない)、これから戻るであろう外国での生活と、彼と一緒に始めようとしている仕事に対しても真剣だった。
目的がはっきりしているから、短い間の努力でフランス語もすでにマスターしていた。うかれずに、自分の足で立つことををちゃんとみつめている彼女をあらためて尊敬した。

「タバコもきっぱりやめたの。だからお酒もちょっと抑え気味。だって飲むと吸いたくなるから」
そう言いながらも酒豪ぶりは相変わらず。

翌朝、彼女が南麻布で買ってきてくれたケーキとシャンパンで、ふたりのこれからに祝杯をあげた。なんでもこの“雪山モンブラン”ケーキ、有名なのだそうだ。
彼女は3月初旬に、彼の待つアフリカのM国に単身わたる。今度会えるのは、私が彼女を訪ねたときかな。
とまれ、彼女の勇気に乾杯!


Pちゃんごめんね、名前入りのワイングラス使っちゃった。




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俺たちのフォーク!

2006-02-26 18:20:17 | ニッポン生活編

久しぶりに、リクルート時代のボスと会食。
「お祝いは何がい~い?」と事前に聞かれていたので、遠慮なくおねだりしたのがこれ。



「俺たちのフォーク!」・・・魂の歌 心の唄 愛の詩 しみる40曲!
「フォーク&ニューミュージック ヒット・ソングス」・・・1970年代から80年代初頭にかけて、時代を彩ったフォーク、ニューミュージックの名曲50選。

赤い風船、高田渡、遠藤賢治、はっぴいえんど、泉谷しげる、拓郎、こうせつ、かぐや姫、チューリップ、アリス、山崎ハコ、因幡晃、イルカ、千春、カルメン・マキ、加藤登紀子、風、かまやつひろし、ハイファイセット、石川セリ、陽水・・・

コレはもう、涙モノ!!
これさえあれば当分、日本の歌には困らない!
いやぁ、本当に欲しかったのでうれしい。こんなに皆さんから欲しかったものをいただいていいんだろうか・・・。

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荒川静香の平常心。

2006-02-26 13:11:47 | ニッポン生活編

いやぁ、見ごたえあったなぁ。
最後の最後に、金メダル。それも、あまり期待していなかっただけに「神様からの最後の贈り物」のようだった。
今回彼女を勝たせた要因は、いろいろいわれているけれど「自分にぶれがなかったこと」につきると思う。周りから踊らされず、自分の好きなように最後のオリンピックで燃え尽きようとしたその一点をめざしたこと。
でも、その“一点”こそが一番難しい。
演技前の彼女の「面構え」には、自分が決めた道に対する自信と責任がみなぎっていた。外野を寄せ付けない、ふてぶてしささえも感じられた。
コーエンやスルツカヤには、それが消えていた。SPのときにはあんなに目に力があったコーエンは、すっかり人が変わって見えた。

「That's life」― これが、人生。
スルツカヤは4年前のまさかの銀メダル、あの号泣からいろいろなことを乗り越え、自らをこのコトバで落ち着かせてきた。正直、勝たせてあげたかった。個人的には、静香ちゃんは2番でも万々歳だった。でもこれが勝負の世界。
勝ちたい人が敗れ、勝つと思っていなかった人がするりと栄冠を手にする。
勝負の神様は、本当にシビアだ。

「トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました! 日本の荒川静香、金メダル!」
と静かに叫んだNHKの刈谷アナも、とてもよかった。明け方のけだるい体に、おいしい水を与えてくれた、さぁ私もがんばろう。そんな感じだ。
思えば金メダルの実況を2年続けてできる、この人も相当オリンピックの神様に好かれているのかもしれないな。



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「単騎、千里を走る」

2006-02-25 18:58:36 | movie

今週の「映画の日」に選んだのは、チャン・イーモウ監督、健さん主演の話題作「単騎、千里を走る」。
家族、特に親子の深い情愛や絆を描かせるとこの人の右に出るものはいないチャン監督の作品は、個人的にも大好き。特に若き日のチャン・ツィーが可憐な「初恋の来た道」は、今でも私のfavoriteだ。
今回の映画もしかり。健さん(父)が疎遠になっていた息子の死期を前に、彼の足跡を確かめるために中国に旅立つ・・という物語。そこで出会った仮面踊舞踏師と、今は刑務所にいる彼が会いたくても会えない息子との関係に自分たち親子を重ね合わせていく。
やはり、健さんはどこへ行っても健さんだ。ストーリー自体はかなり強引、というか無茶な展開だったが、“多くを語らずとも”わかり合える人の心のうちにある美しさと(このあたりはチャン監督のお得意の世界)が中国秘境の息を呑む美しさとあいまって、しっとりと心に残る映画だった。
あたかも、「この悠々たる自然は何者にも変えられない、そして人の情愛も変わらないのだ」といわんばかりだ。
ただ、映画にでてくる中国の人たちは、村人からツアーコンダクターや刑務所の看守にいたるまで皆“文句なく”親切で、たった一人の旅人のために何でも協力してくれるあたりはちょっとまゆつばだ。また、少し前にこの映画の撮影ドキュメンタリー特番をテレビで見てしまい、そちらのほうが感動的だったので少々感動が薄れてしまったのも悔やまれる。
ともあれ、チャン監督の描きたかった世界は十分に理解することができたし、やはり最後の場面では涙また涙・・・になってしまった。
そう、人間って単純なもの。そしてひとりでは生きていけないものだと、しみじみ実感。



http://www.tanki-senri.com/
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女子フィギュアが面白い!

2006-02-22 21:36:58 | ニッポン生活編
「また見たいといわれる演技をしたい」
荒川静香が競技前のインタビュー答えたこの言葉に、彼女自身が今、いかに安定した精神状態であるかを感じた。
選手が「自分自身楽しんでやります」というときは、たいがい「そうしたい」という願望であり自己暗示でしかないからだ。

今朝もまた、ほぼ完徹で朝を迎えた。
今回の女子フィギュアは見ていて本当に面白い。曲の選び方、振り付け・アレンジの仕方、アピールの仕方・・・すべてから目が離せない。
中でも一番気になるのは「衣装」だった。
ひと昔前の日本人選手は、ビジュアル的にも体型的にも美しいとは言えず、欧米の選手に比べてずいぶん損をしていると感じたものだけど、今ではみなスラリとしている。衣装のデザインや着こなしも、ずいぶんとステキになった。
が、しかし。
今回の安藤の衣装はお世辞にも「ステキ」とはいえなかった。彼女のはつらつとした個性が隠れてしまっていたし、同じ「黒」でもスルツカヤのような強烈に体の線をアピールする挑発的な「黒」ではなく、氷上に重く沈んだ。
世界的コスチュームデザイナーのワダエミ氏に三顧の礼をつくし、製作したものだという。でもこの判断はおおきくハズれたように思う。
ワダ氏サイドも、彼女のこともスケートのこともあまりに知らないからという理由でいったんは断ったそうだが、安藤側がごり押しをしたのだった。
でも、やはりわずか1ヶ月で使い心地を十分に試す機会もなく作った衣装はやはり、「アカデミー・デザイナー作」というだけの自己満足になってしまった。残念だ。
まるで、チャングムが「肉を煮込む時間を短縮したかわりに牛乳で味をごまかして逃げた」ようなものだ。(“チャングムの誓い”より)
また、コスチューム胸元の変な緑の三角はなんと「戦場のメリークリスマス」にちなんだクリスマスツリーのイメージらしいが、そんなん誰も知らんがな!
私は「餅は餅屋」ということばが好きだ。今回は、“餅屋”と入念な作業を重ねてきた人たちの勝利だといえるだろう。

さて、個人的に一番好きだった(SPの)衣装は、サーシャ・コーエン(米)のもの。
鮮やかなブルーのアシンメトリーのスリーブデザインと、腰に巻いた花柄のスパニッシュショール、そのなかから絶妙の割合でのぞくサーモンオレンジ。そしてそれら全てにマッチしたカンペキなメイク。本当に妖精のようだった。
また、これは蛇足だけれど、前回ソルトレーク五輪で“タナボタ”優勝したサラ・ヒューズ(米)が妹の応援に来ていたが、その「太ったおばはん化」ぶりには驚いた。4年前はあんなにかわいかったのに・・・。

あさっても、眠れない。今晩はゆっくり寝よ。







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拾う神あり!

2006-02-21 18:52:04 | ニッポン生活編

先週無くした“清水の舞台飛び降り財布”が戻ってきた。
今朝、近くの警察から「拾得物通知」というのがきていて、おもわず狂喜乱舞。
この週末は、郵便局の通帳という最後の手段以外はまったく現金を下ろすてだてがなかったので本当にブルーだったが、祈ったかいがあった。
中身を確認してみるともう、生活観丸出しで恥ずかしい。マッサージのカード、整形外科の診察券、牛丼屋の株主優待券に数々の領収書・・・。これを拾った人はさぞあきれたにちがいない。不幸中の幸いだったのは、タクシーのお釣りを酔っ払った勢いでジャケットのポケットにねじこんだため、財布に残っていた現金は148円。コレじゃぁ何も買えませんわな。
以前は拾った人の住所や名前が知らされて、「何かお礼を」なんて言えたのだろうが、最近は個人情報保護法のせいか拾得者の名前は読めないようにカバーされていた。でもいったいどこで落としたかがどうしても気になっていたので、ちらっと拾得者の住所を見ておいて、帰り道で“ひとり現場検証”。
やっぱり、タクシーを降りた場所だった。
ともあれ、4日ぶりに無事に戻ったお財布を大切に洗ってあげて、ひたすら反省。

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おしゃべりイタリアンディナーin自由が丘

2006-02-20 21:06:57 | ニッポン生活編

古くからの歌(昔在籍していたクワイヤー)仲間たちが、新年会兼結婚お祝い会を企画してくれた。
今夜は自由が丘で、おしゃれにイタリアンディナー。
心のおける友だちと囲む美しい食卓と極上のワイン、次から次へと止め処もなく湧きあがるおしゃべりと笑い。
心の底からいやされるひとときだった。

みんなからお祝いにと、前から欲しかった「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(本)と、ステキなエプロン3種、そして黒檀製漆塗りの夫婦箸をいただいた。
一生大切にします。ありがとう!!




番組も大好きだけれど、この本もず~っと前から欲しかった。
この中のメニューを制覇するのが目標!
待っててね、ちゃん!!


とっても持ちやすくて軽い、黒檀の夫婦箸。
この違いは外人にはわからんやろうけど、いいモノを使うのも“食育”。
これで末永くおいしい食事をいただきます。


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少しずつ、春。

2006-02-19 13:23:23 | ニッポン生活編

仕事が終わったら、今度は家財道具を売りさばく準備に取り掛かる。
都内に住むガイジン情報サイトに「売りたし」広告を載せたところ、問い合わせがちらほら。「中古品をうまく買って少しでも節約した生活を送ろう」という意識は、日本人よりもむしろ、東京という物価の高い都市に住む外国人のほうが優れているような気がする。
これらが売れたら、あと身の回りのものはゆうパックで徳島に送っておしまい、だ。
もともと何も持ってこなかったのでそうタイヘンじゃない。

きのう、四段の合格報告とお礼にと久々に道場に顔を出したら、先生が開口一番、
「まだいたんですか!早く行きなさい。夫婦は離れてちゃダメだ!」。
とてもあたたかいお言葉だった。

Pちゃんは今日から2週間、仕事でシカゴに旅立ってしまった。その間に私も準備を整えるとしよう。
春っていいな。新しい何かが始まるって気がする。


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サイアク。

2006-02-18 22:32:06 | ニッポン生活編

さむ~い、土曜日。
もっと寒いのは、おとといの夜サイフを落としてしまったこと。ショックで立ち直れない。
タクシーでお金を払ってあとは家に入っただけだから、まちがいなくタクシーに忘れてきたのだが、タクシー会社に電話をしてみても届いてないという。
翌日の朝、出かけようとしたら財布がないことに気づいて大慌て。仕事に遅れるのはやばいが、一刻も早くカード類を止めないと!ああ、もう面倒くさい!
ひととおり手は打ったものの、今もガックリで体に力が入らない。
現金はいつもそんなに入っていないからまぁ、しぶしぶあきらめはつくけれど、去年「清水の舞台から飛び降りる思いで」買った“一生モノ”のフェラガモの革サイフや、一生懸命ためて喜んでいたスーパーや百貨店のポイントカードが頭に浮かんで悲しくなった。ポイントって結構楽しみなのよ。
免許証も保険証もまた再発行手続きをしなければならず、この無駄な時間がまずもったいない。
ダメだ。気が緩んどる。


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